新雪ラッセル縦走 IN フトウガ峰・段ヶ峰

2024年01月26日(金) [日帰り]

• GPS: 10:37
• 距離: 15.9km
• 登り: 837m
• 下り: 821m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:39
• 休憩: 0:51
• 合計: 10:30

距離 15.9km 登り 837m 下り 837m

8:00 段ヶ峰第二(臨時)駐車場
8:04 8:13 段ヶ峰登山口
9:11 達磨の肩
9:40 9:41 達磨ヶ峰
10:12 10:20 第二峰
11:36 最低コル
12:55 12:56 倉谷三角点（四等）
13:15 13:16 フトウガ峰
13:20 13:24 フトウガ峰分岐
14:41 段ヶ峰
14:46 14:50 段ヶ峰山頂
15:49 16:12 千町峠
17:32 杉谷コース登山口（倉谷橋）
18:01 町道生野高原線分岐
18:30 ゴール地点

天候

⛄ ガス　☀　☁　⛄　クルクル様変わり！

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

除雪前の時刻（午前7時前）は　2駆スタッドレスでは　厳しいです💦。

コース状況／危険箇所等

●大寒波襲来後の段ヶ峰。積雪の状態によっては、行けて達磨ヶ峰までか？っと思いましたが、山頂部は50�僉�70�冂�でしたので　何とかフトウガ峰を超え　段ヶ峰も登頂することができました。
●意外と山頂部に近づくにつれ　雪が重くなるという　逆パターンに驚きました。
●千町ヶ峰からの　ロングローングな林道は　気合い？と根性（昭和かっ）が要りました。※特に最後の別荘地までの上り坂。
●わかんとツボ足で歩きましたが　今回の場合は、確実に「ツボ足」の方が楽ちんですしスピードが出ましたっ( ゜Д゜)
※ここは　スノーシューがよりベターだと思いました。

写真

2輪駆動のHUSTLER君　ボヤいてますっ💦　ココまで来るのがギリでしたぁー(*ノωノ)。(J)
ハスラーちゃん、よくぞここまで頑張ってくれましたっっ！ありがとーー(*˘︶˘*).。.:*♡(U)

で…ズボズボ歩いて　登山口にやって来ました。いってきまーす！(J)
ラッセルがんばって行ってきまーす(U)

大寒波襲来後のノートレースが大好きだそうで？(笑)(J)
もう　うさぎ　ノートレースしか好きじゃないっ！(笑)(U)

って調子漕ぐから　見事にコケて　ハマっちゃってますがなぁ　兎拓？も綺麗にできとるしっ(^^)/　(J)
んがっ！兎拓　撮られたっ！！(爆)(笑)

1/26 8:44

曇ってます！ガスってます！
なんとも言えない幻想的な世界をひたすらガシガシ進むよー！(U)

1/26 9:12

今日はスタートからずっとガッスガスの真っ白けっけのけー。
お！？おわっ！？一瞬なんか見えたー！(笑)これで大騒ぎしちゃうレベルよっ！！(U)

そうこうしている内に4輪駆動のHUSTLERで駐車場まで軽ーく上って来た　ソロハイカーさんに追いつかれました。「お互いTOPを交代して登りましょう。」という事で先行してもらいました。(J)
ソロハイカーさん、はっ！速いっっ！！😱💦(U)

ガスって何も見えなかった景色が急に広がり始めました。(J)
うおおおお＼(◎o◎)／！！！！
みるみる姿を現しましたっ！うさぎ　感動！！！(U)

本日は、珍しく下界まで真っ白です。(J)
きやあああ！ほんとだ！下界まですべて　何もかも純白の世界　広がってます！！(U)

ここは　保険で？撮っとかんと！(J)
だってだって！下からここまでずっと　しんしんと細かい雪が舞い降りてきて　お空は重たげに雲が垂れ込めて　ガスで真っ白シロスケだったんですもの！すぐまたなんにも見えなくなっちゃうかもよ？ですよね！(U)

1/26 9:41

「達磨ヶ峰」登頂よっ♪
今回、もしも雪が1mとか　めちゃくちゃ深かったら　ここまでが精いっぱいの可能性も十分あったかもしれない。実際に今日の雪の深さを体験するまでは全然わからなかったけど　心配していたほどではなくて良かった(≧∇≦)♪(U)
第一目標クリア(J)

達磨ヶ峰を過ぎると　稜線を吹く風が冷たくなってきました。(J)
これよ、これ！これこれ！！これを待ってたのよおぉぉぉー！
「THE　冬山！！」でしたね。冬のそよ風で右のほっぺた　ちべたーい！たまらーん！サイコー☆☆☆(≧▽≦)(U)

