蔵王山 ホワイトアウトからの大優勝!
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp812b4a9fa68140e.jpg)
- GPS
- 05:05
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 437m
- 下り
- 779m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:06
天候 | ホワイトアウトからの快晴☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7:00~駐車場オープン 8:20~リフト券販売開始(リフト2つ上りのみ1600円) 8:30~第一リフト運行開始 |
コース状況/ 危険箇所等 |
リフト2つ乗り継いでスタート 緩やかな樹氷原の登りの後、稜線分岐に出てからは強風 |
その他周辺情報 | 蔵王温泉源七露天の湯(600円) |
写真
感想
どこか雪山に行きたいと思い、山仲間と片道4時間かけて蔵王山へ。
蔵王山へは昔免許合宿で山形に来た時、樹氷がライトアップされているのを見に山形駅からバスを乗り継いで来たことがある。
当時は雪山なんて来たことがなかったから、ゴンドラに乗る周りの人が皆スキーウェアみたいな服を着込んでいたのに対して私は「the 渋谷」みたいなミニスカショートブーツで浮いていた笑
当然、雪原に降り立ったら体感したことのない寒さ。
今回はそんな蔵王に再びやってきましたということで、特に名物お釜が見られるのをとても楽しみにしていた。
なのに、朝から山はものすごいガス。ヤマテンでは1日快晴予報だったのにおかしい…3~5メートルおきぐらいに立っているポールもあわや見失いそうなほどの視界の悪さに、
(今日の収穫はワカンデビューできたことかな~)
と、半ば諦めかけていた。
時折空から差す光によって伸びる足元の自分の影に期待するも、一瞬青空が見えたかと思ったらすぐ再びガスに撒かれるのを繰り返す。
山頂に着いてもガスはとれず、風が強く吹きつけてきて寒い。
いよいよ普段だったらお釜が見えるであろう最後のスポットに差し掛かかり、
(このままお釜を見ずに蔵王を去れるかっ!!)と強く強く願ったところ、真っ白なガスの中からうっすらお釜の輪郭が浮かび上がり始めた。
頑張れお日様!いけぇー!うひょー!(語彙力)
お釜がその全貌を現すまでおよそ2分。
2分間の奇跡である。
その後はすっかりガスが晴れ、青空の下刈田岳までの稜線と眼下の樹氷原が一望できた。
登ってきた時と同じ山とは思えないくらい素晴らしい景色で、来てよかったなぁとしみじみ思う。
向かい風が少し冷たかったので、後ろ向きで青空を見上げながら斜面を下ってみるなどするもおかし。
お釜を見たいという強い気持ちが奇跡の晴天をもたらしたのだと思う。
ここからは余談になるが、翌朝清々しい気持ちで職場に出勤したら、なんと私の大好きな信州地酒「大信州」が机の上にプレゼントされていた。
その感動を伝えたところ、とある吟遊詩人はこう詠んだ。
“雲は割れ光が差し、そして酒が恵まれた”
乾杯🍶
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する