鈴鹿 愛知川〜白滝谷
- GPS
- 09:13
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 889m
- 下り
- 874m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な個所は無いが、愛知川本流は増水時に注意が必要。 白滝谷はロープを出す必要も無く初心者向け。で、二段滝には残置のアンカーもあるので懸垂下降の練習にも良い。 ただ、このコースは泳ぎが必須なのでまだ寒かった・・・ |
写真
感想
今回の目的地は、前回も候補に挙がっていた白滝谷。なのですが、何時もの通りヒロ沢経由だと面白くないので、まだ歩いたことのない中峠〜大瀞経由で愛知川を下り、白滝谷出会いから遡行してハト峰経由で朝明に戻るコースを設定しました。
少なくとも天狗滝の下流にS字とゴルジュがあって泳がなければならないことは分かっていたのですが、まあ、気温も高くなり始めましたし何とかなるでしょう・・・
と言う訳で、何時もの通り7時に出発し8時過ぎには朝明に到着。したのですが、何とか最上段に車を停めることが出来たような状況で、思った以上に混雑していました。
早速準備を済ませ、8時15分頃出発。大勢いた人は、大半が釈迦ヶ岳に向かわれた模様で、上流側に歩き始める人は比較的少なくて一安心。中峠に向けて分岐を進む人はさらに少なく、お会いしたのは一人だけでした。途中にあった滝は思った以上に規模が大きくて良い感じです。
で、9:55頃に大瀞に到着。事前情報の通り、鉄橋は折れて通行止めの看板がかかっていました。この鉄橋の右手に、沢まで降りる巻き道がありますので、こちらを使って愛知川まで降ります。こちらの川沿いで沢装束に着替え、取りあえず先ほどの鉄橋の下へ。水はかなり冷たく、泳げるのか心配になりますが、大瀞と言うだけあって穏やかな流れと立ち上がった両岸が作り出す風景が良い感じでした。
と言うところで、早速下流に向け出発〜!したのは良いのですが、両岸が狭まっていきなり心配していた泳ぎポイントが現れましたσ(´-ω-`;)
もう少し気温が高くなってからにしてほしい所ですが、巻くことも出来そうに無かったので、意を決してドボン!水は冷たかったものの、風がそれほどなかったので日に当たれば暖かかったのが幸いでした。
この後は比較的穏やかな流れが続き、泳ぎを避けつつへつりを多用して先に進みます。が、この景色だけで既にかなり満足で、お出かけした甲斐がありました。
と言ったところで、またしても前方に深々とした釜が・・・迂回できそうにも無いので、こちらも飛び込んで泳ぎ。因みに、同行した先輩は泳ぎも想定してネオプレーンの上下を着こんでいるので温かそう。私もファイントラックのドライレイヤーとラピッドラッシュを着こんではいたのですが、水切れは良いものの、水に浸かったら寒いのは何ともなりませんね。
天狗滝の上部には12時過ぎに到着。以前よりも釜が復活しているようで、深々としたエメラルドグリーンの淵が見えました。お腹もすいたので、こちらで昼食を取ることに。で、滝上部で1時間程休憩し、13時10分頃巻き道を通って滝の下流へ。いや、飛び込めそうなくらい釜は深そうに見えたのですが、高所恐怖症の私にはとても無理・・・と言う訳で、小心者の私は素直に巻き道を選びました(笑)
一年ぶりに見る天狗滝はやはり雰囲気が変わっていて、昨年あった砂州も無くなっており、それほど水量が多い訳でも無いのでしょうが、往年の姿を取り戻している様でした。ここまで3人の方にしか会わなかったのですが、流石に人気スポット。滝下流のテラスには9人ほどの方が休んで見えました。
問題はこの先のS字・・・大休止で折角乾いて暖かくなったのに泳ぐのは嫌なので、岩場を超えてパス。で、少し進むと左岸側に合流する下谷尻谷が見えました。こちらも今シーズン中にはチャレンジしてみたい沢ですね・・・が、泳ぎ主体になりそうなので、もう少し暖かくなってからにしたいと思います。しかし、結局この先のゴルジュは泳がないと越えられない・・・σ(´-ω-`;)と言う訳で、折角服も乾いていたのですが泳いで超えました。
見慣れた風景が現れ、白滝谷出会いに到着したのは13:55頃でした。相変わらず花崗岩の白い岩と、後ろの緑が映えて良い感じですね〜
白滝谷は基本初心者向けの沢で、特に難しいところはありません。しばらく小滝が続きますが、一つ目のハイライトは2段滝。こちらは写真では迫力があるように見えますが、滝身右手から問題なく越えられます。初心者がいる場合もアンカーがありますのでロープを出せば問題なし。
次いで白滝が現れますが、こちらは何処からでもお好きに登れます
溝状滝1は中ほどに足場となる岩があります
溝状滝2は釜が深いですが、へつり気味に超えれば腰上位で越えられます
と言う訳で、15:40分頃遡行を終え、沢装束を解いてハト峰に向かいました。既に時間が遅いせいか人影はありませんでしたが、ここまで来ると帰ってきた感じがしますね。結果、駐車場に戻ったのは17時15分頃で、思ったより時間がかかりました。
正直、まだまだ泳ぐには早かったとは思うのですが、かなり満足度の高い沢登りになりました。やはり愛知川本流はダイナミックで、歩いていて楽しいですね〜まあ、その分疲れるのも事実ですが・・・膝もガクガクでした。このところ連続で沢にお出かけしてたので、正直侮ってました。と言う訳で、もう少し暖かくなったらリベンジしてみたいと思います
が、天狗滝は飛び込めるようになるんでしょうか・・・と言うところで、愛知川〜白滝谷の遡行記録でした。以下ブログです
http://blogs.yahoo.co.jp/kappa_324/17566569.html
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