美濃戸中山と峰の松目には行けず、美濃戸口から硫黄岳を普通にピストン
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- GPS
- 12:10
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,276m
コースタイム
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 12:10
天候 | 曇り時々雪のち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場代を支払うと、八ヶ岳山荘内で使えるコーヒー券をもらえます。 下山後の食事も八ヶ岳山荘内で頂きましたが、オーダーしてから出てくるまでに少し時間がかかります。 https://mt-yatsugatake.jp/yamagoya/yamagoya-1949/ |
その他周辺情報 | もみの湯で入浴。一般650円。https://www.vill.hara.lg.jp/sightseeing/facility/61047.html |
写真
後輩には普通に車道を歩かせましたが、この先美濃戸中山に行くのは後輩の体力等を判断すると、ちょっと厳しそうなので、美濃戸中山に行くのは諦めて、普通に北沢ルートを行くことにしました。
トレースは爆風で搔き消され、スノーシューを履いているのに、膝まで沈みました。
先に行きかけましたが、このまま進むと明るいうちに下山できるか怪しい感じ。
ヘッデンがあるから陽が落ちても全然構わないけど、登山口で先に下りた後輩が車で待っているので、峰の松目は諦めて、赤岳鉱泉経由で普通に北沢ルートを戻ることにしました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ポール
ヘルメット
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感想
今回の一番の目的は、美濃戸から北沢と南沢の間の尾根を登って美濃戸中山に行くことと、峰の松目からやまのこ村付近に直接下りてくること。
去年の秋の無積雪期には、このルートを歩いた人がいたけど、積雪期に歩いた記録が見つからず…。
でも地図を見ると何となく行けそうじゃねと思い、後輩を連れて行ってきました。
取り敢えず様子が分からないので、12本爪アイゼンにワカン、ピッケル、スノーシュー、ヘルメットを持参して、美濃戸の先から取り付きました。
林道で後輩を待たせて、先に自分だけ一登りして様子を伺いましたが、雪がちょいちょいあって岩も出ている状況。
いわゆるミックスの状態で、ここを後輩に歩かせるにはちょっと厳しいと思い、後輩にはそのまま林道を歩いてもらって、2つ目のヘアピンで合流するからそこで待つように指示をして、自分はそのまま尾根を進みました。
雪がなければ特に問題なさそうな感じでしたが、ちょっと様子見のつもりで登ったため、アイゼンやチェーンスパイクを履いていなかったので結構神経を使いました。
しかも両側が結構高さがある所もあり、落ちたら死にはしなくても、骨折くらいの怪我はするであろう場所もありました。
途中から雪の量も増えてきたため、スノーシューを履きましたが、アイゼンを履かなかったのは、単にアイゼンを出すのが面倒だったからです。
ほどなくして林道に出ましたが、後輩がいなくて呼び掛けても全く応答なし。
ちょっとビビりましたが、ヘッデンの灯りがチラッと見えたような気がしたので、しばらく待っていると後輩が無事に来てホッと一安心。
どうやら合流する場所を間違えたようで、途中で戻ってしまったようでした。
合流地点から少し歩いて、急坂を登って再び尾根に取り付くのですが、さすがに今日のこの状況で後輩を歩かせるのは危険と判断して、予定を変更して普通に北沢ルートで赤岳鉱泉を目指すことにしました。
赤岳鉱泉までは、なんてことのない普通の登山道ですが、後輩が前日ほとんど寝られなかったようで、途中何度も立ち止まって休憩する状態。
自分も寝不足がたたって、途中あまりにも眠くて、倒木に腰かけてちょっとだけ仮眠する状態でしたが、そんな自分よりも全然ペースが上がらない様子。
赤岳鉱泉までは、なんとかたどり着けましたが、この先の赤岩の頭への急斜面を登るのは厳しいだろうと判断して、後輩に車のキーを渡して、先に下りてもらい、硫黄岳と峰の松目には自分一人で行くことにしました。
赤岩の頭まで登ると、風が強くてガスガスで何も見えずにホワイトアウト状態。
つくづく後輩を先に帰しておいてよかったと思いました。
こんな酷い天気で硫黄岳に登る人なんて他にいないだろうなぁーと思っていたら、自分以外にも一人だけいました。
写真を撮って、速攻で赤岩の頭まで下りて、本日の一番の目的の峰の松目に行こうとしたら、結構新雪が積もっていてズボリまくり。
ガスガスで真っ白だったのと、ゴーグルの表面がちょっと凍っていて全然わかりませんでした。
スノーシューに履き替えて赤岩の頭の山頂の標柱がある所まで一登りしましたが、スノーシューを履いているのに膝くらいまで埋まる状態。
少し先まで行きかけましたが、この雪の量だと単独フルラッセルでかなり時間がかかりそうで、明るいうちに下りれるか微妙な感じ。
後輩が先に下りて車で待っているのもあって、峰の松目は今回は諦めて、普通に北沢ルートを下りることにしました。
予定していたルートを歩けなくてちょっと残念でしたが、冬の北沢に来たのは初めてだったので様子が分かったのが最大の収穫です。
峰の松目だけでも今冬中にリベンジを果たしたいのですが…できるかなぁ。
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