（六甲有馬）高丸山の眺望スポット巡り

2024年01月21日(日) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 9.0km
• 登り: 727m
• 下り: 615m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:17
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:47

10:25 神戸電鉄五社駅
11:34 11:58 高丸山
13:41 13:41 高丸山
14:19 14:22 高丸山 東峰
14:40 14:43 大階段トップ
15:12 15:12 神戸電鉄有馬温泉駅
15:12 ゴール地点

天候

雨上がりの曇り空　一時小雨、天気悪いにも関わらず気温は高め
神戸の最高気温 14.3 ℃　高丸山(13:40） 10.3℃

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：神鉄五社駅
帰り：神鉄有馬温泉駅

コース状況／危険箇所等

◆五社ルート
踏み跡はしっかりありますが最近整備されてないようで、取り付き付近は笹やシダが茂ってきています。それを除けばほどほど良い道です。祠のある�景�からの眺めは阪神高速道路を下に見る非日常的な風景を見ることが出来ます。

◆北尾根ルート
歩く人が少ないと思いきや結構良い道が付いています。途中の岩場からの眺望は高丸山イチと言っても過言ではありません。ただ、その下の岩尾根は結構急斜面で三点支持が必要かと思います。気をつけて登下降して下さい。

◆有野台ルート
五社ルートより歩かれている感じです。下部は岩床の様になっていますが、危険な箇所はありません。急登を上がった岩混じりの展望台からは北尾根ルート同様に素晴らしい眺望が得られます。

◆東峰ルート
以前はヤブ化目前の道でしたが、雑木が伐採されとても歩きやすくなっていました。途中、稜線が崩落している箇所があり足元が剔れているので、やや大きめに迂回した方が安全です。山頂からは有馬の街と六甲最高峰を同時に見ることが出来ます。

◆大階段ルート
高丸山の象徴とも言える水道管が埋まっている大階段。神鉄の原始踏切（警報器、遮断機なし）が通行禁止になったため通る人も少なくなってるようです。踏切を通らなくても沢沿いに迂回路があり、有馬街道（県道51号）に出ることが出来ます。有馬街道は歩道がないので車の往来には十分気をつけて下さい。

高丸山は地元（有野台、東有野台）の方に愛されている山です。道標こそ殆どありませんが、急坂にはロープが張られてあり、山頂には手製のベンチも設けられており、初心者からベテランまで幅広く楽しめる山域です。

写真

1/21 10:23

スタートは五社駅

1/21 10:27

kさん宅の門を回り込み、ここから入るのが正規登山口

1/21 10:31

最近整備されてないようでシダが繁殖中。雨上がりなので早くもズボンがビッショリ

1/21 10:33

少し進むと樹林帯となり、歩きやすくなりました

1/21 10:46

祠や石碑のある�景�（ここも含め�機銑己�、東峰は全て私称）に到着

1/21 10:47

�景�からキスラシ山方面の眺め

1/21 10:49

私製登山マップで本日のルートを確認します

1/21 10:50

これから行く�曲�（右）と本峰（中央）

1/21 10:51

阪神高速向かいに�己�。�己�からは�景�の岩壁がよく見えます

1/21 10:58

一旦下り、鞍部からの�曲�

1/21 11:04

短いけど急登を登って、

1/21 11:13

�曲�に到着。ここから南に延びる踏み跡を辿って�己�に行くことが出来ます。�己�を訪れたレコは↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1875141.html

1/21 11:29

一旦下り、短いけど急登を登ると有野台ルートに合流

1/21 11:29

緩やかな登りの良い道を辿り、

1/21 11:34

誰もいない高丸山山頂（�喫�）に着きました

1/21 11:34

三等三角点（点名：高丸 508.53m）

1/21 11:35

西には唐櫃台の街並み

1/21 11:42

地元の方手製のベンチでランチタイム。南の六甲最高峰は雲隠れしていたので撮影せず。もう一度来る予定なのでその時に期待することにします

1/21 12:01

食事をすませ下山開始

1/21 12:04

小ピークを越えた先の分岐を左（北）の北尾根ルートへ

1/21 12:05

快適な尾根道を進むと、

1/21 12:14

岩場が現れます

1/21 12:24

高丸山塊随一の素晴らしい眺望！

1/21 12:16

北神戸、西宮北NTの奥には北摂の山やま

1/21 12:16

ここからは羽束山と大船山を重ねて見ることが出来ます

1/21 12:28

その右には当初考えていた左：丸山(378m)と右：畑山(529m)

1/21 12:32

この岩尾根を下りますよー

1/21 12:34

振り返って岩尾根。傾斜もあってワイルドでした

1/21 12:35

その後も急坂を下り、

1/21 12:43

池北の舗装路に着地

1/21 12:44

意味不明その1。何のため作ったんだろう？

1/21 12:52

一旦住宅街に出て「有野台8丁目バス停」

1/21 12:54

こぬか雨が降ってきて傘が役立ちました

1/21 13:03

名前がちょっと気になる「湯谷川公園」（写真なし）奥が有野台ルートの登山口

1/21 13:04

以前来たときには見かけなかった看板。湯谷＝温泉でも湧いていたんでしょうか？

1/21 13:06

洗堀された岩床の道を登って行きます

1/21 13:22

岩っぽい道が現れ、

1/21 13:22

有野台ルートの展望岩に出ました

1/21 13:23

ここから見る�景�はなかなかかっこよろし

1/21 13:26

晴てれば良かったのですが、霧雨でパッとせず。

1/21 13:26

展望岩からは緩やかな尾根を辿って、

1/21 13:36

五社ルートと合流。ここからは朝通ったルートを歩き、

1/21 13:41

二度目の登頂。やはり誰もいない。というかこの日、山では誰にも会わず

1/21 13:41

六甲最高峰は残念ながらガスの中

1/21 13:51

東峰に向かう途中にあった詩？少し読んだけどよく判らない ^^;

