荒島岳 往復850kmの日帰り登山

2015年05月10日(日) [日帰り]

• GPS: 06:08
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,346m
• 下り: 1,330m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:44
• 合計: 5:56

距離 10.8km 登り 1,346m 下り 1,348m

8:53 勝原スキー場
9:43 トトロの木
10:02 10:03 深谷ノ頭
10:35 10:36 しゃくなげ平
10:51 もちが壁
11:10 前荒島
11:24 11:52 荒島岳
12:00 前荒島
12:11 もちが壁
12:26 12:27 しゃくなげ平
12:52 13:04 小荒島岳
13:37 しゃくなげ平
13:56 13:57 深谷ノ頭
14:10 トトロの木
14:49 勝原スキー場

EK度数＝29

天候

ほぼ快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

神奈川県から東名、新東名、伊勢湾岸自動車道、東海環状自動車道を経て東海北陸自動車道に入る。
白鳥ICから油坂峠道路の白鳥西ICを経て国道158号線を大野市へ向かう。
馬返トンネルを出ると左側に勝原スキー場の小さな看板があり、そのすぐ先を左に入って行くと勝原スキー場跡地の駐車場に着いた。
日曜日の8時30分到着時点で数十台停められる駐車場はほぼ満車状態。
入口付近に何とかスペースを確保。でももっと奥にも別の駐車スペースがあるようで、基本的には混雑時でも心配はなさそう。

コース状況／危険箇所等

【駐車場〜荒島岳】
　危険を感じる箇所はありません。駐車場から始まる舗装路と尾根（荒島岳登山口）まで続く石がゴロゴロの道はけっこう急で、最初にあまり張り切ると後でこたえます。
シャクナゲ平から前荒島岳間の「もちがかべ」はこのコース中では急登で階段、ロープ、鎖もありますが、少し山慣れた人にはロープも鎖も必要ないと思います。山と高原地図には危険マークがありますが、初心者向けの記載だと感じました。
日曜日の荒島岳山頂はすごい賑わいで、丹沢なら塔ノ岳や鍋割山といった感じ。休憩スペースの確保がちょっと大変でした。

【シャクナゲ平〜小荒島岳】
　荒島岳のコースよりも人通りが少ないようで、残雪と倒木でやや歩きにくい箇所がありましたが危険はありません。
小荒島岳山頂からの荒島岳の姿は素晴らしいです。10分ほど山頂を独占させて頂きました。

