小荒島岳
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- GPS
- 05:23
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 932m
- 下り
- 926m
コースタイム
天候 | 雪のちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
◆まえがき
この日はソロになったので、やさしそうな散策系の山へ。小荒島岳のブナ林が素晴らしいとのことで、勝原から向かうことにした。ただし、荒島岳は大人気で、夏道のルートは人沢山でラッセルもなかろうと思い回避。ひとつ隣の尾根を登ることにした。下りはピストンを予定していたが、状況によって変更するプラン。
◆勝原スキー場跡〜小荒島岳〜駐車場
駐車場に到着すると、すでに30台近くの車が。降雪直後の土曜日ということもあり、大盛況。ほとんどが登山でBCはちらほら。
スタート直後からみんなのトレースからは外れ、林道を進んだ。もちろんノートレース。のんびり進む。目指す尾根を回り込んで斜度の緩い斜面から入り、尾根まで登りあげた。尾根はあまり広くなく、雪少なく、藪多し。滑って降りられないことはないが、あまり楽しそうではない。
しばらく尾根を登っていると、さらに奥の尾根の斜面が見え、地図を見ると素直な等高線。見る限り大きめの木の間は藪が少なそうに見えた。行く前から目をつけていた斜面ということもあり、帰りはそちらへ下ることにした。最後は林道に下りられることも心強い。
登っている尾根も標高800mぐらいになると大きなブナの林相になり、見応えがある。求めていた景観だった。標高1000m近くになると、幹の太さは細くなるものの、まさに純林で美しかった。ガスっていたのも雰囲気が良かった。
小荒島岳の山頂直下は疎林になっていて、展望が効けばピークを踏もうと思っていたが、なかなか晴れないのでパス。晴れたのは目的の尾根からドロップする頃になってからだった。
ここのドロップポイント周辺は地形図に現れにくい微地形が多く、さらに藪がちで何度か迷った。崖に阻まれ引き返すことも。
肝心の滑りは、最初は素晴らしい雪質で良かったが、東斜面に回りこむとやや劣化。それでも樹間が開いてるので滑りやすかった。しかし、標高を下げると藪が酷く、目的の林道までなかなか高度を下げさせてもらえず。植林帯に逃げ込むも、こちらもうるさい下草が行く手を阻み難儀した。この頃にはすっかり日があたり、標高低いこともあって雪はどんどん変質。無理やり横ずらしで灌木を踏みつけながら下り、何とか林道に降り立った。
林道は幸い下り基調で、ほとんど漕ぐことなくすすみ、暫くして登りのトレースと合流。昼過ぎには下山できた。駐車場に戻ったらさらに車が増えていた。
◆感想
目的のブナ林を歩けたし、下りも探索してそこそこ滑りが楽しめたのでよかった。誰にも会わなかったのもよかった。
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