2024年初歩き 笠置シヅ子ゆかりの笠置山

2024年01月03日(水) [日帰り]

• GPS: 04:35
• 距離: 14.6km
• 登り: 588m
• 下り: 576m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:47
• 休憩: 0:59
• 合計: 4:46

距離 14.6km 登り 606m 下り 587m

10:31 笠置駅
10:38 10:45 史の道ハイキングコース分岐
11:11 笠置寺
11:16 11:55 笠置山
11:58 12:11 笠置寺
12:45 史の道ハイキングコース分岐
15:17 大河原駅
15:17 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

行き
JR西日本関西本線笠置駅で下車

帰り
関西本線大河原駅から乗車
両駅とも簡易委託駅
車内端末にて交通系ICカード使用可能

コース状況／危険箇所等

よく整備されています
大河原大橋〜高山ダム間の東海自然歩道は通行止め

その他周辺情報

大河原駅近くに農林産物直売所あり
※笠置駅近くのわかさぎ温泉笠置いこいの館は休止中

写真

1/3 10:27

笠置駅跨線橋から笠置山
この駅は桜の名所として有名です

1/3 10:31

関西本線笠置駅
切符の販売のみの簡易委託駅です
駅舎内にカフェがありましたが昨年末閉店しました

1/3 10:37

ここで右手に入り東海自然歩道から登りました
帰りは車道を下りました

1/3 10:40

ハカタシダ

1/3 10:47

庚申堂

1/3 10:56

シラカシの古木

1/3 22:44

笠置寺山門

1/3 11:14

行場は反時計回りに回るのが順路です

1/3 11:15

正月堂と笠置岩

1/3 11:18

弥勒磨崖仏
笠置寺の本尊です
たびたびの火災で原型を留めてません
正月堂内には最新の技術で復元した画像があります

1/3 11:22

千手窟
東大寺お水取りの発祥の地と言われています

1/3 11:23

伝虚空蔵磨崖仏
わかりにくいですが写真を拡大すると線刻の像が見えます

1/3 11:24

胎内くぐり

1/3 11:34

ゆるぎ石からの眺め

1/3 23:45

ゆるぎ石
国見尾根にもありますね
動かそうとしましたが動きませんでした

1/3 11:38

平等岩
ここを潜って修行するそうですがメタボには無理そうです

1/3 11:47

貝吹岩近くにあった国旗掲揚台跡

1/3 11:49

貝吹岩近くから笠置駅を俯瞰
私のスマホではこれが限界です

1/3 11:55

後醍醐天皇行在所跡
ここが山頂のようで柵の中に山名板が見えます

1/3 11:58

大師堂

1/3 11:59

ネコの「笠やん」の追悼碑
笠置町のキャラクターの化け猫の「笠やん」はこの「笠やん」をモチーフにしたものです

1/3 12:02

ツバキの花
花びらがバラバラに落ちるのがサザンカ
花ごとポロッと落ちるのがツバキです

1/3 12:08

私は拝観料を払って拝観しましたが、自然公園の歩道を通行するのに拝観料を払う必要は無いそうです
延暦寺内の東海自然歩道でも似たようなルールがありますね

1/3 23:55

東屋
ここで休憩しました

1/3 12:36

トイレ
ここから後醍醐天皇行宮跡に行けるようです

1/3 23:56

笠置は遊びカヌー発祥の地だそうです

1/3 12:59

この葉は瀧樹神社や三多気でも見ました
春には花が見られそうです

1/3 13:02

岩小屋に使えそうな大岩
この辺りはボルダリングエリアとしても知られています

1/3 13:04

関西本線の線路に沿って歩きます

1/3 13:08

木津川上流方面

1/3 13:08

木津川下流方面

1/3 13:12

関西本線のシェルターにスズメバチの巣
この時期はスズメバチの巣は空になっているはずですが

1/3 13:17

その筋では有名な笠置観光ホテル跡

1/3 13:24

関西電力布目川発電所

1/3 13:33

布目川の甌穴

1/3 13:48

笠置町循環バス飛鳥路バス停

1/3 13:52

飛鳥路踏切付近でキハ120に遭遇
右側（先頭）はお茶の京都ラッピング車両です

1/3 13:56

東海自然歩道案内板

1/3 13:57

木津川の沈下橋

1/3 14:03

関西本線木津川橋梁
1897年に完成し、その後何度か改修されています
土木学会選奨土木遺産に認定されています

1/3 14:07

関西電力相楽発電所
わずか3.3mの落差で発電しています
奥に船を通すための閘門が見えます

1/3 14:19

木津川辺り地蔵石仏
文亀2年（1502年）の銘があります

1/3 14:23

オオカサゴケ？

1/3 14:25

ここで舗装道路に出合います

1/3 14:36

十一面観音磨崖仏
天文3年（1534年）の銘があります

1/4 0:19

ここで高山ダムへの東海自然歩道サブルートと分岐します

1/3 14:49

ワム80000の廃車体の倉庫

1/3 14:52

天満神社・戀志谷神社

1/4 0:20

この先の東海自然歩道・府道南山城線は通行止めです

1/3 15:01

関西電力大河原発電所
日本建築学会の全国の建物約2000棟・土木学会の推奨土木遺産に認定されています

1/3 15:17

関西本線大河原駅
切符の販売のみの委託駅ですがこの日は正月で無人でした

撮影機器：

SO-53B Sony

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 笛 予備電池 筆記用具 保険証 携帯 時計

感想

ｍｙｕｎ４８

今年は新年早々大きな災害や事故が起こってしまいました。正月気分も一気に吹っ飛んでしまいました。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
しかし過度な自粛は被災地の復興にも悪影響を及ぼします。
能登は以前、猿山の雪割草（オオミスミソウ）を見に行ったことがあります。豊かな自然が残る良い所です。
地震が落ち着いたら行って支援してあげましょう。

今年初めての山は京都府の笠置山に行きました。
NHK朝ドラ「ブギウギ」のモデルになった笠置シヅ子は元の芸名は三笠静子でしたが、皇族に三笠宮家が誕生すると三笠という名は畏れ多いとして笠置シズ子（のちにシヅ子に改名）に改名しました。
同じ笠の字が付き、三笠山にも近い笠置山から取ったことは容易に想像出来ます。
因みにこのときに奈良の三笠山は同じ理由で若草山に改称されました。

朝ドラ効果で賑わってるかと思いきや、笠置寺では初詣シーズンにもかかわらず他の参拝者には一人も出会いませんでした。
大河原までの東海自然歩道でもハイカーらしき人はいませんでした。
木津川沿いの道は関西本線の側を歩く区間が多く鉄道ファン的には楽しめる道です。
線路から離れる区間でも木津川や布目川の景色が楽しめました。
笠置は磨崖仏で有名ですが、他の区間でも磨崖仏や石仏があちこちで見られました。

笠置山は一般的に谷文晁の「日本名山図会」の笠置山とされ、ヤマレコのリストでも日本名山図会に入っています。
しかし谷文晁の笠置山は「在播州」と書かれ、山容も違う感じです。
そのため播州の笠形山だという説も強く、ヤマレコでもこんな山行記録があります。


七種山、日本名山図会播州笠置山を笠形山と特定するために [山行記録] - ヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4990968.html