雁ヶ腹摺山(楢ノ木尾根〜シオジの森)


- GPS
- 09:54
- 距離
- 40.3km
- 登り
- 2,306m
- 下り
- 2,523m
コースタイム
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 9:54
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:猿橋駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上和田〜雁ヶ腹摺山 危険な個所は特にありませんが、枝道には注意が必要かと思いました。 私は、泣坂ノ頭越えた後で一度巻道に間違えて入ってしまいました。普通に考えれば間違わないのかもしれませんが、それなりの枝道があったように思います。間違えたなとわかったときには、すでに稜線はかなり上になっていました。もう少しすすめそうだったので進んで行くと稜線が下がって来たので、頃合いを見計らい稜線に戻りました。しかし巻道はところどころ寸断されていたので、すぐに戻るべきだったと今は思います。 大峠〜シオジの森 巻道主体です。遊歩道なのですが、沢を跨ぐ個所主体に時折アドベンチャー的な個所がありました。油断禁物です。 水無山から雁ヶ腹山までのルートは、今日もguchi999さんの記録http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-535773.htmlを参考にさせていただきました。毎度ありがとうございます。 |
写真
感想
1年の中で今の季節が一番好きなので、どこへ行こうか非常に迷いました。新緑をどこで楽しもうかと思っていたところ、いつものパートナーさんが以前語っていた「シオジの森が良かった」という言葉を思い出し、それではアプローチは、guchi999さんの記録で興味を持っていた楢ノ木尾根に挑んでみることにしました。
誠に残念ながら、自宅の最寄駅の始発で向かっても、朝一の小菅の湯行きのバスには間に合いません。その次のバスは、1時間半後にしかありません。選択の余地は無いのでスタートが遅れることを危惧いたしましたが、その便で向かうことにしました。
スタートが遅れるのは、下山が遅れるのもさることながら、これからの時期は、一番登りがきつい時に気温が上昇していることが、私の場合もっとも忌避すべき点なのですが、今日はまさにそのとおりとなってしまいました。まずは、上和田から水無山までの約500mの急坂でいきなり洗礼を受け、体力強化中の身にとっては、かなりのダメージを受けました。その後もアップダウンの繰り返しとさらには灌木の枝がうるさい箇所の通過などで体力をそぎ落とされ、最大の試練は、大樺ノ頭手前の約400mの急坂続きの登りでした。途中で本当に心が折れるかと思いました。それでも両手を膝について息を整えながら、着実に進めば頂に辿りつくもので、なんとかなりました。
大樺ノ頭で休息とともに昼食を摂ると体調も回復し、新たな気持ちで雁ヶ腹摺山に挑めました。
大峠からシオジの森の道は、アップダウンがほとんど無く、ときおり道が荒れている以外は、とても歩きやすい道でした。毎度毎度、今の時期に山に行った帰りに「今日も新緑の中で深呼吸をするのを忘れた!」と山に忘れ物をしてきた感じでいたのですが、今日はそれを思い出し、この道を歩いている間、100回以上の深呼吸で身体中を換気できたように思います。本当に気持ちの良い森でした。今日も新緑からいのちをいただいたように思います。
真木小金沢林道からは、竹の向バス停目指してひたすらの林道歩きで、どのくらいで到着できるのかわかりませんでしたが、許された車両以外通過できないこともあり、林道独り占めで静かな歩きを楽しんでいると約1時間半で林道を踏破することができました。
そうなると今度は、次のバスまで約1時間半待つことになります。とりあえず行けるところまで歩こうと上和田目指して進むことにしました。このときはアルコール欲しさが間違いなく有り、結局アルコールに釣られて延々と行進しましたが、ゲット出来たのは、上和田もとうに過ぎた富岡バス停近くでした。
アルコールという燃料も入り、気も大きくなり、そうなれば、「猿橋駅まで歩いてみるか」と気が変わり、とぼとぼ歩いて行くとほぼ日没と同時に猿橋駅に辿りつくことが出来ました。
こうして今日も長い一日の充実した山行を楽しむことが出来ました。
本日の温泉:なし
本日出合った人
※楢ノ木尾根:1パーティー11人
※雁ヶ腹摺山:山頂1名
※雁ヶ腹摺山〜大峠
追い抜いた人:9名
すれ違った人:1名
※大峠〜シオジの森
すれ違った人:4名
※真木小金沢林道
大樺沢付近で釣り人2名
GPS記録から
※時刻 経過時間 9:54:08 / 移動時間 8:50:15 / 停止時間 1:03:53
※スピード 平均 4.1km/h / 移動平均 4.6km/h
※標高 上り 2420m / 下り 2589m
コメント
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新緑のシオジの森はよさそうですね。
でも雁ヶ腹摺山と大樺ノ頭はとにかくとしても、深城湖までの長い林道歩きは避けたいと思っています。
しかし、その後で猿橋まで歩かれるとは!
もっとも、あそこはバスが少ないから、歩く余裕があるのであれば歩いてしまう、というのは判ります。
判っても、遣らないでしょうね、私は。なにせ余裕がない
バスと言えば、あの路線の始発バスは、東京方面からだと中央線の沿線辺りに住んでいないと間に合わないですよね。
かと言って、前泊するのも馬鹿馬鹿しいから、大月か猿橋まで車で行くというのが妥当な対策でしょうね。
でも。そうすると下山後のアルコールは無しになってしまいますね。
guchi999さん こんばんは
コメントありがとうございました
ここの路線に限らず、登山者としては、ダイアがもっとなんとかならいないかという思いはある反面、もともとは一部の観光地を除いては、地元の方の足であることが基本なので、いたしかたいないと思っております。
もともと私は日帰り基本であり、第一のアプローチが電車となることがほとんどなので、近い部類の丹沢でない限り、第一のアプローチの後の下車駅で6時台のバスに乗れることはほとんどありません。
そのような条件下で、いかに自分のニーズに合致した便、それに付随するルートを見つけられるかというのもルート策定時の醍醐味の一つと割り切っているつもりでおります。
今にしてみれば、今回は、さらに少しきつかったかと思いますが、尾越山まで含めたルートでスタートして、下山後は竹の向もしくは上和田からバスに乗車するというのが、良かったのであろうと正直思います。ただし、これは結果論、換言すると下山した後だから言えることでもあり、事実、大樺ノ頭の前では、終バスが18時台で良かったとか、大樺ノ頭から雁ヶ腹摺山で向かわずにシオジの森でショートカットしようかなどと弱気になっておりました。
写真のコメントにも書いたのですが、林道歩きの途中、しばしば左手(北側)に先日guchi999さんが歩かれた長峰の長大な尾根が迫るように存在感をしめしておりました。
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