三嶽〜小金ヶ嶽【クリンソウの咲く山道】
- GPS
- 06:23
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,007m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標が整備され、道間違いの心配はほとんどない。小金ヶ岳から小金口までの迷いやすいところにもテープやリボンでしっかりと目印がつけられている。 大タワから登り、小金ヶ岳手前の鎖場も、岩場はしっかりしているので注意していればそれほど心配はいらない。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
GPS
携帯
時計
ハンカチ
カメラ
双眼鏡
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感想
昨秋、三岳〜小金ヶ岳を登った時にクリンソウの季節に再訪したいと思っていた。そして、okirazuさん、karioraさん、teizanさんのレコを見て、すでにクリンソウは満開と知り、今週末の山行を決めた。sasayuri41さんからも山行の誘いがあり、クリンソウを見に行きましょう、と同行となった。
火打岩集落に着き、登山口近くの駐車地があいていたので、車を留める。登山口からの急な登りを過ぎて、クリンソウ自生地への分岐にたどり着く。道標に従い、クリンソウ自生地に向かう。手前のクリンソウは花はまだこれからだったが、その奥のクリンソウはすでに満開で見事な美しさだった。自生地をぐるっと回り、三岳への尾根道に再び合流する。大嶽寺跡を過ぎれば間もなく尾根の道に着く。ここから三岳山頂は近い。
三岳山頂に着いた時には先行の2名の方と入れ違いで、他に誰もいなかったが、すぐに次々と登ってこられる方があり、すぐににぎやかな山頂になった。我々も、山頂にて昼食や展望を楽しむ。
大タワに向かう。sasayuri41さんによると、シカの害で下草がほとんどなくなり、貧相な林になっているそうだ。その中で、シカが食べない有毒性の植物が広がってきているそうだ。実は、アセビやクリンソウもシカが食べない植物のため、近年は広がりを見せているらしい。アセビやクリンソウの花は愛らしく私たちを和ませてくれるが、そんな”裏事情”もあると知ればちょっと複雑な思いになる。
大タワから小金ヶ岳に登っていく。急登。その後岩場を越えていく。鎖が随所につけられている。慎重に歩けば特に危険ではない。小金ヶ岳への岩場はちょっとスリリングで開けた展望が楽しめる絶好のスポットだ。
小金ヶ岳山頂からも、周囲の展望が開けていて楽しい。案内板を見ていると、晴れていれば日本海側まで見渡せるようだ。
福泉寺跡に下る。途中、”迷いやすい谷”があり、ヤマレコに地点登録されている。しかし、この周回コースを歩くハイカーが増えたからか、迷いやすいところはテープがかけられ、また目印も多く、間違いようがないくらいになっている。”迷いやすい谷”がかえってこれからこの山域に向かう人の気を迷わすのではないかと思う。
福泉寺跡からは谷筋にそって下る。何箇所か渡渉場面があるが、しっかりした石に足を置いていけば危なくはない。間もなく、料亭「いわや」のある小金口に下り着く。ここからはアスファルト道を歩いて駐車地に戻るが、道端の草花を見るのも楽しいものだ。大きめのイタドリを取って食べてみた。酸っぱい味が口に広がる。おいしい、とは思わないが、野性味が味わえる。
hojinさん こんばんわ。
三嶽のクリンソウ 早速行かれましたね。
谷一面に咲き誇っている姿は圧巻ですね。
この花は、単一で群落をつくるようで、昨年、umonさん情報により、宍粟市千種高原にある大きな自生地を見に行きました。
写真の19は、ムベのようですね。アケビの仲間です。
28は、まだ花が咲いていないのでわかりませんが、葉を見るとサワフタギかな?
今後ともよろしくお願いいたします。
teizanさん、こんばんは。そして、コメントありがとうございます。
千草高原にもクリンソウの大群落があるのですね。情報、ありがとうございます。是非、訪ねてみたいものです。
それにしても、最近クリンソウが各地で復活しているようですが、これに貢献しているのがシカ、というのがやはりちょっと引っかかります。一面のクリンソウもいいですが、多様な植物の中にクリンソウが混ざっているような景色のほうがいいようにも思います。
ムベ、サワフタギについても、ご教授ありがとうございます。
今後とも、おつきあいよろしくお願いします。
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