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Yamareco

記録ID: 6426981
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

蔵王ライザから刈田岳・熊野岳へとスノーモンスター探訪

2024年01月31日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 宮城県 山形県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:20
距離
12.6km
登り
777m
下り
777m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:47
休憩
0:32
合計
5:19
距離 12.6km 登り 777m 下り 780m
7:36
7:37
50
8:27
8:28
25
8:53
8:54
44
9:46
9:55
3
9:58
9:59
4
10:03
10:04
22
10:26
12
10:38
15
10:53
11:08
9
11:21
11:22
12
11:34
34
12:08
14
12:22
23
12:45
12:46
3
12:50
ゴール地点
混雑しないで歩いて登れる蔵王ライザワールドスキー場を利用
今回はリフトを使用せずに歩いて往復しました
天候 晴 稜線は強風
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
蔵王ライザワールドスキー場を利用(7時に駐車場開門)
駐車場は平日無料(土日祝1000円)
8:30リフト運行開始(2本分で1600円)
コース状況/
危険箇所等
ゲレンデ内は整備されたバーンです。登りは右側を登る。下りは左側を下る。
スキー場の先は多くの人が歩いているので、歩きやすい
スノーシューを使ったが、積雪量は少ないので歩きやすい
樹氷原はルート上にポールが立っていて迷うことはないが、ホワイトアウト時には次のポールすら見えないこともあるので、注意が必要
駐車場の開門と同時に駐車場へと一番乗り
除雪車が動いていたので邪魔にならない様に駐車しました
既に山に朝日が当たっている
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駐車場の開門と同時に駐車場へと一番乗り
除雪車が動いていたので邪魔にならない様に駐車しました
既に山に朝日が当たっている
中丸山は真っ白
木々は樹氷に覆われている様子
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中丸山は真っ白
木々は樹氷に覆われている様子
登って来たゲレンデを振り返る
ゲレンデ内は急坂なので、スノーシューのヒールリフターを立てて登る
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登って来たゲレンデを振り返る
ゲレンデ内は急坂なので、スノーシューのヒールリフターを立てて登る
誰のいないゲレンデをスノーシューでトボトボと登り始めると、御来光
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誰のいないゲレンデをスノーシューでトボトボと登り始めると、御来光
ふぅ〜 やっとリフト1本分の急登を登って来た
丁度、リフトの運転前点検が始まる
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ふぅ〜 やっとリフト1本分の急登を登って来た
丁度、リフトの運転前点検が始まる
上り・下りではゲレンデの右隅を登っていく
ピンクリボンのマーク有
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上り・下りではゲレンデの右隅を登っていく
ピンクリボンのマーク有
おぉ〜 モンスター登場ですか!
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おぉ〜 モンスター登場ですか!
最後の急登を登ると、一面の樹氷が広がっていた
ゲレンデを僅か1時間歩くだけで、無料でこの景色に出逢えるとは、なんとお得!
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最後の急登を登ると、一面の樹氷が広がっていた
ゲレンデを僅か1時間歩くだけで、無料でこの景色に出逢えるとは、なんとお得!
樹氷の中まで入り込んでみた
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樹氷の中まで入り込んでみた
左には2本目のリフトがあるので、ここまで楽に移動することができる
今回は1時間かけて歩いてきましたけど、平日は駐車場も無料なので一円も払わずにこの景色💘 混雑や渋滞なし
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左には2本目のリフトがあるので、ここまで楽に移動することができる
今回は1時間かけて歩いてきましたけど、平日は駐車場も無料なので一円も払わずにこの景色💘 混雑や渋滞なし
ゲレンデを離れても、広い道が続いている
両脇にはスノーモンスターが勢揃い
この辺りは背の高いモンスターが多い
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ゲレンデを離れても、広い道が続いている
両脇にはスノーモンスターが勢揃い
この辺りは背の高いモンスターが多い
モンスターが増えてきた
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モンスターが増えてきた
更に登っていくと、夏には蔵王エコーラインとして車で通行できる道路を横断する
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更に登っていくと、夏には蔵王エコーラインとして車で通行できる道路を横断する
スキー場を過ぎると、急登はあまりない
広い坊平の樹氷原をゆっくりと登っていく
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スキー場を過ぎると、急登はあまりない
広い坊平の樹氷原をゆっくりと登っていく
ここも道路
ガードレールを跨いで登っていく
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ここも道路
ガードレールを跨いで登っていく
ようやく、刈田岳が見えた
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ようやく、刈田岳が見えた
刈田岳にある神社
どんな姿になっていることやら?
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刈田岳にある神社
どんな姿になっていることやら?
無雪期には蔵王ハイラインというお釜近くまで登れる道路がある。
その横には、リフトで登ることもできる
冬のリフトは凍り付いて樹氷の様になっている
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無雪期には蔵王ハイラインというお釜近くまで登れる道路がある。
その横には、リフトで登ることもできる
冬のリフトは凍り付いて樹氷の様になっている
避難小屋を通過
どう見ても、鳥にしか見えない
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どう見ても、鳥にしか見えない
穴まで開いている
