葉田竜王山、筆影山(須波駅〜和田口〜三原駅)【広島県、三原市】
- GPS
- 02:57
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 581m
- 下り
- 578m
コースタイム
- 山行
- 2:25
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 2:55
須波駅 834 ― 地福寺参道入口 840 ― 地福寺 842 ― 林道 859 ― 石垣 918 ― 山頂駐車場 926 ― 葉田竜王山山頂広場 930/936 ― 山頂駐車場 940 ― 車道分岐点 946 ― 短絡路(上) 950 ― 車道横断 954 ― 和田口分岐点 956 ― トイレのある車道合流点 958 ― 尾根道分岐点 1000 ― 車道に合流 1006 ― 筆影山山頂駐車場 1007 ― 筆影山山頂 1011/1022 ― 山頂下の展望台 1024/1026 ― 筆影山山頂駐車場 1029 ― トイレのある車道合流点1035 ― 和田口分岐点 1039 ― 鉄塔下 1047 ― 和田口登山口 1052 ― 和田踏切 1102 ― 沼田川橋 1106 ― 三原駅1132
●行動時間
02:58
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(広島の家〜広島駅、広島=三原、三原=須波) 須波駅―葉田竜王山―筆影山―和田口―三原駅 (三原=西条、昼食、西条=広島、広島駅〜広島の家) ●登山口へのアクセス ○須波駅、地福寺登山口 ・JR呉線で三原から一駅。昼間帯は1時間に1本ないこともある。三原から190円 ・駅前から線路際の道を南に向かい、すぐに線路下をくぐって西の山側へ。再び線路際の細道から車道へ。ほどなく右に「地福寺参道」との石標に従い右折。そのまま道なりに進むと登山道になる ○和田口登山口 ・三原駅からバス便もそれなりあるようだが、歩いても30分弱の道のり ・駅前西寄りの道を海側へと進み、沼田川にぶつかったら右手の橋へ。橋を渡ってさらに道なりに進み、道が左手へと折れた先で小路へ右折。抜けた先を右折すると、呉線を渡る踏切が現れる。それも直進し道が登り始めるあたりに登山口への案内標示がある。さらに進むと登山道が分かれていく (いずれの記述も2024.1現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○須波駅〜地福寺 ・舗装路歩きだが、駅前から出て線路下をくぐる辺りは人道程度の細い道 ○地福寺〜竜王山駐車場 ・手入れもされた山道を登る。ジグザグに登り続ける。途中で車道を横断するが、下からだと一旦車道を左手に進むとすぐにまた山道が分かれていく ○竜王山駐車場〜竜王山 ・舗装路で登る道と途中から分かれる階段道とがある。階段道は直進できるが、車道からは瀬戸内海側の展望がある ○竜王山駐車場〜筆影山 ・短絡路のある部分以外は舗装路を行く。短絡路の入口出口には三原山の会が設置した標示がある ○筆影山山頂付近 ・筆影山山頂部は、トイレ付近から尾根を伝う山道と車道とがある。また山頂展望台と別に展望台もあり、周回できるようになっている。展望台は多島美の絶景スポット ○筆影山〜和田口 ・山頂下のトイレ手前から山道を5分ほど登り返した和田口分岐点から山道を下る ・中でも一番整えられていない道だが、テープ誘導があるので迷いはない ○和田口〜三原駅 ・クルマも走る街中の舗装路を行く (いずれの記述も2024.1現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○コンビニエンスストア ・須波駅付近は、駅の南方にあるがコースからは遠い。和田口付近にもない。三原駅までの途中三原駅寄りにはある ○飲食店 ・須波付近、三原駅付近にはそれなりに店はあるようだ ●日帰り温泉 ・日帰り入浴施設は、以前はあったはずだが、現在は三原駅付近には見当たらない (いずれの記述も2024.01現在) |
