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Yamareco

記録ID: 641022
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

「霧藻ヶ峰」の西側 − 猿鼻の尾根から −

2015年05月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
8.9km
登り
1,203m
下り
1,210m

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
2:00
合計
8:00
6:20
8
鮫沢橋(780m)
6:28
6:36
104
旧家屋(805m)
8:20
12
猿鼻の尾根(1,270m)
8:32
8:40
5
埼玉県石杭(1,320m)
8:45
33
埼玉県石杭(1,370m)
9:18
9:20
7
・1,547mP(石杭)
9:27
8
雲取道に出る
9:35
15
お清平
9:50
10:06
8
霧藻ヶ峰
10:14
10:20
30
・1,547mP(石杭)
10:50
11:10
65
分岐地点(1,270m)
12:15
12:50
10
旧家屋(805m)
13:00
15
大洞ダム下降点
13:15
13:40
20
大洞ダム周辺
14:00
20
大洞ダム下降点
14:20
鮫沢橋(780m)
天候 晴れ ・最低/最高気温 (熊谷:17.5/29.6 ℃)
            (秩父:13.9/29.3 ℃)
   ・昼間の時間:14:08 (日出:4:35 日入:18:43)

・当日の気象[全国] : 気象人
http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary_detail.php?date=2015-5-17
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 秩父市の国道140号を行きます。旧荒川村を過ぎ 旧大滝村に入り、秩父市・
大滝総合支所を右に見て、橋を渡ってすぐの丁字路信号を左折します。

 氷柱で有名な「三十槌(みそつち)」を過ぎ,二瀬ダムサイトを経由して
県道278号線に入ります。

 途中の 大きなUヘアピンから県道と別れ、「大洞林道」を上流へ進みます。
 「鮫沢橋」のゲート脇に駐車します。
 ゲートは施錠されておりませんが、本来はクローズです。
 (少し行くと、路面に膨大な岩石の落石が至る所にあり、とても車で
走行できる状態にありません。)
 ・ゲート脇は、駐車場としての余地はなく、3台位がやっとです。
 この時期、釣りの方も林道に入ってきてます。
 ・今日は日曜日ですので、すでに、釣りの方?と思われる車が
4台駐車しておりました。
コース状況/
危険箇所等
−− ☆★ 全 般 ★☆ −−
 ・この「猿鼻の尾根」は、鮫沢と樽沢の中間に位置する、
何の変哲もない「霧藻ヶ峰」へのマイナールートです。
・何の指導標も有りませんが、杉造林地で、過去に間伐&
伐採が行われており、そのため踏み跡は、初めはしっかりと
付いておりました。
 しかし、上に行くとそれが薄くなりますが、林業の
ピンクテープが頻繁に付いており、登りに於いては OKです。
・尾根の手前から、新緑の鮮やかな 広葉樹の明るい薄い踏み跡
となり、尾根に出れば、新緑がさらに増します。
 やや広い尾根上は ほぼ真ん中を行き、「埼玉県石杭」を
目印に登れば、間違いなく 1,547mPに到達します。