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穴まで開いている
ここは県境となっている
こちらは山形県
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ここは県境となっている
こちらは山形県
向こうは宮城県
リフトは氷の塊
完全に凍り付いています
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完全に凍り付いています
ポールに沿って登っていけば迷いません
但し、ホワイトアウトになると、次のポールすら見えなくなるので注意
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ポールに沿って登っていけば迷いません
但し、ホワイトアウトになると、次のポールすら見えなくなるので注意
最後の急登を登ると稜線に出ました
これから向かう刈田岳
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最後の急登を登ると稜線に出ました
これから向かう刈田岳
お久しぶりです
お釜は真っ白です
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お釜は真っ白です
刈田嶺神社の鳥居は、想像以上に太く凍り付いていますね
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刈田嶺神社の鳥居は、想像以上に太く凍り付いていますね
お社もまるで雪像のようです
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お社もまるで雪像のようです
お社と社務所は雪山のようです
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お社と社務所は雪山のようです
本日は1番乗りでした
その後、続々と登山者がやってきました
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本日は1番乗りでした
その後、続々と登山者がやってきました
これから向かう熊野岳
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これから向かう熊野岳
遠く霞んで見える飯豊連峰
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遠く霞んで見える飯豊連峰
熊野岳と刈田岳の間には、道に迷わない様に目印となる木柱が立っているのだが、厳冬期ではこの通り
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熊野岳と刈田岳の間には、道に迷わない様に目印となる木柱が立っているのだが、厳冬期ではこの通り
エビの尻尾アップ
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エビの尻尾アップ
ずっと避難小屋へと続いています
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ずっと避難小屋へと続いています
ふと振り返ると、太陽の周りに薄いリングが見える
ハロです
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ふと振り返ると、太陽の周りに薄いリングが見える
ハロです
熊野神社のお社も凍り付いています
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熊野神社のお社も凍り付いています
最高峰 熊野岳に登頂しました
こちらもお久しぶりでした
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最高峰 熊野岳に登頂しました
こちらもお久しぶりでした
熊野岳の標柱がちょっと見えた
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熊野岳の標柱がちょっと見えた
ロープウエイがある地蔵山頂駅方向からの登山者も多かったです
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ロープウエイがある地蔵山頂駅方向からの登山者も多かったです
こちらは避難小屋
全体が凍り付いていましたが、中には入れるようです
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こちらは避難小屋
全体が凍り付いていましたが、中には入れるようです
先程登頂した刈田岳
飲み物を呑もうとザックのナルゲンボトルを開けたら、中が凍り始めていて、飲めなかった😭
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先程登頂した刈田岳
飲み物を呑もうとザックのナルゲンボトルを開けたら、中が凍り始めていて、飲めなかった😭
お釜を覗いてみる
余り近づくと滑落してしまいます
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お釜を覗いてみる
余り近づくと滑落してしまいます
では下山開始
この目印に沿って歩きますが、視界良好なので、途中から平原をショートカットします
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では下山開始
この目印に沿って歩きますが、視界良好なので、途中から平原をショートカットします
樹氷原へと降りていきます
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樹氷原へと降りていきます
今年は樹氷が小さいとのことなので、次の機会には大きな樹氷が見たいものです
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今年は樹氷が小さいとのことなので、次の機会には大きな樹氷が見たいものです
色んな姿が見れます
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色んな姿が見れます
樹氷と青空
そして飛行機雲
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樹氷と青空
そして飛行機雲
スキー場の左側を歩いて下る
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スキー場の左側を歩いて下る
途中、新雪地帯に入ってモフモフしながら下りました
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途中、新雪地帯に入ってモフモフしながら下りました
蔵王ライザワールドスキー場
無事に下山しました
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蔵王ライザワールドスキー場
無事に下山しました
今回、素手にニトリル手袋を装着してみました
指は冷たくならなかったので、効果あったのかと思います
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今回、素手にニトリル手袋を装着してみました
指は冷たくならなかったので、効果あったのかと思います
蔵王温泉街にある日帰り温泉「源七の湯」(600円)
苦い・酸っぱい 温泉成分が濃そうな温泉でした
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蔵王温泉街にある日帰り温泉「源七の湯」(600円)
苦い・酸っぱい 温泉成分が濃そうな温泉でした