遂に　フトウガ峰・段ヶ峰　ロックオン！(J)
ひゃあああーーーい！！美しーーーい！！かっけええーー！！！あそこに行くんですねっ！てか、遠っ！(爆)(U)

主峰の段ヶ峰を仰ぎ見ながらの、ススキの高原パノラマ道。ダイナミックな景色が、はやる気持ちを大きくしてくれます。(J)
初めて来た日に衝撃を受けたけど、2年後の今日もやっぱりまた　ものすごく感激しましたっ。そして気まぐれな神さまからのプレゼントは　雲の切れ間から顏を覗かせてくれた素晴らしい青空でしたっ！(U)

1/26 10:28

太陽さんが顔を出してくれたことが嬉しくて、たったそれだけで　一瞬にして気持ちがガラリと変わりましたね(U)
太陽は罪なやつぅーー♬　ってサザンの歌がっ(笑)　(J)

しーんと静まり返った森です。雪を踏む音以外、全く何も聴こえません。(J)
ほんとに今日は何の音もしませんね。鳥さんのピーチクも全然聴こえてこないよ(U)

霧氷ではありませんが　青空と着雪した木々のコントラストが素敵でした。(J)
美しい青！最初に雲とガスの幻想的までな演出があってくれたからこそ　このコントラストの美しさがますます強烈に　そして嬉しく感じられましたっ(^^♪(U)

1/26 10:38

すんごいキノコちゃんたちの押しくら饅頭。そういえば　雪をかぶったキノコ、あんまり見たこと無かったなあ(U)
そら六甲は雪が全く積もらんもんなぁ(*ノωノ)(J)

普段は、余り好みではない杉植林地も　コレはコレで　雰囲気に趣があり　なかなか良かったです(*´ω｀)　(J)
さっきまでの開放的な世界から　この杉の森に足を踏み入れた時、また違う世界に迷い込んだようで　その別世界感がうさぎは素敵に感じました(U)

先行者さんは　途中で降りられましたので　ここからは再度ラッセルの始まりです(J)
ノートレースは　やはり気持ちがいいです。(U)

気が早すぎましたっ(*´▽｀*)　(J)
もうクリスマスかっ！！(@￣□￣@;)！！(爆)
去年の氷ノ山にも素敵なクリスマスツリーがありましたね。あの日はクリスマス・イブイブだったけど！(U)

少しずつ近づいてまいりました。(J)
ぬおおおおおーーー！！！テンション爆上げですっ！
でもね、でもね。こっからが近くて遠いのよぉぉー！(U)

数カ所のコルの内　標高が最も低いので　最低とのネーミングですが…(J)
「最低コル」って強烈な名前です。Σ(゜д゜lll)ガーン(U)

最高の景色が見られるコルですよー(^^)/(J)
そう！！そうなんですっ！
本当に素敵な「最高コル」ですよ(*´ω｀)(U)

ワタシもワカンを装着して　ラッセルがんばりますかぁ？　(J)
おおおーーー！！！わかんでガシガシ道作ってくれましたあぁぁ(≧∇≦)♪らっくちーん♪(U)

でも　本日の雪質では　ツボ足の方が足には優しいことが判明しました。TOP交代しましょう！(J)
うさぎ　ノートレース大好きですからねっ。(U)

ラッセル痕は　現地の詳細3次元ログ？になりますね(^_-)-☆(J)
ほんとだあーーー！！！
振り返ると　なんだか不思議です。(U)

「どてっ！」コケるのは　ログに残りませんが、現地ログでは　詳細に跡形が残りますぅ(*ノωノ)　
わはっ！そっか！確かにっ！！(U)

ビクトリーロード？を闊歩(^_-)-☆(J)
フトウガ峰のなだらかに続く稜線への最後の登りのここを「ビクトリーロード」と呼ぶそうです。「ずいぶん大げさな名前だなあ」って思ったけどね。実際登るとここ、超キツイ！マジで！雪深いし。見るのとやるのとでは大違い！！(U)

1/26 12:50

ほわあああ！！！
お山　かっこいい！！！
雲　かっこいい！！！(U)
自然の演出が見事ですねー(J)

周りは　様々な風紋がいっぱい。(J)
きゃいーーん(*'▽')なんて美しいのっ！ちょうど太陽さんとの位置関係で　うっすらと浮き出るような風紋に影が生まれて　その美しさが強調されてましたね。(U)