1/21 13:57

神戸三田線44鉄塔の下を通過

1/21 13:57

やたらテープが張ってありましたが、伐採でも始めるのでしょうか？

1/21 13:59

空しい「太陽と緑の道」表示

1/21 14:00

そして、4年前の最終パトロール時に設置した簡易道標が歴史遺産化...

1/21 14:00

東峰に行くか行かずに下るか迷いましたが、予定どおり東峰に行くことにします。結果、新しい発見があり正解でした

1/21 14:03

意外にも木々が伐採されシダも刈られていました。規模の大きさからプロの仕事のようです

1/21 14:06

前からある崩壊地点。縁を通るのは危険なので右の樹林帯を大回りします

1/21 14:08

伐採跡が続きます。道脇に避けられた樹の様子からごく最近のようです

1/21 14:11

難所通過。ロープは健在

1/21 14:13

その後も小枝や下草が刈られ快適な道となっていました。東峰への道整備とは思えないのですが...

1/21 14:19

整備された道が完成したら、このキノコマンションの資産価値も上がりそう...なんてくだらんことを考えながら通過

1/21 14:20

伐採は東峰手前の鞍部で終了。辿り着いた山頂はいままで通りでした。山頂からの最高峰や有馬の街並みの眺望はなかなかのものですが、ガスっていて写真に撮れなかったのが残念です。

1/21 14:21

山頂から北に延びるの踏み跡。太陽光発電所に迷い込みます

1/21 14:21

山頂から南の踏み跡。「エクシブ有馬離宮」横に下山することが出来ます↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2808034.html

1/21 14:21

暖冬のせいではないと思うけどミツバツツジが一輪。ツボミもいっぱいありました

1/21 14:33

崩壊跡。上から見るとより迫力あり。ただ3年前と変わりないようでした

1/21 14:39

六甲三大階段の一つ、高丸山大階段へ

1/21 14:41

大階段トップ。最高峰は今だガスの中

1/21 14:49

大階段を下から見る。ようやく青空が拡がってきました。なお、六甲三大階段レコ↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2273525.html

1/21 14:51

かつては歴代の道標が張られていた標柱ですが、剥がされ今は寂しく立っています。なおここから分岐する道から行く旧神鉄新有馬駅踏切（遮断機、警報器なし）は通行禁止となっています

1/21 14:52

踏切迂回コースとなるこの道も荒れ放題

1/21 14:54

その出口にもポツンと標柱

1/21 14:58

歩道のない有馬街道。太陽と緑の道No.4が廃止された理由の一つです

1/21 15:12

神鉄有馬駅に到着。いつもなら♨と🍺に立ち寄ってましたが、最近値上げしたこともあって気が進まず直帰しました

1/21 15:17

電車の時間があったのでお土産に一つ買いました。味は正規の炭酸せんべいと同じハズ...

1/21 10:19

おまけ。車内壁の広告。QRコードのリンク先↓
https://www.youtube.com/channel/UCArG3UDSe0-L2ymvm-erXtA

4年前に作成したマップ。当時、楽しく道探索した記憶を甦らせながらの山行でした

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

OM SYSTEM Tough TG-7 OMデジタルソリューションズ

感想

Ham⭐

週末の天気予報は傘マーク。それでも日曜日は朝のうちに雨が上がり、午後には日差しも期待出来そう...ということで手軽に行ける山を探しました。
先週、谷上駅プラットホームにある「ロッジ谷上」で入手したパンフレット「金山寺湖と丸山コース」と、その奥の自身未踏の山「畑山」を併せて登ろうかとも考えたのですが、他の方のレコを見ると金山寺湖から畑山に辿る道はどうも進入禁止の様子。眺望もあまり期待出来ないようなので今後の検討課題として他の山を考えることに。
代わりに5年前に「太陽と緑の道No.4」ボランティアパトロールで1年間歩いた「高丸山」を久しぶりに訪れることにしました。
コースNo.4は4年前に廃止となってしまいましたが、高丸山に魅力がなかった訳ではありません。眺望が良くて、道も沢山あり、交通の便も悪くないこの山はもっと脚光を浴びて良い山だと思っています。
今回は眺望ポイントをあまねく訪れるコースで歩きました。天気が良くなかったため、その魅力を十分紹介することは出来ませんでしたが、片鱗はお見せ出来たのかなと思います。

今回は過去に歩いたルートばかりでしたが、当時、隠れた道を探しながら歩いた楽しい想い出がよみがえりました。そんな中、ヤブ化が始まっていた東峰への道が手入れされていたのがとても意外でした。
木々を伐採した理由は判りませんでしたが、今が訪れるチャンスかなと思います。今後どう変化するのか見極めるため、春頃に再び訪れてみたいと思います。