・しかしながら[復路]では マイナールートの常で、左右を
確認しながら、降らないと、同じような新緑尾根ですから、
分岐点には自分なりの しっかりとした"目印"を。
 また南面に降りてからのルートも、登りと違い解らなくなります。
旧家屋の裏手から
山へ入る
2015年05月18日 14:21撮影 by  DSC-WX170, SONY
3
5/18 14:21
旧家屋の裏手から
山へ入る
同左より「和名倉山」
方面を見る
やや霞んでいる
右が「尻無しの頭」
2015年05月17日 06:31撮影 by  DSC-WX170, SONY
4
5/17 6:31
同左より「和名倉山」
方面を見る
やや霞んでいる
右が「尻無しの頭」
ルートは、意外にも
しっかりと付いていた
2015年05月19日 06:04撮影 by  DSC-WX170, SONY
4
5/19 6:04
ルートは、意外にも
しっかりと付いていた
鹿除けネットも
しっかりと
2015年05月17日 07:07撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
5/17 7:07
鹿除けネットも
しっかりと
杉造林地で
間伐& 伐採が
進んでいた
2015年05月18日 14:32撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
5/18 14:32
杉造林地で
間伐& 伐採が
進んでいた
一面、ブナと
ミズナラの若木で
踏み跡薄くなり、
復路のことも考え
右に行くか?左に行って
早く尾根に出るか?
2015年05月18日 14:37撮影 by  DSC-WX170, SONY
4
5/18 14:37
一面、ブナと
ミズナラの若木で
踏み跡薄くなり、
復路のことも考え
右に行くか?左に行って
早く尾根に出るか?
「猿鼻の尾根」に出た
この地点にマーキング
しかし、[復路]では
気づかず、通りすぎた
2015年05月18日 14:43撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
5/18 14:43
「猿鼻の尾根」に出た
この地点にマーキング
しかし、[復路]では
気づかず、通りすぎた
尾根上は、新緑豊かな
ブナ,ミズナラの若木で
明るくて,やや広い。
これを登りつめれば
OK。
2015年05月18日 14:45撮影 by  DSC-WX170, SONY
4
5/18 14:45
尾根上は、新緑豊かな
ブナ,ミズナラの若木で
明るくて,やや広い。
これを登りつめれば
OK。
尾根の中央に岩が
現れる。
2015年05月18日 14:50撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 14:50
尾根の中央に岩が
現れる。
小ピーク(埼玉県石杭)
重要な目印となる
2015年05月18日 14:52撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
5/18 14:52
小ピーク(埼玉県石杭)
重要な目印となる
同左地点より、木々の
隙間から、三峯神社の
駐車場が見えた
2015年05月18日 14:55撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 14:55
同左地点より、木々の
隙間から、三峯神社の
駐車場が見えた
二番目の埼玉県石杭
2015年05月18日 14:58撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
5/18 14:58
二番目の埼玉県石杭
振り返っても
「和名倉山」方面は
見えずだが、
新緑が爽やか!!
2015年05月18日 15:00撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 15:00
振り返っても
「和名倉山」方面は
見えずだが、
新緑が爽やか!!
可愛らしいミズナラの
小トンネル
2015年05月18日 15:04撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
5/18 15:04
可愛らしいミズナラの
小トンネル
登り方向を見る
2015年05月18日 15:06撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 15:06
登り方向を見る
・1,547mP地点の
埼玉県石杭。
直下に、もう1本有り。
右に下って、雲取道に
出る
2015年05月17日 09:18撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
5/17 9:18
・1,547mP地点の
埼玉県石杭。
直下に、もう1本有り。
右に下って、雲取道に
出る
「お清平」に行ってみる
2015年05月18日 15:16撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
5/18 15:16
「お清平」に行ってみる
瑞々しいミズナラと
スカイブルー
2015年05月18日 15:21撮影 by  DSC-WX170, SONY
5
5/18 15:21
瑞々しいミズナラと
スカイブルー
今度は「霧藻ヶ峰」に
向かう
2015年05月18日 15:23撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 15:23
今度は「霧藻ヶ峰」に
向かう
「霧藻ヶ峰」。
この"山名板"は
実に古く
1968/05/18に来た
時と全く同じ物で
ある。つり下げて
いる鎖の位置も
全く同じ。
傾き加減はやや
増したが
驚きと同時に,
感激!!で
あります。
(感想参照)
2015年05月18日 15:28撮影 by  DSC-WX170, SONY
4
5/18 15:28
「霧藻ヶ峰」。
この"山名板"は
実に古く
1968/05/18に来た
時と全く同じ物で
ある。つり下げて
いる鎖の位置も
全く同じ。
傾き加減はやや
増したが
驚きと同時に,
感激!!で
あります。
(感想参照)
「霧藻ヶ峰」より
和名倉山を見る
2015年05月18日 15:27撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
5/18 15:27
「霧藻ヶ峰」より
和名倉山を見る
三等三角点(1,523.1m)
より,和名倉山を見る
2015年05月18日 15:32撮影 by  DSC-WX170, SONY
5
5/18 15:32
三等三角点(1,523.1m)
より,和名倉山を見る
三等三角点(1,523.1m)
より,両神山を見る
2015年05月18日 15:34撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
5/18 15:34
三等三角点(1,523.1m)
より,両神山を見る
雲取道にて
ミツバツツジ
2015年05月18日 15:40撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
5/18 15:40
雲取道にて
ミツバツツジ
・1,547mPへ登る
2015年05月18日 15:42撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 15:42
・1,547mPへ登る
再度・1,547mPへ来た
2015年05月18日 15:44撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 15:44
再度・1,547mPへ来た
いよいよ[復路]。
「猿鼻の尾根」の下り
2015年05月17日 10:18撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/17 10:18
いよいよ[復路]。
「猿鼻の尾根」の下り
ブナの兄弟
2015年05月18日 15:47撮影 by  DSC-WX170, SONY
3
5/18 15:47
ブナの兄弟
新緑が眩しい
「猿鼻の尾根」を下る
2015年05月18日 15:49撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 15:49
新緑が眩しい
「猿鼻の尾根」を下る
新緑が眩しい
「猿鼻の尾根」を下る
この後すぐの"分岐地点"
(何も無し)に気づかず、
尾根を降りすぎて、
登り直す。
その後,分岐地点(マーキング)を
やっと見つける。
2015年05月18日 15:50撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 15:50
新緑が眩しい
「猿鼻の尾根」を下る
この後すぐの"分岐地点"
(何も無し)に気づかず、
尾根を降りすぎて、
登り直す。
その後,分岐地点(マーキング)を
やっと見つける。
尾根の南側でも迷う。
マーキングを拾いながら
広葉樹から,杉造林地に
入り、やっと踏み跡が
しっかりと。
2015年05月18日 15:54撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
5/18 15:54
尾根の南側でも迷う。
マーキングを拾いながら
広葉樹から,杉造林地に
入り、やっと踏み跡が
しっかりと。
杉造林地を下る。
2015年05月18日 15:55撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 15:55
杉造林地を下る。
途中、唯一の
杉の間からの展望。
(三ッ山)
2015年05月18日 14:07撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
5/18 14:07
途中、唯一の
杉の間からの展望。
(三ッ山)
同左で、ちょっと
南へ下って「三ッ山」
2015年05月18日 14:18撮影 by  DSC-WX170, SONY
3
5/18 14:18
同左で、ちょっと
南へ下って「三ッ山」
無事「大洞林道」に
出て、最初に撮った
のが、やはり
「三ッ山」。
2015年05月18日 15:58撮影 by  DSC-WX170, SONY
3
5/18 15:58
無事「大洞林道」に
出て、最初に撮った
のが、やはり
「三ッ山」。
市の沢の奥に和名倉山。
右に「尻無しの頭」
左に「仁田小屋の頭」
2015年05月18日 18:16撮影 by  DSC-WX170, SONY
5
5/18 18:16
市の沢の奥に和名倉山。
右に「尻無しの頭」
左に「仁田小屋の頭」
改めて、旧家屋をみる
2015年05月18日 16:03撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
5/18 16:03
改めて、旧家屋をみる
大洞林道を下る
2015年05月18日 16:05撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
5/18 16:05
大洞林道を下る
「砂防指定地」の
看板
2015年05月18日 18:21撮影 by  DSC-WX170, SONY
5/18 18:21
「砂防指定地」の
看板
中央に「仁田小屋の頭」
市の沢の奥に
「和名倉山」を見る
2015年05月18日 18:24撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
5/18 18:24
中央に「仁田小屋の頭」
市の沢の奥に
「和名倉山」を見る
大洞川の奥に
「三ッ山」を見る
2015年05月18日 18:33撮影 by  DSC-WX170, SONY
4
5/18 18:33
大洞川の奥に
「三ッ山」を見る
大洞ダム下降点
2015年05月18日 18:34撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
5/18 18:34
大洞ダム下降点
大洞林道から
「三ッ山」をバックに
2015年05月18日 19:20撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
5/18 19:20
大洞林道から
「三ッ山」をバックに
撮影機器:

