八王子の里山めぐり(大六天~天合峰~雹止山)
- GPS
- 05:50
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 655m
- 下り
- 712m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:05
天候 | 快晴☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西東京バス(美01)「霊園前・八王子城跡入り口バス停」下車 ◯帰り JR五日市線「秋川駅」乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
感想
八王子市は東京都多摩地区最大の都市である。
広大な面積を有し、西部はほとんどが山域となっている。
僕のヤマレコ記録は奥多摩が一番多いが、その次に多いのが高尾エリアだ。陣馬山から高尾山へ連なる尾根はよく足を運んだし、景信山から伸びる北高尾山陵も登りごたえがあった。
しかしそこで気づく。北西部はほとんど足を踏み入れたことがないことに。
檜原村やあきる野市との境界は登ったことはあるものの、内側は全くない。そもそも登れる山なんぞあるのか?と思い、地図で調べてみると、里山が幾つかあるようだ。
しかし、ヤマレコに登録されていないバリルートが些か多いように思う。
ということで今回は、里山を中心に八王子北西部を縦断していく。
【八王子城跡~大六天】
まずは高尾駅北口からバスに乗り、霊園前まで行く。
そこからは八王子城跡を登るが、本丸までは行かず柵門跡で右にターンし、川原宿へ下山していく。
この先の麓には心源院があるため、ここの登山道は心源院古道と呼ばれている。
武田信玄の四女・松姫にゆかりの地である。甲斐武田氏滅亡後も生き残った松姫は、迫り来る織田軍から逃れるため、身を置いていた高遠城を捨てて関東を目指す。最後に辿り着いたのが、恩方村。今いる場所だ。
ここの登山道は下り一辺倒かと思ったらピークが多いためかアップダウンが多い。
途中で、大六天というピークに達する。見晴台になっていてなかなか眺望が良い。
ややスリップしながら細い道を下り、麓に着くと心源院の敷地に出る。
北条氏照の祈願寺であると同時に、上述した松姫が出家していた寺だ。
「しんげんいん」と読むが、奇しくも父信玄と同じ読みになっている。
心源寺を出たら、しばらくは美山通りという広めの都道を歩く。
下恩方という八王子の西部にある街だ。田園風景広がる田舎を想像したが、綺麗な住宅がびっしり並べられた普通の市街地である。
因みに、ここから更に西側になると完全に山間部で、陣馬街道くらいしかまともな道がない。
【戸沢峠~天合峰】
都道の中腹にある戸沢峠というところで一旦止まる。次なる取り付きはここだが、一目では見つけにくい。
よくみると擁壁の脇に、控えめにロープが垂れ下がっている。
どう見てもそれは登山口というより土の壁なのだが、他に道はないためロープに捕まりよじ登っていく。
六十度はあろう物凄い急坂ではあるが丈夫なロープのおかげで難度は劇的に下がる。
ロープゾーンが終わり、尾根らしき場所に着くと、勾配は一気に緩やかになり静かな山歩きとなる。
ヤマレコに登録されていないバリルートのようだが、しつこいくらいにピンクテープが貼られてあり、しっかりとした登山道になっている。
また、所々に住宅都市整備公団の看板が建てられているのが気になった。
三十分ほど起伏のない道を歩いていると、天合峰という里山に着く。東京の里山100に選定されているが、特に何もない。
(松木入ノ頭というピークもあったようだが見逃してしまった。)
天合峰からは上川町へ向かって下山する。
ここからはヤマレコに登録された道のようだ。
【上川霊園~雹留山】
麓に着くと、またしばらく都道を歩く。
上川霊園のところで網代トンネルに入るが、ここでミスに気づく。
トンネルは予想以上に明後日の方向に伸びており、目的地から離れてしまう。トンネルを渡らずに脇から網代峠を登っていくのが正解だった。
何とかリカバリーし、雹留山へ。ここからはすでに開拓済みのルートであるため割愛。
すでに十五時を過ぎているため、日の入りを気にしながらややペースを上げる。
麓に続く最短の道は相変わらず通行止めになっているため、南から迂回して行く。
麓に着いてからはあきる野インターの脇を歩き、秋川駅で帰途に着く。
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