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Yamareco

記録ID: 63954
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積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱御前 (雷鳥沢)

2010年05月08日(土) ~ 2010年05月09日(日)
 - 拍手
GPS
25:09
距離
7.2km
登り
736m
下り
746m

コースタイム

8日:(扇沢側から入山) 室堂ターミナル9:30-12:20剱御前小舎
9日:剱御前小舎8:00-10:30室堂ターミナル
天候 8日:晴れ
9日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・ターミナル前に登山ポストあり

・雷鳥平からは夏道の西側にある尾根を使う
 小屋までのルートに旗がずっと立ててある
・下部の雪はだいぶん腐っているが、雷鳥平からはアイゼンを着用した
・稜線へ出た直後から50mほどややナイフリッジ状の箇所あり
・小屋の近くの稜線は雪がなくなっている

・扇沢下山の場合は、大町温泉郷の「薬師の湯」(温泉博物館)が便利と思う
早朝、扇沢へ向かう途中でガスが流れ、爺ヶ岳と鹿島槍がピンクに染まる光景が出現。
大町の人はいつもこんな風景を見ているのかと羨ましい。
2010年05月10日 10:59撮影 by  RICOH GX200, RICOH
5/10 10:59
早朝、扇沢へ向かう途中でガスが流れ、爺ヶ岳と鹿島槍がピンクに染まる光景が出現。
大町の人はいつもこんな風景を見ているのかと羨ましい。
黒部ダムで。
正面は赤牛岳。
2010年05月10日 10:59撮影 by  RICOH GX200, RICOH
5/10 10:59
黒部ダムで。
正面は赤牛岳。
室堂ターミナル前。正面は立山。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
室堂ターミナル前。正面は立山。
みくりが池温泉付近まで来るとこれから登る雷鳥沢も見えてくる。
剱もちょっと顔を出している。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
みくりが池温泉付近まで来るとこれから登る雷鳥沢も見えてくる。
剱もちょっと顔を出している。
雷鳥平から雷鳥沢。
右が夏道のある雷鳥坂の尾根。
左の方の尾根に点々と登っている人の姿が見える。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
雷鳥平から雷鳥沢。
右が夏道のある雷鳥坂の尾根。
左の方の尾根に点々と登っている人の姿が見える。
登っている途中、大きな奥大日岳がずっと励ましてくれる。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
登っている途中、大きな奥大日岳がずっと励ましてくれる。
目印の旗を頼りに延々と登る。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
目印の旗を頼りに延々と登る。
右上に小屋が見えて来た。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
右上に小屋が見えて来た。
真砂岳、大汝、雄山に続く稜線。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
真砂岳、大汝、雄山に続く稜線。
室堂方面を見下ろす。奥の方にうねうねと「雪の大谷」の道筋も見えている。
その向こうに薬師岳。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
室堂方面を見下ろす。奥の方にうねうねと「雪の大谷」の道筋も見えている。
その向こうに薬師岳。
稜線は雪が飛んでかなり地肌が出ている。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
稜線は雪が飛んでかなり地肌が出ている。
剱御前小舎にやっと到着。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
剱御前小舎にやっと到着。
小屋の前から剱沢と剱岳。
やはり雪が少ない。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
小屋の前から剱沢と剱岳。
やはり雪が少ない。
剱御前付近から剱岳のアップ。
この角度からだと前剱と本峰が直列に並ぶ。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
剱御前付近から剱岳のアップ。
この角度からだと前剱と本峰が直列に並ぶ。
剱御前から剱岳、毛勝山。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
剱御前から剱岳、毛勝山。
小屋の前では山スキーヤーやボーダーが滑走準備中。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
小屋の前では山スキーヤーやボーダーが滑走準備中。
夕方、奥大日越しに富山平野の水田に夕陽が反射するのが見える。
2010年05月10日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:58
夕方、奥大日越しに富山平野の水田に夕陽が反射するのが見える。
翌朝、日の出前の剱岳と後立山連峰。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
翌朝、日の出前の剱岳と後立山連峰。
陽が上り、少しずつ峰が照らされてくる。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
陽が上り、少しずつ峰が照らされてくる。
やや金色に色づいた剱岳。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
やや金色に色づいた剱岳。
反対方向を見ると薬師岳も陽の光に浮かび上がっている。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
反対方向を見ると薬師岳も陽の光に浮かび上がっている。
大日三山に立山稜線の影が差す。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
大日三山に立山稜線の影が差す。
奥大日の向こうに富山平野の建物の屋根が光っている。
海岸線も薄らと見える。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
奥大日の向こうに富山平野の建物の屋根が光っている。
海岸線も薄らと見える。
もう一度薬師岳のアップ。
左奥は鷲羽岳。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
もう一度薬師岳のアップ。
左奥は鷲羽岳。
山小屋の部屋から、内側が凍りついたガラス越しに覗く剱の頂上。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
山小屋の部屋から、内側が凍りついたガラス越しに覗く剱の頂上。
8時頃に下山開始。
早くもぞくぞくと人が登って来る。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
8時頃に下山開始。
早くもぞくぞくと人が登って来る。
これから下る室堂方面を見下ろす。
弥陀ヶ原を削る称名川の谷の深さが凄い。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
これから下る室堂方面を見下ろす。
弥陀ヶ原を削る称名川の谷の深さが凄い。
こんな感じのスキーのパーティーが多い。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
こんな感じのスキーのパーティーが多い。
室堂ターミナルとほぼ同じくらいの高さまで下りて来た。
これから下に見えるテント場まで百数十m下って、同じだけ登り返さないといけない。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
室堂ターミナルとほぼ同じくらいの高さまで下りて来た。
これから下に見えるテント場まで百数十m下って、同じだけ登り返さないといけない。
雷鳥荘付近に棲む雷鳥のオス。
近くにはメスもいた。
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
雷鳥荘付近に棲む雷鳥のオス。
近くにはメスもいた。
みくりが池温泉のデッキはちょっとヨーロッパのスキー場っぽい。(行ったことないが…)
2010年05月10日 10:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/10 10:59
みくりが池温泉のデッキはちょっとヨーロッパのスキー場っぽい。(行ったことないが…)

