大天井岳∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥一ノ沢
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- GPS
- --:--
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,881m
- 下り
- 1,862m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一般道:県道57号、R147、県道495号、県道25号を経て烏川の左岸沿いの道へ左折し、あとは道なりに/一ノ沢登山口は駐車不可ですので、手前約1kmの駐車場に車を停めます |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆一ノ沢登山口〜笠原◆ 基本的には一ノ沢の左岸を通り、緩やかに登っていきます。途中支沢をいくつか越えます。融雪期の今は水量が多く、道が川のようになっているところもあります。橋がないところは浅瀬を選んで越える必要があります。 ◆笠原〜常念乗越◆ 5月17日現在、残雪期限定の雪渓ルートです。登りはツボ足でもなんとか行けますが、午後は雪が緩んで滑りやすくなるため、軽アイゼンがあると安心だと思います。下りはチェーンアイゼンではちょっと不安を覚えました。 ◆常念乗越〜大天井岳◆ 横通岳への登り口の樹林帯に残雪あり。トレースが錯綜していますが、基本的には梓川寄りの斜面を選んで登ります。横通岳と東天井岳は巻道あり。雪は東天井岳付近に少し残っていますが、特に問題はありません。緩やかなアップダウンを繰り返し、最後のブラインドカーブのあとにやっと、大天荘と大天井岳のピークが見えます。小屋からはひと登りで山頂に到着。常念山脈最高峰ならではの360度のダイテンジョウもといダイテンボウが待っています。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は「ほりでーゆ〜四季の郷」で。日帰り利用は大人530円/人です。 http://www.holiday-you.co.jp/access.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
ズボン
靴下
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | 展望のいい山に行く際には望遠レンズをお忘れなく |
感想
lynx師匠のひじょうに美しい感想のあとには書くのは難しい。
私は南海ホークスに在籍した「王天上」こと「オーテンジオ」のことを頭に浮かべながら歩いていたというのに。
王貞治選手にあやかりたい、いや王選手の上、天上へ!ということで付けられて名前負けした助っ人選手であります。つらつらと書いてしまいましたが、要らん情報でした。
もとい。
大天井岳へは2回目でした。前回は9月でした。
考えてみればまだ残雪のある5月に北アルプスを歩くのは初めてです。
それまでに常念岳を誘われていながら、いまいち腰が重かったのです。
「大天井」と聞いてなぜかスイッチが入った。
ん〜 涸沢カールに北鎌尾根を見てみたいと思ったわけですね。
大展望の山です。
表銀座と常念山脈とのジャンクション。
2回ともここでおしまいなのは勿体無いのか。
表銀座のその先を進んで槍ヶ岳へ行かないといけないね。
槍ヶ岳をもっと近くで見上げてみたい。登頂しなくてもいいかな。
槍は見る山。やっぱ変わっているね私は。
久々の山行きがロングとなりましたけれど、なんとか下りてきました。
残雪期歩くのもいいものですね。すこし間口が広がりました。
ほんとこんなんですみません。
◆ 瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)の われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ 崇徳院(77番)◆
キラキラと輝く豊富な雪解け水が、ごうごうと音を立てながら高い飛沫を上げて流れゆくさまを見ていると、なぜかこの歌が脳裏に浮かびました。
今回、北アルプスの春を感じるために、展望の良さで評判の大天井岳に連れてきてもらいました。
降り注ぐ日差しのもと、山も雪も木々も草花もすべて、光り輝いていました。
展望も予想通りで、北アルプスのダイナミックな山並みやどこまでも続く稜線の美しさは素晴らしく、いつまでも見ていたいくらいでした。
でも、なぜでしょう。
今回最も心を打たれたのは、川の水の輝きでした。
雪解けの最初の一滴が集まって、ほとばしる流れとなって、大海に注ぎ込む。
そこで終わりではなく、海風が山に当たって雨となり、そしてまた最初の一滴となる。
それを繰り返し、いつしか季節は移ろいゆく。
崇徳院も、毎年川の瀬音に春を感じ、つかの間の心の平安を得ていたのかもしれません。
百人一首では恋の歌として名高いのですが、私には、崇徳院がこの歌を通じて不遇と伝えられるその人生に、なんとか光明を見出そうとしていたように感じられてなりません。
今回は、そんなことを考える山行となりました。
明日から燕岳→大天井岳→常念岳を2泊で縦走予定なので
とても参考になりました。ありがとうございます!
「畠山」も笑いました。(当方ヤクルトファン)
質問なのですが、アイゼンは前爪で行かれましたか?
軽アイゼンと迷っているもので。。
お時間ありましたらよろしくお願いいたします。
はじめまして!
明日からですか、天気もよさそうですしいいですね〜
スワローズファンには燕岳は聖地のようなものでしょうか(笑)?
私たちは一ノ沢からのピストンですので、合戦尾根の詳細はわかりませんが、
みなさんのレコを読んでいる限り、
残雪期経験がお有りでしたら軽アイゼンでよいと思います。
雪があるのは、合戦小屋から燕山荘 大天井への登りは雪道トラバースは禁止で直登コース
大天井から常念乗越ー常念岳はアイゼン不要。
常念乗越から最初の一ノ沢出合までは軽アイゼン着用が望ましいです。斜度ありますので。
一ノ沢の雪渓は融雪が進み踏み抜きに注意です。
参考にしていただければ幸いです。
どうぞ気をつけて行ってらっしゃい!
marichikuさん、こんにちは。はじめまして。
「畠山」??「王天上」???
…お付き合いいただき、ありがとうございます
登山道の状況の説明についてはvotti師匠に譲りますが、さすがは「表銀座」というだけあって、「表参道」と「銀座」が一緒になったくらいのインパクトがありました。
道も整備が行き届いていて、そこかしこで、登山者を危険から守るという使命感のようなものを感じました。
私たちには残念ながら姿を見せてくれませんでしたが、大天井岳山頂付近には雷鳥がいるらしいですよ。会えるといいですね。
どうぞよい山行を!
詳細に教えて頂いて感謝です!大変参考になりました!
他の方の記録や写真もしげしげ見てみました。
おっしゃるとおり軽アイゼンでよさそうですね。
常念小屋に予約を入れる時にも聞いてみたところ、常念岳までは軽アイゼンで充分とのことでした。
燕岳→大天井岳で危険を感じたら引き返します!
早々に本当にありがとうございました!
P.S
なるほど!つばくろ→スワローズですね。全然気づいてませんでした
ファン失格です。出直してきます。笑
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