記録ID: 641391
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沢登り
奥多摩・高尾
大雲取谷から雲取山 沢百名山2座目
2015年05月16日(土) ~
2015年05月17日(日)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,925m
- 下り
- 1,924m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:50
天候 | 5/16雨のち曇り 5/17晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
翌日、日原林道から八丁橋ゲートに移動。 駐車スペースは10台程度だがあまり広くはない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日原川水系・大雲取谷 2級下 2級下とあるが、おそらくそうである所以は遡行に時間がかかるから。 沢自体は比較的簡単。 八丁橋〜唐松谷出合 八丁橋からは日原林道を1時間強。分岐からは登山道に。トラバースしながら下降すると唐松谷出合にかかる吊り橋がある。 吊り橋を渡る手前、右から急斜面を下って入渓するが少々悪い。 F1は右岸から高巻き。適当なルンゼから潅木頼りに。滝よりかなり上に出る印象があるが、上に上がりきってしまったほうが、あとで沢床に降りやすかった。大きく高巻いた割には滝より5mほど上流に降りれる。 それ以外の滝は全て直登可能。ビバークポイントは小雲取出合までにも数箇所あり。 F1を過ぎるとほどなく長沢谷出合。正面が長沢谷で一見支流に見える左が正解。 ここを越えてしばらく行くと左に大規模な崩壊地がある。かなり崩れて、今でも落石が落ちてきそう。このあたりは伏流になっている。 その先はちょっとした小滝が連続するゴルジュ。いい雰囲気。岩茸谷は滝をかけて合流するが水流は細い。その先で4m滝を超えると権衛谷が出合う。 ここから先は小滝が連続して、適度にゴルジュもあったりと飽きさせない渓相が続く。どの滝も上れて面白いが、どれも大きな釜を持つので、へつり→滝登攀という一連の流れが繰り返される。 2mの幅広い滝を超えると木々の間から日差しが差し込み、明るくなると小雲取谷の出合。 ここからもゴルジュが連続時々大きな釜を持つ小滝を超えていく。 8mの大滝は倒木で釜が出来つつある。下部は岩伝いに容易に登れるので、実質4m程度の滝に見える。ここを超えるとBPは近い。 六間谷出合には「15cm以下の魚はリリース」の看板があるのが目印。 今回は六間谷出合の左岸にある3mほどの高台にビバーク。そこからさらに2mくらい上にもビバークポイントがある。 六間谷出合を右にいくと、すぐに真っ直ぐ日向窪が流入する。ここは左。 水流が細くなるころに出てくる次の右から入る枝沢に入り、10分ほど登ると大ダワ林道にぶつかる。目印は倒れた道標。 大ダワ林道は踏み跡不明瞭なので要ルートファインディング。 |
写真
撮影機器:
装備
共同装備 |
沢装備+登攀具+幕営道具+ロープ30m(但しロープは未使用)
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感想
シーズン2発目の沢登りは奥多摩。多摩川の支流、日原水系・大雲取谷から雲取山へ。
りょうくんは2日連続の沢登り。
金曜日夜に合流して、御嶽駅近くのセブンイレブンで買い出し。その後鳩の巣駅の町営駐車場で車中泊。
翌朝5時に起きるも雨足強し。二度寝して7時起きてもまだ小雨。
8時すぎでやっと収まってきた。
朝ごはん食べて、パッキングして、奥多摩駅で登山届を出して、八丁橋に着いたのは9時半。駐車場にはうちら以外に1台のみ。やはり朝出発時に雨だと人は少ない。
雨が止むのを待ってから入渓したのでスタートが10時前。日原林道を歩く頃には完全に雨は止み、むしろ蒸し暑くて汗が吹き出る。
かなり巻いて1時間ちょっとで入渓点まで着いた。
F1の6m滝の高巻きがしょっぱいけれど、それ以外は全ての滝は直登可能。適度にへつりもあって飽きさせない。
奥多摩らしい、森とコケに覆われた緑濃き沢だ。
ハイペースで遡行して15時前には六間谷出合のBP予定地まで遡行完了。
魚影はあるものの釣りする時間はなかったので、焚き火してご飯食べて、お酒飲んでたら夜は雨だった。
翌日はさくっと枝沢を詰めて、廃道になった大ダワ林道をルートファインディングしながら雲取山荘へ。雲取山山頂からは富士山も南アルプスもばっちし見えた。
賑わいを見せる山頂を後にして富田新道に入ると、再び人の気配なし。
10時過ぎには下山完了。
遡行中は誰にも会わず、静かな沢旅でした。
「沢から百名山」2座目でした。今シーズンは10座くらいまで頑張りたい。
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コメント
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2座目の遡行登頂おつかれさまです。
自分も今何座くらい沢からいったのか今度数えてみたいと思います。
槍ヶ岳は湯俣から入ったら数えていいんでしょうかね(笑)
沢を起点としたルートということで100名山やってみたいです。
大雲取谷懐かしく拝見しました。
沢から100名山情報交換お願いします
ぜひ数えてみてください。metaさんはけっこう登ってそうですね。
「山頂まで登山道使用は2時間以内」と定義してみましたが、槍ヶ岳は湯俣からですかね。それか横尾本谷右俣でしょうか。
沢シーズンがスタートしましたし、今も調べ続けているので、近々続きをアップします。今は南ア、中ア、北アを調べています
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