デジカメを雪原に置いて、10秒以内で猛ダッシュ💨するも　ずぼっずぼっ　まにあわーん💦　Uさん　満面の笑みだすがなー(J)
だってだって！！フトウガ峰にまた来られる日が来るなんて！嬉し過ぎて泣きそうでしたよおおお。笑顔はじけまくってますけどっ(笑)(U)

林道に下りるか？段ヶ峰へ進むか？の分岐点で「…うむむ」と考え込みました。時刻が時刻ですから…既に13時25分。夏山では、悩む問題になりませんが…ラッセルなので倍以上の時間を要しますからねぇ。。。適切な判断を下さなければ…(J)
「どうする？」て聞かれたとき「行きたいっ！！」て即答しちゃいました。でも段ヶ峰まで行ったら下山が真っ暗なる！どうする？行くの？行かないの？行くの？行かないの？？(U)

って　当然　「進む！」ですがっ（爆）Uさんお手製色塗り地形図を見ながら　ああやこうや　言うてますぅ。(J)
ですよねえええーーーー！！！行かない理由がないっ！！！(いや、理由なら山積みなんですけどっ！爆)前回うさぎが訪れた時はその地を踏むことが叶わなかった段ヶ峰。うさぎ憧れの段ヶ峰です。だって！名前めちゃくちゃかっこいい！！ぜええーーーったい行きたいですっ！(U)

何も障害物がないのになんでっ？？？　えええ！なんと最新式有名メーカーの「わんたっちわかん」の止めバンドが切れています！！！( ゜Д゜)(J)
え？え？？ええええええ！！！！！！Σ(￣ロ￣lll)ガーン
うそん！ショッキングぅぅ(つд⊂)エーン(U)

やっぱり　装着が面倒でも昔ながらの「紐」が良いですねー。とぼとぼ。(J)
紐のはシンプルな造りで丈夫だし　外れにくいし　交換も出来ますもんね(U)

終始民芸品わかんを背中に背負って「ツボ足」で　ひたすら頑張るUさん　いつもの「つおき（強気）」出ましたっ( ｀ー´)ノ(J)
うは！今日、民芸品は　ぼっかよ！(爆)(U)

…段ヶ峰登頂　きゃーきゃー喜ばずに　じっと静かに何思う？(J)
ああああああああ！！！！段ヶ峰！段ヶ峰よぉぉぉー！
ついに到達できましたっ。進むべきか　次回に見送るべきか・・・一瞬(ほんとに一瞬でしたね！爆)悩んだけど、やっぱり来てよかった！嬉しすぎて　おとなしくなっちゃってました(笑)(U)

って　やっぱりコレかよ(爆)　(J)
もち　の　ろんろんっ♪(≧∇≦)♪やんややんや〜♪きゃいのきゃいの〜♪(U)

歩いてきた稜線を振り返ります。(J)
すごい！！！！ここまで歩いたトレースがフトウガ峰までずっと　くっきりハッキリ見えるっ！！！！愛おしいわっ！！(U)

目の前の千町ヶ峰だけにガスがかかっています。昨年登った雪山バリ尾根が懐かしいです。(J)
千町ヶ峰、あれなのね！すごい！デーンと！ドーンと！風格ある！！！どっしりしてる！！！あそこのバリ尾根　登ったんだなぁ。また行きたい！！(U)

段ヶ峰から千町峠へのパノラマ道…密かに？ワタシのお気に入りの場所です。(J)
うわあ！！！ステキ！なにここ！？最高すぎます！うさぎもすっかり気に入っちゃいました。一日ここに居たいぐらいよっ(U)

プチミニ雪庇もありますし…(笑)(J)
めーっちゃ可愛い！そして　なんて美しいの！？自然は最高のアートですね(U)

プチミニsnowテーブルも　ありますよ(^^)/(J)
わあ！おされカフェみたい(≧∇≦)♪(U)

普段の厳冬期ならば、腰・胸まで潜って進む所ですが　深くても70�僂�らいで　助かりましたっ。(J)
じゅんたろう先生は胸まで埋まってラッセルしたことあるんですよね？今日、一番深いところ　足の付け根あたりだったけど、雪の圧が凄くて　重たくて、一歩を前に出すのも全身全霊でした。じゅんたろう先生が段ヶ峰まで行くか悩んだ理由のひとつは　ここの雪が凄く深かったらどうしよう？ってことだったんですよね？(U)

峠まで降りてきましたー。ここで　やっとこさ　「☕の気持ちっ」(J)
ひゃーーーい！！ひゃいひゃい！待ちに待った至福のコーヒータイムですっ。今日は時間を気にして　まともな休憩一度も取らずにここまで降りてきましたっ。これから始まるロングローングな林道歩きに備えて　ホッと一息♪(U)

