今年初の雪山はめっちゃ最高❤by高室山
- GPS
- 05:46
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 680m
- 下り
- 644m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
青春18切符で大阪駅→南彦根へ。 南彦根駅より愛のりタクシー 片道400円。 ※愛のりタクシーとは 路線バスが廃止された後 そのあとを引き継いだ予約型乗合タクシー 路線バスと同じように運行時刻やルートが設定され、予約があった場合のみ 運行する“小型バス”のようなもの 実際の料金とタクシー代400円の差額は補助金で補っている。 https://www.city.hikone.lg.jp/kakuka/toshi_seisaku/5/2_3/2997.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
やや急坂はあるが 危険なところはない。 高見山よりも距離が短いし歩きよい。 |
その他周辺情報 | お手洗いは登山口の十二相神社で。 |
写真
感想
年明けから雪が降らず
今回のこの”青春18切符で雪山”企画も「雪がなくて残念でした」とヤマレコに書いて終わりかなと思ってた。
けど前夜に寒波がくるとの事で、バリバリに凍ってるかも。
雪が無いのに凍ってるって最悪や〜とか思いながら、とりあえずチェーンスパイク、そして念の為10本の軽アイゼン、スキー用手袋も持っていった方が良いかなと、何だかんだとザックに押し込んでたら、ザックがパンパンに膨れ上がる。
やりすぎ?
でもバッキングし直すのもめんどくさいから「まぁいいか」と何時もの”いい加減”が出る私。
これが後で大正解になるとは思わなかった。
彦根へ向かう車内から見る景色も雪がないただの街。
眠たくなってうつらうつらとしていたら、周囲のざわめきで目が覚める。
途端に目に飛び込みのは真っ白な風景。
なんということでしょう。「トンネルを抜けると雪国でした」ってまさにこれ❗
大きな塊の雪がどんどん空から舞い降りてさらに積もってゆく。
おお!
なんてこった😆👍
嬉しい悲鳴を上げつつ、電車の中でレインを準備しながら、ザックの中の雪山装備を再確認。
アイゼンはOK。
スキー手袋は予備がないけど 他の手袋は薄いのや分厚いのと山ほど(笑)
雪山用のミッドシェルは持ってこなかったけど 気温は高そうだし風もなさそうなので なんとかなるだろう。
ホッカイロも十分にあるからね。問題なく歩けるはず。
手袋はとりあえず100均のを2枚重ねして、それが無理になってからスキー用に変える作戦にしたが、結局最後までこれやった。
タクシーの運転手さんの話では、昨晩までは「雪の”ゆ”の字もなかった」そう。
一晩でこんなに積もるんや。
その運転手さん 「雪で車が動かなくなったら押してくださいね。」と言わはる。
冗談やと受け取っていたが メインストリート?ぽいところから離れると
「車を押すのお願いしますね」と念押しされて まじか?と😥
でもなんとか登山口のある神社前までたどり着いてホッとするけど 今度はUターンするのにえらい難儀してはる。
これはホンマに押さなあかんかなと覚悟したけど さすがプロ。ちゃんとUターン成功です。
どうか無事に帰ってくださいね。と去り行く車に祈る🚕=꒱‧*。
十二相神社でお手洗いをかりてから登山口へ。
積もってはいるが凍ってないのが助かる。
雪も止み青空が顔を覗かせる。
思ったよりも暖かく 何より風がほとんどないのがありがたい。
最初の名もないピークを超えてから、リーダーからアイゼン装着の指示がでた。
ピーク超えの下りで高度はリセットされてるのに雪は増えてるから、チェーンスパイクではなく、10本の軽アイゼンとする。
この辺りは水分を含んだ重たい雪質だったけれど せっせと登っている間に 見事なパウダースノーへと変わっていく。
リーダーがずっとラッセルしてトレースを、急な坂道は前を歩く方々がキックステップを刻んでくださってるのでとても歩きよい。
感謝感謝ですm(__)m
柔らかい雪にアイゼンが面白いように刺さる。
が、、、キックステップの段差が高くて 自分用のステップを作って体重を乗せたら下の既存のステップまで巻き添えにして崩れてしまう。
後続の方々ごめんなさい💦。
浅すぎたかなと次は思いっきり蹴りこんだらアイゼンが岩に当たって嫌な音がした😱。
自分用のステップは諦めよう(笑)
気温の上昇につれて 木から落ちてくる雪のシャワーが綺麗に光るし 時々はトレースを外れて新雪の中を歩いてみたりとか もうめっちゃ楽しい。
雪景色最高!!
冬枯れの木々の間からは この季節だけの特権であろう輝く琵琶湖が見えて テンションMax!
山頂からは 霊仙山や藤原岳など360度の眺め。段々とガスが上がってきて視界が遮られていくけれど その前にしっかりと目に焼き付けたからね👌
下山はピストンで。
もう雪が溶けだしてて 岩が所々顔を出してたりする。
雪がなければ ざれた山なのかも。
でもまだ雪は多く はぁはぁ言いながら登った急坂もアイゼンの踵を蹴りこめば歩きよい。
軽とはいえ 10本最高。
と浮かれてたら 木の上から雪の大きな塊がドスッて落ちてくる。
これ かなりの衝撃です😓
背中にも雪が入るし💦
下山後は十二相神社にお参りしてたらいいタイミングでお迎えのタクシーが来てくれた。
帰り道の車道はもう雪が少なくなってて「押してね」と言われることなく駅に着く。
でも明日の朝はこの溶けた雪が凍ってるんだろうなぁ。
帰りの電車の中は、綺麗な夕焼けの光で淡いオレンジ色に染まってて、そして日の光が消えていくのに合わせて、車窓の景色が魔法が解けるように雪のない街景色へと変わりつつ暗闇に溶けていく。
いいタイミングで終わった 今年初の雪山でした。
一つ気になったのが、藤原岳の採掘音らしきものがずっと聞こえてたこと。
まぁ私有地やから仕方ないんやけれど、ずっと未来で、ここに昔山があったんだってとなったら悲しいなと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する