　全コース、もう登山道にはほとんど雪はありません。アイゼンを携行しましたが、まったく出番はありませんでした。

写真

5/10 8:12

国道158号腺の路側に停車して撮影・・荒島岳だよね？

5/10 8:48

連休明けでも日曜日はこの混雑、何とか入口付近に駐車しました。奥に見える建物はトイレです。

5/10 8:53

この案内板の横から舗装の登山路が始まります。GPSでは標高350m、山頂までの標高差は1,170mです。

5/10 8:54

平坦に見えるけど、これが結構な急坂なんです。

5/10 9:05

舗装の急坂の後は、石ゴロゴロの歩きにくい急坂が尾根上まで続いています。

5/10 9:16

そろそろ尾根も近いかな。でも暑い！

5/10 9:24

道端のあちこちにアケボノツツジが咲いていました。

5/10 9:26

平坦地に出ました。多くの人が一服していますが、休まず行きます。

5/10 9:26

この平坦地が荒島岳の登山口。ここまでの急坂はスキー場だったのね。

5/10 9:43

登山口から15分ほどでトトロの木の横を通過します。

5/10 9:53

さらに10分ほどで白山の眺めが良い白山ベンチがありました。休まず行きます！

5/10 9:54

これタムシバですかね？（コブシじゃないし・・）

5/10 10:02

深谷ノ頭の先からは、新緑が素晴らしく心地よいです。思わず深呼吸・・癒されますね〜。

5/10 10:15

ちょっと雪が出てきましたが登山道にはありません。

5/10 10:30

白山が望めました。まだまだ雪が多そうです。

5/10 10:31

シャクナゲ平に到着ですが凄く混んでます。ここから先が思いやられます。

5/10 10:43

僅かの距離ですが雪の上を行きます。

5/10 10:44

「もちがかべ」・・・特に危険はありませんが、やっぱり渋滞しました。

5/10 11:07

前荒島岳へ多くの登山者が登っています。

5/10 11:08

予想通り時々待たされました。

5/10 11:25

山頂に到着。グループで来ていた山ガールの方に撮って頂きました。

5/10 11:26

ちょっと霞んでいますが白山が綺麗です。

5/10 11:26

眼下には大野市の町並みも見えます。

5/10 11:27

山頂は塔ノ岳、鍋割山と同程度の混雑度かな。

5/10 12:32

山頂を辞してシャクナゲ平から小荒島岳に向かいます。

5/10 12:35

小荒島岳への尾根筋で見たイワウチワ、凄く綺麗。

5/10 12:39

所々で残雪の上を歩きます。

5/10 12:41

ショウジョウバカマですよね。

5/10 12:46

タチツボスミレかな？
（色々あるので自信なし）

5/10 13:00

小荒島岳に到着。ここからは荒島岳の姿が素晴らしい！

5/10 12:51

名古屋から来ていたソロの男性に撮って頂きました。

5/10 12:57

折角なのでセルフでも1枚、その後、しばし山頂を独占。

5/10 14:42

長い下りで爪先が痛い・・・やっと最後の急坂の舗装路を下ります。

撮影機器：

Canon IXY 130 Canon

装備

個人装備

速乾長袖シャツ 速乾Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ アイゼン（不要だった）

感想

いーぐる

月曜日、火曜日、天気によっては水曜日まで延ばして、山友と焼岳に行く予定だったけど、どうみても天候が悪い。
また折を見て・・ということになったので、それなら、誰も一緒に行きたがりそうもない、遠い、遠い荒島岳まで、往復850�劼瞭�帰りソロ登山を敢行することにした。
朝3時起床、3時15分自宅発、帰宅は20時30分、累積標高差1,300m＋往復10時間強のドライブはやっぱり疲れたけど・・・山は単なる遊びだから、遊びから帰ってきたら絶対に疲れたとは口に出さない。（団塊世代の美学なのです。）
さて、荒島岳は100名山としての選定に色々と異論のある山だけど、所詮、深田久弥の個人的選定だし、そもそも名山の基準なんてないんだから、彼の私情の籠った山としていいんじゃないのかな。
登ってみて、「なるほど確かに100名山だ！」とは思わなかったけど、それなりに良い山でした。
850kmドライブの価値があったかって？・・・ドライブもそれなりに楽しかったし、充実した一日だったですよ。

コメント

tagamint

お疲れさまです
ドライブ距離、標高差、気温と厳しい山行お疲れ様です。
ストイックですね〜
賑わい見ると、塔ノ岳同様、近隣の方々にはなじみのある山なんでしょうね。（それとも百名山だから？？）

いーぐる

Re: お疲れさまです
米国駐在の時、往復900マイル（約1,400km）の日帰りドライブをやったことがあるのですが、それに比べれば楽でした。
（最初は藤沢から福井行きの夜行バス利用を考えたけど、福井から勝原までの越美西線は日に数本しかなくて、車でないと無理だと分かりました。）
荒島岳は、近隣の方にはホントに塔ノ岳、鍋割山ですね。それと団体の方がいたみたいで、帰りに大型バスが駐車場に入って来ました。百名山ツアーですかね。
沢筋には残雪もあって、なかなか綺麗な山でしたよ。

Jagdhorn

無事ご帰還のようで何より！
山歩きは全く心配はしませんが，早朝というか丑三つ時に起きて出発で，帰りの居眠り運転が｡｡｡　
私はまずダメですね。　絶対にどこかで眠くなる。
しかしそんなに混んでいる山とは･･･

いーぐる

Re: 無事ご帰還のようで何より！
朝の早いのは平気ですので、帰りも眠くはなりませんでしたよ。
でも、風呂に入って来るのはやめました。疲れがどっと出てしまうので。
実は原因不明なのですが、昼過ぎからお腹が痛くなってしまって我慢ならず、仕方なく、山中を藪漕ぎして用足ししてきました。 （勿論、分解しにくい物は持ち帰りです。我家のイヌの○○○の持ち帰り容器も車に外付けしてあるので）帰路も何度かＰＡ、ＳＡに寄って・・・、というわけで、眠くなる余地がなかったこともありますね。

Jagdhorn

Re[2]: 無事ご帰還のようで何より！
それはそれは。
私も時々怪しげになるので，園芸用ですが小さくて軽いシャベルを買いました。

我が家は犬の落とし物は袋に二重に入れて，冬場はアウターのポケットに，今はぶら下げて散歩ですが，車の中はさすがに臭いが充満しますね。　密閉容器を考えないと｡｡｡