お腹もすきっ腹。「ロールケーキの気持ちっ」(J)
エネルギー補給しとかんとっ！
ふわっ＼(◎o◎)／！やわらかぁーい！甘ーい！うんまーい！(U)

無積雪期コースタイムでも登山口まで3時間20分…まぢかっ(*ノωノ)。(J)
プチ　ラッセルなら4時間は必至？？
て、あれえ？うっすら四駆の轍があるうー！(U)

黄昏時を過ぎ　大汗かいてハイペース💦(J)
急がなくちゃ　真っ暗なっちゃいますもんねっ。あせあせ(;´Д`A ```
って、わあ！夕焼雲がすんごい色ですよおおー！(U)

ヘッデンを点けて　小雪舞う中を　たったったー💨。…(J)
ついにヘッデン登場ですっ。今日もまた暗くなっちゃいましたねっ。(爆)いそげーーー！！！(U)

はいたっち。2時間15分で　到着しましたぁー(*´ω｀)　氷点下なのに汗びっしょり。　お疲れさまでしたー(^^)/　(J)
おおおーーー！！HUSTLERちゃん、ただいまあー！寒かったよね？お待たせえー！うさぎやったよ！段ヶ峰登ったよ！(U)

撮影機器：

XIG02 Xiaomi

装備

個人装備

わかん（途中でバンド切れ役立たず）　チェーンスパイク（使用せず）

感想

jyunntarou

暖冬で兵庫の山々も積雪が見られなかったのですが　今季最強寒波？っということで「兵庫県中部山沿い60〜80�僉廚竜ぞ歉霾鵑鮨�じ(笑)　「新雪ラッセル縦走」の期待を込めて　ここ生野高原にやってきました。
時間的に　やや厳しくなりましたが　段ヶ峰まで高原上の尾根に一本の軌跡を残しながら到達できたことは　想定通り、Uさんの粘り強さと耐久力が如何なく発揮されたからです。

フトウガ峰を超えた分岐点…　「林道に下りるか　更に段ヶ峰山頂に進むのか・・・」。
登頂はできる。
しかし・・・
段ヶ峰西側の最多積雪地帯を新雪ラッセル突破し千町峠へ出て　更に無雪期でも3時間を超えるラッセル林道歩きに耐えられるのか？
真っ暗になるのは　覚悟の上。判断を下しました。

「大丈夫！心配は　全く要らない！」
それは　同行者Uさんが2年前と全く違っていたからです。
ホント　心身共に　大きく成長されましたね(^^)/　

ookaminokodomo

2年前に初めて　オールラッセルで雪のフトウガ峰に登ったとき、「この世にこんな凄い眺めがあるんだ！＼(◎o◎)／！」と　とてつもなく衝撃を受けた。
素晴らし過ぎたフトウガ峰に　もう一度行ってみたい！
そして出来ることならば　あの時は断念せざるを得なかった段ヶ峰にも！！
あの日から　この2年間　うさぎがそれまで経験したことは勿論、見たことも想像したことも無かったお山に登って来た今のうさぎに、あの日のあの感動が　いったいどう見えてどう感じるんだろう？それも確かめたかった。

フトウガ峰までのルート、うさぎは2年前に歩いた記憶が鮮やかに全部残っていました。全てが懐かしくて、だけど　やっぱり　全てが新鮮だった！

今日もまた　衝撃を受けた。初めてじゃないのに　懐かしいのに　驚くべき新鮮さで襲い掛かって来た圧倒的な景色。

そして段ヶ峰！なんてかっこいいロックな響き！うさぎ　憧れの段ヶ峰。
こんなに美しくて素晴らしい雪質と　かっこよすぎる雲の立ち込める日に　行かなかったら一生後悔するんじゃないか？と思うほどの、今日はそんな日でした。
遂に夢の登頂を果たした！
ほんっとーーーーーーーーーーに嬉しかった！
「段ヶ峰」と書かれた看板を　引っこ抜いて持って帰りたいぐらいの気持ち！(爆)
いや、マジでうさぎ　まだ見ぬ段ヶ峰に恋焦がれていたんだから。
そこに立てた幸せは　ほかには代えがたかった。

フトウガ峰に2年ぶりに帰ってこられて、夢にまで見た段ヶ峰に登ることができて、更には予想もしていなかった段ヶ峰からの下山途中の尾根の素晴らしさ。
美しくて　楽しくて　最高すぎた最高の1日だった☆☆☆

ガス、雲で重たげなお空、その隙間に青空が広がって顔を出してくれた太陽、小雪、冬のそよ風と雪煙・・・お山の色んな顔を見ることが出来たのも素晴らしかったです。