霞沢岳 西尾根日帰り
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- GPS
- 08:29
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,573m
- 下り
- 1,571m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
坂巻温泉に車を停めさせていただいて、まだ暗い4時10分より霞沢岳へと向かいました。この時間、まだ駐車スペースはいっぱい空いていました。
上高地トンネルを抜けて西尾根に取り付きました。前日のトレースがあるので、ウォーミングアップがてら、アイゼン無しで登り始めましたが、急登のため途中で12本爪アイゼンセット。アイゼンを付ける平らな場所すらない登山道でした。
途中にテントが設営されており、その先は新しい踏み跡がありました。先行者がおられることにホッとして薄明るくなってきている山中をひとり歩いていきました。
そのうちに三人のテント泊先行者に追いつき、先に行かせていただきました。雪が飛んでトレースに載った程度で、さほど苦ではありません。核心部の急坂では残置ロープを頼りに登りました。ありがたかったけど、あと5m上まであればもっと楽だった。
あとはのんびり山頂まで。天気は上々でどこまでも見えました。帰ってから写真で気づきましたが、富士山も見えていたんですね。
霞沢岳山頂、この日最初の足跡を付けました。24年ぶり2回目の登頂となります。西尾根は今回が初めて。この季節の山頂からの眺めは格別です。上高地からそそり立つ穂高や笠ヶ岳、乗鞍岳、三週間前に登った焼岳など素晴らしい眺めでした。
そのうち、後続の方々も到着して最高の景色を共有しました。そして9時を回ると下からガスが湧いてきて景色が見えなくなり下山を開始しました。
核心部の下りは、登りよりおっかなくて、後ろ向きに下りました。
太兵衛平まで降りると、上高地を散策した人々で賑やかになります。トンネル内でちょっとした嬌声を耳にしながら下界へと降りていきました。
坂巻温泉の駐車場に停めた自分の車まであと一歩という所で、すってんころりん。下り坂がテカテカの氷になっていました。尾てい骨を強打して這々の体で帰宅しました。最後まで気を抜いてはいけませんでした。
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