感想

◎ 昨年の秋以来、頻繁に「大洞林道」周辺に出没しております。
 やはり、埼玉県の母なる川・荒川の"源流地帯"(=惣小屋谷)。
 「入川」や「滝川」ほどの"最深部"ではありませんが、「和名倉山」
という "奥秩父最大の独立峰"から流れ出る 静かな"源流地域"を
歩いて見たいと思うのです。

・今回登った「猿鼻の尾根」ですが、あまり魅力がありません。
 展望は望めないし、踏み跡は薄いし、指導標は無いし。
 大洞林道に車を置かない限りは、利用価値が無いです。
 万一の"逃げルート"にもなりません。
 ましてや 下りに於いては、やはり迷いますので。

◎ この「大洞林道」について、正式な名称は「森林管理道・雲取線」と
言うらしいのですが、私としては、どうしても『大洞林道』ですね。

・何故かというと、かっては確かに「雲取林道」として計画され、
施工されたのですが、実際には当初の計画であった 奥多摩に抜ける
"広域林道"として 出来なかったのですから(諸般の事情)。
 したがって、林業としても「雲取山」への足掛かりすら無い
"雲取林道"名称では、その意味を見いだせないのです。
 (由来の有る地名にするか、起終点の名称にするか、どちらか
でしょうね)
 ですから、大洞川に沿った昔からの「大洞林道」が正しいと思うのですが。

◎ 昼間の時間が最も長いこの頃、余った時間で「大洞ダム」へ下り、
「尻無尾根」を 少し偵察してきました。
 こちらは ・・・・・ 超バリバリで、大変そう!! 

◎ 今まで「アクセス欄」でよく使っていた「国道"T"字路」。
  (ある読者からご指摘があり、「"T"字路」 →「 "丁"字路」だと ・・・・・
 ・・・・・ 確かに「ていじろ」で漢字変換すると、「丁字路」となりました)
有難うございました。

−− ☆★ 思いついたこと(「霧藻ヶ峰」の山名板について) ☆★ −−
 来る度に想ってはいましたが、何しろこの付近は登山者が多く、その為
懐かしいなああ〜とは想いつつも、ささっ〜と 通り過ぎてしまうのですが、
改めて見てみると、この"山名板"は実に古く、1968/05/18に来た時と
変わらぬ 全く同じであることに 気がつきました。

 吊り下げている鎖の位置も、また鎖そのものも 全く当時と同じ。
ですから、その錆が山名板に付着してきている。
 本当に長い歴史を感じさせる。傾き加減は,やや増したが・・・・・。
 驚きと同時に,感激です!!。
 ・改めて、またじっくりと見てみたいと思います。

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