剱御前 (雷鳥沢)
- GPS
- 25:09
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 736m
- 下り
- 746m
コースタイム
9日:剱御前小舎8:00-10:30室堂ターミナル
天候 | 8日:晴れ 9日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ターミナル前に登山ポストあり ・雷鳥平からは夏道の西側にある尾根を使う 小屋までのルートに旗がずっと立ててある ・下部の雪はだいぶん腐っているが、雷鳥平からはアイゼンを着用した ・稜線へ出た直後から50mほどややナイフリッジ状の箇所あり ・小屋の近くの稜線は雪がなくなっている ・扇沢下山の場合は、大町温泉郷の「薬師の湯」(温泉博物館)が便利と思う |
写真
感想
残雪の剱岳の写真を狙って剱御前小舎へ泊りに行く。
GWを過ぎ扇沢のバスは通常ダイヤになり始発は7:30。
団体客がまだ到着しないこの時間帯の客構成は、スキー/ボード 5割、単純登山 1割、観光客 4割、という感じ。
室堂についてパッと見た印象では山の所々に地肌が出ており、思ったより雪が少ない。
GW以降の好天でかなり融けたようだ。
雷鳥平からは雷鳥沢をはさんで夏道の西側にある小尾根を登る。
前後を登っているのはほとんどがスキーかボードを持った人達。
登るにつけ、眼下の室堂、弥陀ヶ原や、雄山、大日岳、薬師岳などの眺望が広がってくる。
立っている旗の1本1本で休むような調子だったが、何とか3時間弱で小屋に到着。
思った通り剱岳の雪もだいぶん貧弱で少しがっかり。
登ってきたスキーヤーやボーダーは室堂側だけでなく、剱沢方面へも滑って行く。
この日、小屋の宿泊は撮影目的の登山者が4-5人、スキーが1組、翌日雄山方面へ縦走するという6-7名のパーティーが1組。
撮影のため夕方を待つが、期待したほど山が焼けず、また風が強いので部屋で待機。
翌朝は快晴、弱風の好条件。別山方向へ10分くらい登ったところで夜明けを待つ。
やはり雪が少ないのが残念だったが、何枚か納得できる写真を得られた。
稜線付近の凍った斜面が少し緩むのを待って8時頃下山開始。
朝早くから登って来る何組ものスキーヤーと挨拶を交わしながら順調に雷鳥平に下りる。
ここからターミナルまでの登り返しはいつもながら苦しいが、心拍数の上昇を抑えながらゆっくり進む。
観光客の溢れるターミナル前まで2時間半で辿りつく。
ショートカットできるせいか夏よりも早いくらいのペース。
登下山時も、稜線でも、遮るもののない大展望を終始楽しめ、満足のいく山行だった。
現在の自分の実力で単独で得られる最大限の成果だったと考える。
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