感想

東北遠征2日目。今日も三大樹氷で有名な蔵王へとやってきました。蔵王ライザワールドスキー場から歩いて刈田岳・熊野岳へと登ります。
でも折角天気もいいので、全部歩いて登ることにしました。

開門と同時に一番乗りで駐車場に突入。誰もいないスキー場のリフト下をスノーシューでゲレンデ右側を延々と登っていきます。これはスキー場を歩く際のルールとなっています。
なお、リフトは登り専用で下山時はゲレンデを歩いて下る必要があります。(下山時リフト使用禁止)

ゲレンデを登っていくと、リフトが点検のために動き始めました。約1時間かけて2本分のリフトを登ってきました。その先はいよいよ坊平の樹氷地帯に突入します。この辺りの樹氷はルートの中では大きなスノーモンスターを見ることができます。これより上は、小さなモンスターが無数にあります。
トレースも無数にありますが、ゲレンデ内はピンクテープ、その上部はポールが立っているのでルートに迷うことはないでしょう。
陽射しを浴びると暖かく感じる程ですが、稜線へと出ると一気に風が強くなります。
当日の風速予報は、10〜20m。歩くだけなら問題ありませんが、ゴーグルや防寒着で万全の対策が必要です。どのくらい寒いかというと、ザックに外付けしていたナルゲンボトルが内部から凍り付いてしまう程です。水を飲もうとしたら、凍っていたのには驚きました。

刈田岳・熊野岳の神社は、まるで雪まつりの雪像のように雪で覆われた見事な造形。
自然の厳しさを感じることができました。稜線上のルートを示す木柱もスノーモンスターと化して、熊野岳へと続いています。熊野岳の避難小屋も全体が雪で覆われていましたが、非常口は使うことができるので、避難可能です。

前日の森吉山でのホワイトアウトとは違い、太平洋側の気候に影響されるのか、晴れ渡った日が続くのがいいですね。いつか訪ねてみたいと思っていた蔵王のスノーモンスターですが、休日はスキー場の混雑で、駐車場は大渋滞、ゴンドラに乗るのに1〜2時間待ちなんて話を聞くと二の足を踏んでいましたが、ライザからの登頂なら歩いて登れるので、混雑なしです。
今年は樹氷が小さいとのことですが、初めての蔵王の樹氷を楽しむことができました。

このあと、蔵王温泉街へと移動して、日帰り温泉 源七の湯で汗を流す(600円)。この時期は有名な蔵王大露天風呂は冬季休業なので、こちらにやってきましたが、露天はチョットぬるいが、長時間のんびりできます。泉質は白濁したニガ酸っぱいので、濃い温泉だと思います。


最後に、先日youtubeで有名な山岳ガイドの方が、冬山での手袋の使い方を動画で紹介していました。その方は、手袋の1層目をニトリル手袋を使うそうです。最近よくスーパーのレジの方が青い薄手袋を使っていますが、あれです。この手袋は水を通さないので、大量に汗をかくと内部で濡れてしまいます。Goodなポイントは安いこと、スマホの画面操作ができること。

1枚目にニトリル手袋を使うと、手の汗が2層目の手袋(主にフリースなどのスマホ操作できる暖かい手袋)を濡らさない効果があり、これが手の冷えを防止するとのこと。今回、試してみましたが、2日間の行動で手の冷えは感じませんでした。
自分は3層目に防寒テムレスを使っていますが、以前に防寒テムレスでは指先が凍えたことがあったので、ダウンミトンの手袋を用意していました(出番なし)。でも今回はー10℃を下回る環境でも寒さを感じなかったので、効果あったのかなと思います。
しかし、その方も言っていましたが完全に寒さを防げるものではないので、過信は禁物です

1分ショート動画を先行配信します




本編動画 ようやく完成しました


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