中岳温泉ベース
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 1,849m
- 下り
- 2,351m
天候 | ガス→晴→ガス 終始風弱いが寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
〜夕焼けライドと朝焼けライド〜
厳冬期「リクマン」スロープ・御鉢平・熊ヶ岳火口の滑降
2023/1/20
姿見駅(930)-中岳温泉(1100-1130)-比布鋸コル&リクマンスキー(1230-1500)-比布岳(1530-1600)-中岳温泉C1(1700)
2360円で旭川北IC、+1400円で姿見駅まで。大人の階段をガッツリ登ってしまった。山スキー部に伝わるスロープを解説しながら中岳温泉までひたすら歩く。このときガスがいい感じにかかっていて神秘的な雰囲気を味わえた。初めての厳冬期中岳温泉は雪の中に浮かぶ浴槽といった感じで素晴らしい。ただ入浴できるような気温ではないから残雪期が適当に思う。ひそかに狙っていた厳冬期リクマン滑降のために比布岳と鋸岳のコルを目指す。コルではガスがひどく滑れない。そのためスロープをあきらめて比布岳登頂を目指すべくシーアイゼンをつけようと試みるが、おニューのシーアイゼンがいうことを聞いてくれない。新品なのにシーアイゼン自体が若干歪んでいるのと、それによってスキー板のバリと干渉しているみたい。シーアイゼンがつけれずモタモタしているとなんとまぁガスがスカーッと抜けていく。リクマンの滑走が急遽決定した。リクマン上部はカチコチでテレマークには酷であったが、下部はそこそこ締まり雪の気持ち良い斜面。懸念していた稜線の雪庇もほとんどなかった。これで厳冬期・残雪期・雪渓期それぞれでこのスロープを滑走することができた。パーティを巻き込んだ自己満足。その後板のバリを削ってシーアイゼンを装着し比布岳へ。ここまでくるとスカッパレに。ピークでは気が済むまで写真を撮影。無事夕焼けライドを堪能することができた。夜は塩ちゃんこ雑炊とお酒。凍ったコーラを空けると勢いよく吹き出すことを学んだ。寝る前に一人で足湯。
2023/1/21
C1(600)-間宮岳&御鉢平スキー(700-900)-熊が岳&スキー(1000-1200)-中岳温泉(1230-1300)-山麓駅下山(1445)
御鉢平の外輪で朝焼けを見るために早起き。みんなはスタスタ、私は一人モタモタと間宮岳に向けて歩を進める。白雲岳のおかげでギリギリご来光を拝むことができた。ピンクに染まる北鎮岳や徐々に日が入る御鉢平などのとても印象的な景色を堪能。間宮岳から御鉢平へはよさげなスロープがごろごろ転がっている。これまたテレマークには酷な斜面を1滑り。conta差200の朝焼けライド成功。登り返した後は後ろ髪をひかれながらも、次なる目的地熊ヶ岳へ進む。このころ帯広方面には雲海が広がっていた。熊ヶ岳の東面は面ツル斜面。やはりこの時期は東面がスキー適地なようである。conta差100程度だが樹林外とは思えないほど爽やかなパウダーで一同歓喜。昨日の夜の時点では「明日は1本滑れば満足じゃ」という意見もあったが、みな問答無用で登り返してさらに1本。面ツル斜面全体を贅沢に散らかし満足したので、中岳温泉の荷物を回収して帰ることとする。脳死でひたすら裾合平をトラバース。姿見駅に近づくにつれてガスで視界不良となったので、自立した登山者とはかけ離れた「信じるべきは他人のトレース」という方針の基、ズンズン進んで姿見駅に到着。あとは圧雪されたスキーコースをシャカシャカ滑り下山。花かぐらと台湾料理店「味源」に寄って帰宅。と言いたいところだったが道路が驚くほど滑る(神居古潭で横転車を目撃)ので、1980円で早く安全に帰宅することに。大人の階段を何段も登った山行であった。
お泊り限定の贅沢「夕焼けライド」には特に感動した。
厳冬期リクマンに記録がないのは遠いからだと判明。
体力不足を痛感。
ようやく山で満足のいくテレマークターンができた(2ターンだけ)。
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こちらは部活で設定したスロープの名前になります。鋸岳北面で良いのではなどという意見があるかと思いますが、私は部活の伝統を重んじてあえてこの名前で呼んでいます。
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