感想

残雪の剱岳の写真を狙って剱御前小舎へ泊りに行く。

GWを過ぎ扇沢のバスは通常ダイヤになり始発は7:30。
団体客がまだ到着しないこの時間帯の客構成は、スキー/ボード 5割、単純登山 1割、観光客 4割、という感じ。
室堂についてパッと見た印象では山の所々に地肌が出ており、思ったより雪が少ない。
GW以降の好天でかなり融けたようだ。

雷鳥平からは雷鳥沢をはさんで夏道の西側にある小尾根を登る。
前後を登っているのはほとんどがスキーかボードを持った人達。
登るにつけ、眼下の室堂、弥陀ヶ原や、雄山、大日岳、薬師岳などの眺望が広がってくる。

立っている旗の1本1本で休むような調子だったが、何とか3時間弱で小屋に到着。
思った通り剱岳の雪もだいぶん貧弱で少しがっかり。
登ってきたスキーヤーやボーダーは室堂側だけでなく、剱沢方面へも滑って行く。

この日、小屋の宿泊は撮影目的の登山者が4-5人、スキーが1組、翌日雄山方面へ縦走するという6-7名のパーティーが1組。
撮影のため夕方を待つが、期待したほど山が焼けず、また風が強いので部屋で待機。

翌朝は快晴、弱風の好条件。別山方向へ10分くらい登ったところで夜明けを待つ。
やはり雪が少ないのが残念だったが、何枚か納得できる写真を得られた。

稜線付近の凍った斜面が少し緩むのを待って8時頃下山開始。
朝早くから登って来る何組ものスキーヤーと挨拶を交わしながら順調に雷鳥平に下りる。
ここからターミナルまでの登り返しはいつもながら苦しいが、心拍数の上昇を抑えながらゆっくり進む。

観光客の溢れるターミナル前まで2時間半で辿りつく。
ショートカットできるせいか夏よりも早いくらいのペース。

登下山時も、稜線でも、遮るもののない大展望を終始楽しめ、満足のいく山行だった。
現在の自分の実力で単独で得られる最大限の成果だったと考える。

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体力レベル
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