涸沢
- GPS
- 12:07
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 7:30
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:35
天候 | 5月8日(金):晴れ/曇り 5月9日(土):みぞれ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
クルマ:沢渡第三駐車場(550台/1日600円/7時過ぎに到着時駐車率は1割程度) タクシー(沢渡〜上高地):定額4200円 ●帰り バス(上高地〜沢渡):1250円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 上高地バスターミナルにあり。 【コース状況】 ●コース全般 ・アイゼン/ピッケルは使用しませんでした ●上高地バスターミナル〜横尾 新村橋からパノラマコース方面に向かってみましたが、 道も荒れていて雪ほとんど歩かれていない様子でした。 今回の目的はゆっくりすることだったため、無理をせずに引き返しました。 帰りは明神から河童橋まで右岸コースを歩きました。 このルートは梓川の支流や岳沢湿原などの近くを通るので新緑と澄んだ水が 相まってキレイな景観を楽しむことができました。 ●横尾〜涸沢 横尾からしばらく進むと残雪が目立ち始め、ゆっくり標高を上げるに連れて 雪が増えていきます。本谷橋はまだ雪の下でした。 本谷出合を過ぎると徐々に斜度を上げ始め、 Sガレを通過するとさらに勾配が急になり涸沢ヒュッテが見えてきます。 この日の涸沢のテント村は20張程度でとても静かでした。 【memo】 シュラフ:#0 マット:冬用 防寒具:象足はあった方が快適だった |
その他周辺情報 | 【温泉&食事】 ひらゆの森 |
写真
感想
GW前半に栂海新道から戻ってきてから丸二日間家でダラダラしていましたが、
このままGWが終わってしまいそう…。
こんな時は何もしないよりもカラダを動かした方がいい、ということで
特にピークを目的とせずにテン場でゆっくり過ごそうということになりました。
行き先は人が多いためこれまで何となく避けていたこの時季の涸沢。
山登りをする者の端くれとして雪の涸沢には一度は行っておかないといけないかなぁ〜
なんて思ってたので、いい機会かもしれません。
気が乗ったら北穂か奥穂にも登ろうと念のためその準備もして出発しました。
今年のGWは長期に渡って分散しているから、7日8日をお休みにしている人も多く、
上高地はさぞ混んでいるんだろうなと沢渡の駐車場に着いてみると駐車場はガラガラ。
バスターミナルも閑散としています。これはこれで好都合。
今回はテントでのんびりするだけだから、
明神に立ち寄ったり、パノラマコースの様子を伺ったり、
道草しながらゆっくりと涸沢に向かいました。
涸沢に到着するとテントは20張ほど。
予報よりもスッキリとは晴れず少し寒くて、
ヒュッテの展望テラスで生ビールをプハーという訳にはいきませんでしたが、
運び上げたお肉と穂高連峰の景色をつまみにビールを堪能しました。
翌日。
5時頃自然に目を覚ますとみぞれがテントを叩いている音が聞こえます。
「こりゃ予定通り下山だなぁ」と朝ごはんを食べてから少しまったりしていると
そのまま二度寝してしまい、次に起きたのは8時でした。
撤収が終わるころには雨も上がりましたが依然として連峰はガスガス。
なんの未練もなく下山することができました。
久しぶりにちゃんとした設備があるところでテント泊をしましたが、
水あり、トイレあり、ビールありと至れり尽くせり。
上は雪、下は新緑と気持ちのよい季節のハイキングを楽しむことができました。
ゴールデンウィーク前半戦の疲れで家にこもっていたのだけど、
(本当に一歩も外にでなかったかな…)
一向に元気がでない。
こういうときは、山歩きしたほうが元気になるかな、
と、肉をもって、ビールでも飲もう!とゆる〜い山歩きを決行。
肉はラムロースと、牛のミスジの2種類買い込み、
塩コショウしてジップロックにいれて、
その他の荷物もパパッと詰め込み、いざ出発〜。
一泊のテント泊の準備はなんてラクチン。
山は思い立ったら予約もせずに、いつでも行けちゃうのがいいな。
ところで、ゴールデンウィークは前半だけで終わりの人が多かったようで。
上高地も涸沢も想像以上にガラガラで驚きました。
それから、ここにはなんども来ているので考えたこともなかったけど、
「上高地から涸沢に向かうのって初めてだよね」とdanyamaに言われ、
そういえば、たしかにいつも降りるだけの道だった!と気づく。
毎回、上高地へは一目散に駆け下りて、がんがんと歩く感じで、
まわりの景色とかあんまり見てないことが多かったので、
今回は、初・涸沢への道ということで、
自分のペースで静かにゆっくりと歩くことにしました。
山頂を目指すわけでもないし、
この日ばっかりは「早く歩け」とも言われないし(笑)。
こうして歩いているうちに、どんどん元気になっていきました。
からだに溜まった老廃物やコリやこわばりが
文字通り、溶け出していくような感覚。
からだの動きもキレが良い感じ…(笑)
そんなこんなで涸沢到着。
テン場は選びたい放題で、北穂と涸沢小屋が正面・真上にそびえる
絶好のポジションにテントを張り、暮れゆく景色を眺めながら、
ビールを飲みます。
飲みながら肉を焼いて…あぁ、至福のとき。
だんだんと辺りが青く薄暗くなっていくと、
目の前の涸沢小屋のオレンジの灯りが幻想的で、
なんだか素敵な洋館のようにみえるから不思議。
実際に中はどうなっているのかな…???素敵なんだろうな。
と、ゆっくりと、ほんとうに開放感を味わいながら
時間を過ごしながら、ほどよく酔っ払う。
そして明日のことは気にせず、目覚ましもかけずに早々に就寝。
翌朝は自然と目が覚める。
あまりにまわりが静かなので、二度寝してしまいました。
この二日間、ほどよく歩いて、ほどよく食べて、
ほどよく飲んで、ほどよく眠って…
どこも無理のない、どこにも力の入っていない時間を過ごし、
すっかりリセット完了。
おかげでゴールデンウィーク明けの本日、
早朝からしっかりと社会復帰できました。
おしまい。
あのTSUGAMIからたった3日で、またまたすばらし山行
確かにあのビッグトレイルの後はクールダウンが必要ですね。
家でマッタリでは無く、クールダウンで涸沢を選ぶあたりはさすがです。
GWの涸沢?普通に考えるとちょっと敬遠したくなるところですが、GW後半は空いてるんですね
見慣れた上高地から涸沢の景色もDanyamaさんの腕にかかると、こうも新鮮に撮れるのか!改めて感心してしまいました。
また、次のレコも楽しみにしています。
追伸:hanaちゃんは長いお留守番大丈夫でしたか?
