金峰山へのバリルート、八幡尾根
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- GPS
- 16:00
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,505m
- 下り
- 1,511m
コースタイム
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 11:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路=乙女高原経由のクリスタルライン〜県道210号線でR140へ出、雁坂トンネル経由で帰る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
枇杷窪沢沿いの本谷林道入口にはゲートあり。 林道分岐は二ヶ所あり、二ヶ所とも右へ。標高1570m付近で涸れ沢を渡って対岸の支尾根へ取り付く。 八幡尾根へ出るまでは激しいヤブ漕ぎを覚悟していたが、何とこの支尾根には全くヤブ漕ぎしないで歩ける道があった。 地形図1690〜1730mに、北へ向かってべろ状に張り出した支尾根があり、道はこの支根の西側を巻き、1760mで八幡尾根へ出る。 周辺にはカラマツの疎林が広がっており、この道は林業関係の作業道と思われる。 八幡尾根は全体的にヤブだが、尾根の分岐や危険個所はない。 金峰山から瑞牆山荘まで下り、車を停めた所まで車道を歩く。 ☆ 上記ルートで、登山口(本谷林道入口)から金峰山までの標準的な実歩行タイムは約6時間半くらいではないかと思います。 私はこの間、写真撮影や食事等で計1時間近く立ち止まっています。 金峰山から瑞牆山荘まで、山地図の標準タイムは2時間45分です。 |
写真
感想
以前に会員登録していたSNSで、八幡尾根を林道支線入口から金峰山まで縦走した記録を読んだ。数人のパーティーで、瑞牆山荘に1台デポし、クリスタルラインの林道ゲートからスタートしていた。
私はチョキには既に登っていたので、八幡山〜金峰山がメインの目的。
車の回収のことを考え、枇杷窪沢を渡った本谷林道入口から歩く。このルートから八幡山を往復した『山頂渉猟』では、林道から主稜(八幡尾根)までの支尾根はシャクナゲの猛烈なヤブだったとある。最悪の場合、金峰山までの縦走は諦め、八幡山から引き返すことも想定していた。
地形図をつぶさに眺め、林道終点から主稜線に取り付くルートを探す。
地形図2035mピークから北西に派生する支尾根も、その南にある支尾根も『山頂渉猟』にはシャクナゲのやぶ&群生だったとある。枇杷窪沢源流部を辿るルートは主稜直下が急斜面。
結局、最終的に選んだのは上記ルート図のとおり、林道終点直前から比較的緩やかな支尾根を主稜の鞍部へ上がるルート。この支尾根もやぶの程度は行ってみなければ分からない。
ところが、行ってみるとシャクナゲ群生地の中に切り開かれた道があり、難なく主稜線に達する。八幡尾根はヤブだが踏み跡があることは知っていた。支尾根は主稜線以上のヤブ漕ぎを強いられるだろうと覚悟していただけに、何だか拍子抜けした感じでもあり、内心ホッとした。
以後、時々エネルギーを補給しながら八幡尾根を辿る。地形図2035mPは南の展望が良く、食事をしながら10分間小休止。
八幡山も展望はまずまず良好だが、金峰山がよく見えるのは北側へ5分下った所。
2333mには露岩と樹林の二つのピークがあり、露岩は360度の展望で、八幡尾根で最も展望の良いピークだった。
標高2430m付近で森林限界を抜けて周辺の展望が良くなり、それから30分ほどで一般登山道へ上がる。
関東甲信は二日前まで曇りや雨の予報で、前日に好天に変わった。そのせいか、奥秩父の盟主にしては登山者が少なく、単独行が目立った。
瑞牆山荘に自転車をデポし、車の所まで戻れば、1時間の舗装路歩きは避けられたが、急遽行くことにしたので準備が間に合わず。
尚、瑞牆山荘からリーゼンヒュッテまで路線バスを利用する手もある。
コメント
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こんばんは〜、はじめまして。
良い支尾根、見つけられましたね〜。
この記録にある酷いシャクナゲ漕いで、八幡山を往復したことがあります。
山頂奥に良い展望地があったんですね。
疲労困憊し、探す余裕がありませんでした〜。
残念無念です。
ありがとうございました。
外の記録も、読ませていただきます。
floatcloud さん、はじめまして
返信が遅くなり、申し訳ありません。
八幡山頂上から瑞牆山はよく見えますが、金峰山はよく見えなかったように思います。頂上から少し北へ下った所からはよく見えました。
あちこちのマイナーな山に登って感じたことは、山頂の近くに、山頂より展望が良い所は極めて少ないということです。
八幡山の山頂奥も金峰山はよく見えますが、全体的な展望は山頂の方がいいですね。
金峰方面では好展望と言われる大原平ノ頭や雨降山が未踏なので、いつか機会があれば行ってみたいです。
こんばんは〜。
お返事をありがとうございました。
雨降山は関心がありましたが、
すっかり弱ってしまい、過去形でしか言えなくなりました〜。
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