藤原岳で雪山ナイトハイク

2024年01月30日(火) [日帰り]

• GPS: 06:41
• 距離: 8.0km
• 登り: 1,090m
• 下り: 1,081m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:17
• 休憩: 2:23
• 合計: 6:40

距離 8.0km 登り 1,090m 下り 1,089m

3:24 藤原岳登山口休憩所
4:05 4:17 藤原岳表登山道４合目
4:27 藤原岳表登山道五合目
5:05 5:13 藤原岳八合目
5:25 藤原岳九合目
5:49 5:52 藤原山荘
6:16 7:00 藤原岳
7:15 8:18 藤原山荘
8:36 藤原岳九合目
8:44 藤原岳八合目
9:12 藤原岳表登山道五合目
9:19 9:29 藤原岳表登山道４合目
10:01 10:04 藤原岳登山口休憩所
10:04 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

三岐鉄道西藤原駅より

写真

1/30 3:25

【大貝戸道を登ります】
深夜3時25分。大貝戸からのぼります。
こんな時間ですから、登山口の駐車場には一台も車は停まっていません。

1/30 4:11

【四合目】
四合目に着きました。
踏み固められた雪道になってきたので、一服がてら軽アイゼンを装着します。

1/30 5:10

【八合目】
八合目に到着。
思っていたより雪の量は少なめ。
踏み固められて歩きやすい冬道を進みます。

1/30 5:23

【九合目】
眺めの良い九合目の尾根に出ました。
夜景がきれいに見えますが、夜明けはまだ遠い。
そして、九合目から藤原山荘までも、また少し遠いんだよなあ。

1/30 6:12

【月明りで歩こう】
藤原山荘を越えれば雪原広がる山頂台地。
雪明りと月明りで、ヘッドランプ無しで歩けます。
優しい月明りの下、白と黒だけのモノトーンの世界を、独りぽつぽつと歩きます。
写真には残せませんでしたが、幻想的な風景と時間でした。

1/30 6:12

【染まる地平】
東の地平から色が戻ってきました。

1/30 6:18

【藤原岳展望丘】
月に向かって歩いて行くうちに、藤原岳山頂に到着しました。
夜明けは近いですが、月の存在感、まだまだあります。

1/30 6:29

【夜明け前】
街の明かりも消え、地平の赤味も増してきました。
風もそれほどないですが、冬空の下、山頂でじっと夜明けを待つのはちょっと辛い。

1/30 6:31

【神秘的な時間】
陽が登る直前のこの風景、時が止まったようで実に神秘的です。

1/30 6:52

【夜明け】
ちらりと、太陽が姿を現した。

1/30 6:57

【かぎろい立つ】
どんどんと陽の光があふれてきます。
新しい朝が来ました。
これは希望の光でしょうか。

1/30 6:58

【御池岳方面の眺め】
御池岳方面を眺めます。

1/30 6:59

【伊吹山方面の眺め】
こちらは伊吹山方面の眺め。

1/30 7:10

【モルゲンロート】
うっすらピンクに染まる藤原岳を背にして、山荘に戻りましょう。

1/30 7:30

【藤原山荘】
藤原山荘に戻ってきました。
少し遅いですが、朝食にしましょう。

1/30 7:40

【朝ごはん】
保温容器に入れておいたごはん、まだホカホカです。
味噌汁はフリーズドライ、熱いお湯を注ぎます。
スーパーで買った総菜は、ストーブで温めなおします。

1/30 8:23

【さよなら藤原岳】
気分が乗れば天狗岩にも寄ろうかと思いましたが、ナイトハイクと日の出を見て、もうおなかがいっぱいです。
山が込み合う前に下山します。

1/30 8:24

【大貝戸道を下ります】
来た道を帰ります。
行きでは一人ぼっちでしたが、帰り道では次から次へと登山客が登ってきます。

1/30 9:47

【二合目　お不動さん】
夜は暗くて挨拶できなかったお不動さんにご挨拶。
素敵な風景にありがとう。

1/30 10:03

【神武神社】
登山口の神武神社にもお参りしよう。
今日も安全に歩けました。

1/30 10:27

【西藤原駅より】
帰りの西藤原駅から、改めて藤原岳を振り返ります。
今日も楽しい山歩きでした。

撮影機器：

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

A201SH SHARP

感想

yukicchi7

今回の藤原岳登山。目標は2つ。

1．月明りの下、雪原を自由に歩こう
2．山頂で日の出を見よう

******
前日の夜に登山口の大貝戸休憩所に到着。時間までしばし仮眠します。
深夜3時30分に出発し、まだ月夜の明るいうちに藤原山荘に到着。
ここからは、月あかりの下の雪原歩きです。

この日も天気は快晴で、山上台地の雪原を、月は優しく照らしています。
ヘッドランプの光も必要ない明るさですが、昼間と違って見える色は「白と黒」のみ。
鹿も鳴かない、鳥も囀らない、静寂の中を、独り黙々と、月の明かりに導かれるように、山頂へと進みます。
モノトーンで広がる世界は実に幻想的でした。

******
地平線が赤く色づいてきました。
夜明けが近いようです。
山頂で夜明けを待ちます。
少しずつ明るくなるにつれ、夜景を彩っていた街の明かりも消えていきます。

まだ太陽の光の無い、夜明け直前の風景は、静かでまるで時が止まったかの様です。
神秘的な風景を眺めながら、太陽が現れるのを待ちました。

******
ちらりと、太陽の紅い欠片が、山の端から顔を出します。
夜明けです。
それからはあっという間でした。
どんどん陽の光があふれてきます。
周りの雪原もピンクに染めていきます。

世界に色が戻ってきました。
鳥たちの囀りも聞こえてきました。
新しい一日の始まりです。

*******
藤原山荘に戻り、遅い朝食をとります。
時間もまだ8時。
天狗岩まで足を延ばそうかとも思いましたが、今日の山歩きに充分心満たされました。
今日はこれにて下山します。

コメント

happy

　おはようございます。
　
　雪あかりの下、雪原が美しいです。
春、暖かくなったら行ってみたいです。
ただいま春に向けて準備中です。

yukicchi7

happyさん こんばんは。

月明りで雪原を歩くのは、昔からの夢でした。
今回実現できて大いに満足です。
次回は満月の日に、雪原でキャンプがしたいですね。

藤原岳は花が多いので、春の訪れも楽しみですね。
（花粉症が辛いですが）

春の挑戦、楽しんでください。