硫黄岳
- GPS
- 12:10
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,373m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:48
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:09
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
冬の八ヶ岳、硫黄岳を目指す。
年始の燕岳以来、一月の締めは硫黄岳~。
八ヶ岳山荘前から林道をてくてく…テクテクてくてく…。所々凍っている林道をひたすら歩いて赤岳山荘前に到着。
なんと!お手洗いの向こうにアイスキャンディーが大と小、二つ並んでいた。赤岳鉱泉のアイスキャンディーは聞いていたが、ここにも有るのかぁ…ふうん。と、お手洗いに入ると!笑笑、笑笑笑!お手洗いの個室の窓から小さい方に登った方がよく見える笑。顔くらいしか見えないだろうとは思いますが、目が合って気まずいのもなんなので、ご利用の方はご注意笑笑。
当初は北沢コースで赤岳鉱泉→硫黄岳ピストンの予定だったが早く着きすぎるため、足慣らしと景色を楽しむ目的で南沢から登り、行者小屋から赤岳鉱泉を目指す。
うん!南沢は下山時にしか使ったことが無かったが、登りに向いてますね(๑・̑◡・̑๑)登るにつれて、徐々に見えるピークが変わり、行者小屋手前でとうとう赤岳がドドーン!晴天の効果もあり、素晴らしい景色が目に焼き付いた。
行者小屋は冬は営業していなかった。テン場には、たくさんの方々がテントを張っていた。こんなにお天気が良いと、ちょっと冬のテント泊も気になる…。いや、寒いか…。
行者小屋前で写真を…あ、電源落ちた!!
寒さに弱い私のスマホ、今日は晴れてるから油断したぁ!
そんなわけで、行者小屋から赤岳鉱泉のログはプツンと途切れたのだ。
それでも本人は無事に赤岳鉱泉へ到着、さて…気になる今日のメニューは?
おお!ステーキと書いてある!!でも、アイスクライミングのお客様が多いのか、遅く着いた我等は3回目、19:00からの夕食となった。ワクワク
お部屋は他のパーティと相部屋だが個室?計8人が入ってきっちりのお部屋(暖房付)。ガスストーブがしっかりお部屋を温めてくれたので、そこまで着込む必要は無かった。皆んなでワイワイ話しながら夕食を待つ。
待望のお夕食!!さぁ、食べるぞぅ!
美味ひぃ、空腹だったので、モリモリ食べる。付け合わせのスパゲッティサラダも美味しく、ボリューム満点。満腹に満足。
食堂は、3回戦の熱気と、個別に固形燃料を使ったステーキに石油ストーブのおかげでとても暑かった。今回の旅で一番汗をかいた〜。
食後は各々のタイミングで就寝。ガスストーブの真ん前の布団をゲットしたので、足もとポカポカの布団に入る事ができた。
まだ暗いうちに顔が痛くて目が覚めたら。寒い、冷えて顔が痛い。毛布と布団を顔まで引っ張り上げて数時間うとうと…。それでも、早出の同室のパーティが出発したタイミングで気が付かなかったので、よく寝たのだろう。
昨夜はあんなに満腹だったのに、朝起きると空腹。朝食までに出発の準備を整えて待つ。山小屋の部屋に暖房があるなんて、幸せだなぁ。
朝食は鯖の塩焼き。とても美味しい。お味噌汁も沁みる〜。
さて、準備も整って出発!大丈夫かな?昨日の疲れ、あるけど…?
歩き始めると次第に暑くなってきた。衣類を調整しながら、赤岩の頭に登り上がる。少し手前から、硫黄岳から硫黄岳山荘へ向かう稜線が見え、あぁ、この景色…お天気最高!とテンションが上がる。ポツリポツリと見えるケルンが懐かしい。冬の硫黄岳まであとちょっと。
稜線に出ると北アルプスの絶景、あぁ、来てよかった。すごい、ヨイ!サィコゥ!
大キレットがハッキリ見える。よーし、あとひと頑張りだ!
最後の登りを黙々と、意外と早く着いた印象。さすがに風は少しある。スマホ撮影、タッチペンはやはり必要だった。すぐに手が悴む。これは危険と手袋をはめたり、ザックに手を突っ込んで風から守る。長く居ると冷えるので、ある程度で退散。それにしても良い天気の日に来れた。遠くにはこれからやってくるであろう雲が見えている。晴れているうちに登頂できて良かった。
あとは安全に下りよう。稜線を後にする時は、必ず名残惜しい気持ちが押し寄せる。樹林帯に入ると、あとは赤岳鉱泉をひたすら目指す。
赤岳鉱泉で長めの休憩後に、さらに下山。意外と早く石堤に到着すると、赤岳鉱泉のマムートカッティングが施された車が停まっていた。可愛い!!
赤岳山荘から少し進んだ所でアイゼンは外した。ここからの林道歩き、ある意味核心だった。チェーンスパイクを持って来なかった事を後悔する。持っていたら絶対付けていた。
ツルリと転ぶ。笑ってしまった。だよね…滑るもん。それでも、一転びでなんとか八ヶ岳山荘前まで到着。
バスまでの30分少しを、八ヶ岳山荘のお汁粉とコーヒーで楽しんだ。お餅2個入りのお汁粉はとても美味しかった。
バスはギリギリ座れてラッキー!
とても楽しく山行を終える事ができた。
皆様、ありがとねー♪
今の八ヶ岳山行、アイゼンだけでなくチェーンスパイクもあった方が楽しめます。林道歩きの「滑るかも…アッ!」というストレスや冷や汗を考えると、チェーンスパイクを持っていた方がよっぽど気楽に楽しめます!!
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