yamayaさん
上高地〜涸沢ゆっくり春を楽しんできました。
たまにはのんびりとした山行もいいものですね〜、
と言いたいところですが本谷橋を過ぎてから
涸沢まではなんだかんだでシンドかったです。
帰りも明神を過ぎたあたりからどんどん背中の荷物が重くなってきました。
「何でこんなに空いているだろう?」と話してたのですが、
どうもGWというのは一般的にはこどもの日までで
たまたま今年は振替休日と木金を繋げて休みにしてしまう人(僕たちもそうですが)が
少しいるだけで大多数は6日までだったようです。
※hanaは第二の故郷で10日間の合宿を行ってましたが、とにかくよく食べたそうです。
合宿から帰ってからは寝てばかりいます。
コメントいただきありがとうございます!
今度はのんびり涸沢ですか。いいなぁ。
この週末は北アルプス遠征と思っていたのに風邪を引いて
家に閉じ籠もっていただけに羨ましいです
それにしても、もう新緑とニリンソウって早すぎですね。
早く行かないと春が終わってしまいそう・・・
usatakoさん
こんばんは。
なんと!風邪引いてなければ
またまたお会いできるチャンスだったかもしれませんね。
今年の雪は、スタートは遅かったですがいったん積もり始めると記録的な豪雪となり、
今度はいっきに溶けてしまったという短期集中型でした。
usatakoさんの新緑と雪の写真が見たいので、
早く風邪を治してください!
コメントいただきありがとうございます。
#38と#39の写真いいですネ
この位置からの北尾根の写真はあまりないので、北尾根の下部を写し込んだ写真は新鮮で、懐かしく感じました。
かつて北尾根は五・六のコルから2回歩いていますが、いつか基部からと思いながら実現しませんでした。
天候は残念でしたが、きれいな写真を拝見しました。
hottenさん
こんばんは!
hottenさんの禁じ手の北アに行って参りました。
さらにこのあたりはhottenさんにとっては禁じ手中の禁じ手エリアなのでしょうか。
今回はゆっくりするのが目的でしたが、
根が貧乏性なのか奥又白池から五・六のコル付近をちょっと下見しようという
下心もあってパノラマルートに向かってしまいました。
hottenさんのバイタリティあふれる北岳の記録を拝見していると、
「いつか基部からと思いながら実現しませんでした」と
終わってしまったような発言はもったいないですよっ。
コメントいただきありがとうございます!
山での二度寝・・・この上ない贅沢でしたね
お肉2種類のうち、あまり期待してないラム肩ロースをあえてチョイスする感じがいいですねー(笑)
(結果、美味しかったからいいですが、ハズレだったらどうするのですか )
ヤマパンさん
こんばんは。
コメントいただきありがとうございます!
いつもあくせくした山行になりがちなので、
言われてみると確かに山で二度寝って最高に贅沢でした。
最近、下界では一度目が覚めてしまうと
もう一度眠ることがなかなか出来にくくなった気がしますし…。
歳とったせいかなぁ?
ラムロースはお店でとにかくおいしそうに見え、
「食べて〜」という顔して陳列されてたので思わず手を伸ばしてしまいました。
ハズレたときのためのバックアップ要員としてミスジが控えていたのであります(笑)
いつもながら素敵な写真集ですね〜
ロケに、被写体に、そのセンスの良さに
お二人のレコに、惚れ惚れしとりまっす
113
113さん
こんにちは〜
写真ありがとうございます!
113さんに褒めていただけてうれしいです。
レコ見ましたが、113さんの風景やお花の写真、
心がほんわかするような、とてもきれいな写真ばかり!
山ごはんも美味しそう
負けずに惚れ惚れ〜しちゃいました〜っ
最近ともだちが九州に転勤になったので、
九州の にも興味津々です!
遊びに行きがてら、山に登れたら・・と思っているので、
これからも113さんのレコ楽しみにしています!
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