カコイチ辛かった巻機山BC
- GPS
- 08:46
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,602m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全面雪は繋がっている。全行程シール登行、滑走できた 5合目から下は藪スキー、7合目直下も楽しくは滑れない濃い藪。 頂上から米子沢源頭までは最高のバーン |
写真
感想
新年明けましておめでとうございますの巻機山。
今日はそこまで天気良くない予報で天気悪ければ7合目まで、と思っていたが、予想が外れて7合目到着時点でニセ巻機がきれいに見えていた。
井戸の壁は枝藪を掴みながらシールクライミングで何とか登り、7合目手前の濃い藪を何とか超えてニセ巻機に取り付いたときには疲労困憊。昨年末倒れていた体力低下が響いているようだ。
それでも天気が良い中で下山するなどあり得ない、行くしか無いと登っていった。
8合目までの急斜面を無事こなしてからは順調にニセ巻機へ。途中ガスっていたのが晴れて背後を見たら見事な雲海。
カメラを構えようとすると、電池切れしている模様。どうやら完全に重りを担ぎ上げているようである。トレーニング、、
カメラは諦めてスマホで何枚か撮り、ニセ巻機到着。
1度シールオフして小屋前まで滑り込み。
巻機稜線への登りはところどころ雪庇が発達し始めているので、切れ間を狙って乗り上げた。
稜線に出ると途端に風が強くなり鞍部でシェルを着込んで山頂へ。
山頂ですぐに換装して滑走へ。
真ん中の尾根を滑って米子源頭まで。
風に叩かれる上部はガリガリだったが、途中からクリーミーパウで最高の斜面。
元テン場まで登り返してゆっくりお汁粉休憩。今年の冬はこれですね。
そこから最後の登りを頑張って、ニセ巻機から最後の滑走。風の当たる面は硬かったり雪が溜まっていたり滑りづらい。7合目からは何とか藪の切れ間を縫って滑る。藪が切れてから5合目下までは楽しく滑れたが、雪が重くスピードは出なかった。
以降はまたかなりの藪を何とかこなして登山口へ。
最後の高速道路で足が痛くなるほどで、物凄く疲れていることを感じた。
そうして15時ちょうどに、車に下山。
タイミング悪く、昼営業終了、三が日で営業店舗が少ないことですぐに食事にはありつけずコンビニで補給した。
新年最初の登山は大好きな巻機山へ。
辛い山行とはなったが、景色良く、上の滑りは楽しくこのタイミングで行けてよかった。
また行きましょう
一年ぶりの巻機山。新年を迎えたということで天気と雪質を見つついざ行かん。車は1台目だったが、先行パーティは複数あり。
前日までにゲレンデ滑走、スキー場からのハイクアップによるトレーニング、お宿の食事と宴会で状態は万全であった。
7合目までは雪が少なく藪が深い。基本は登山道に忠実にトレースがあり、それをたどるが雪がなくて急斜面を藪をつかみつつのぼっていった。ニセ巻機までの登りはアイシーだったためクトーがあってよかった。
ガスって視界がなくなると思いきや一気に雲頂高度が下がって雲海が出現しテンションは最高、山頂を目指していく。爆風の稜線に上がり山頂をとったら即滑走。
9合目より上は稜線を除けば、滑らかパウダーでシーズン1の気持ちの良い滑走。ニセ巻機へ登り返してからは修行のはじまり。固いバーンから藪が濃くなっていき標高が下がるにつれ雪は重くグサグサで、足の疲労も重なりコントロールできず。5合目付近からは登山道に沿って行くも狭さと凹凸で一苦労。桜坂駐車場に出て一安心するも最後の平坦路で膝が爆発するかと思うような疲労具合だった。
天候的には思いがけず良い条件になり、体調もマテリアルも充実してきた結果、山頂まで行くことができて絶景を堪能できたことがうれしい。積雪量が少ない時期に同じようにスキーで登ることは今後はしない決心をした。気持ちよく滑るならあと1メートルは最低でも必要か?
藪漕ぎ名人への道はまだまだ遠い。50年目の大先輩を見習って勉強していきます。
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