写真
感想
年のはじめはどこに行くか。毎度恒例ならば初詣を兼ねて行けるところを選ぶのだが、最有力候補となる宮島は最近行ったばかりだ。違う趣向はないかと考え、干支にちなんだ竜王山に行くことにした。漢字は違うが竜は龍に通じるからいいだろう。
三原までは新幹線を利用し、呉線に乗って須波駅へ。呉線もこの辺りは海際を走り風光明媚だ。
ほかには乗降のない須波駅で一人降り、電車を見送る。駅の背後は山に囲まれている。左手に葉田竜王山、右手には筆影山が聳えている。
細道を伝い地福寺へ。あまり特色のないお寺でお詣りして山道へ。すぐに現れる堰堤下からはようやく山道となる。
ジグザグに道が切ってあり、それなりの急坂が続く。緩むと林道に合流、またそれを離れると同様の坂道が続く。
やがて山頂下の駐車場前に顔を出す。ここまでクルマで来た風情の方々が散見される。せっせと登って来たところにクルマであっさりと来ることができるのも味消しなのだが、それだけ展望の期待できる山ということかもしれない。
山頂に向けての緩やかな車道を上がる。その途中すでに瀬戸内海側の展望が開く。小佐木島、佐木島、生口島などが折り重なる。通ると一際大きい因島大橋も小粒にすぎない。
山頂の展望台は残念ながら工事中。登ることができたら多島美を満喫できたのであろうが、残念なことだ。
山頂からは一旦駐車場まで降りてそこから車道を北西側へと進んでいく。山頂道の先には合流点があり、何軒かの住居も見られる。こんな山の上に暮らしているというのもちょっとした驚きだ。
筆影山に向けては緩く下りつつづける。車道が曲がりくねるいっぽう山道はまっすぐ進む。短絡路を交えて和田口分岐点へ。さらに進んで筆影山山頂部への入口であるトイレ前の分岐点に到着。
そこからは登り返しとなる。車道のそばには尾根を進む山道もあるようなので、そちらを登る。たまたま居合わせた運動中のおじさんは車道をまっすぐ上がっていく。どちらが早いのだろうか。
山頂駐車場の手前で再び車道と合流する。そして駐車場の先で山頂下の展望台へと直接向かう道と分岐し、山頂を目指す。登っていくと、山頂部はやたら喧噪が響いている。小学生くらいのスポーツ団体だろうか、およそ20、30人はいそうな元気集団が駆け回っている。
ここにも展望台があり、まさに多島美が目の前に広がる。先ほどよりも展望が広がっているが、一部には視界を遮る枯れ木もある。隣に座る二人のおじさまは仕事の話であろうか、エンジニアらしい単語がずっと飛び交う。
そのおじさまたちに続くように展望台を離れ、山頂下の展望台へと移る。おじさま方は直接下山されたようで、抜かしてきた割には現れなない。代わりに、トイレ前の分岐付近で見かけた運動中のおじさんがここにいらっしゃった。こちらも山頂で会わないと思っていたら、ここに直接来られていたようだ。山頂部まで車で上り、この辺りを往復していらっしゃるようだ。これはこれで羨ましい運動環境だ。
眺めは山頂展望台とは比べものにならないほどに開けている。遮るものなく多島美が広がる。静かな海上を何艘かの船が滑るように進む。いつまでも見ていたくなる眺めだ。
眺めに満足して下山。トイレ前まで下り、少々登り返した和田口分岐点から一気に下降する。登りよりも土埃を感じる道だ。こちらのほうが踏まれていないのかもしれない。
降りきると車道に出る。入口には「筆影山・竜王山登山口」との標示もある。
すでに標高も50mを下回り、三原市内のビルと高さの差もなくなっている。和田踏切を渡り、沼田川を越える。振り返ると筆影山が穏やかに立っている。
新年早々の山登りはお手軽なものだったが、その眺望は素晴らしく、高いところまで登った甲斐のあるものだった。
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