入笠山で雪山ハイク（沢入登山口から大阿原湿原までピストン）

2024年02月11日(日) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 14.9km
• 登り: 749m
• 下り: 738m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:29
• 休憩: 1:28
• 合計: 6:57

距離 14.9km 登り 749m 下り 750m

8:30 沢入登山口
9:26 9:27 入笠湿原
9:29 9:33 山彦荘
9:51 ヒュッテ入笠（旧マナスル山荘本館）
10:05 10:06 岩場コース 迂回コース分岐
10:18 10:33 入笠山
10:45 10:50 首切登山口（仏平峠）
10:53 首切清水
11:06 11:15 大阿原湿原入口
11:17 大阿原湿原
11:32 テイ沢分岐
11:49 11:57 大阿原湿原入口
12:36 大阿原湿原入口
12:49 12:50 テイ沢分岐
13:03 大阿原湿原
13:06 13:09 大阿原湿原入口
13:21 首切清水
13:27 13:31 首切登山口（仏平峠）
13:48 14:24 入笠山
14:30 岩場コース 迂回コース分岐
14:37 御所平峠登山口
14:44 14:45 山彦荘
14:50 入笠湿原
15:27 沢入登山口
15:27 ゴール地点

天候

晴れ☀　入笠山上空はずっとイイ天気

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢入登山口の駐車場に停めました。
30台くらい停められそうです。
朝8時すぎの到着で20台くらい停まってました。
下山時は15台くらいかな。

沢入までの道路は除雪されていて通行可能です。
ただ、日陰に雪が残っている部分もありましたのでスタッドレスタイヤ必須だと思います。
アイスバーンみたいになってるところもありました。

コース状況／危険箇所等

■沢入登山口〜入笠湿原
最初から雪道歩きでした。月曜日にかなり雪が降ったからかと思います。
雪質はザラザラで硬く締まってました。
行きは何も着けませんでしたがチェーンか6本くらい着けた方が歩きやすかったと思います。

■入笠湿原〜入笠山〜仏平峠
雪質は柔らかく積雪量も十分ありました。
たくさんの方々に歩かれているため登山道はとても歩きやすい状態でした。
私は早々にワカンを着けましたが、チェーンや6本、10本、スノーシューなど、皆さん様々でした。

■仏平峠〜大阿原湿原
ぐっと人が少なくなります。
道はふかふかで足跡も少ない状態でしたのでワカンでちょうど良い感じでした。

■トイレ
山彦荘前、マナスル山荘前のトイレは使用可能でした。
沢入登山口のトイレは冬季閉鎖中で使えませんでした。

その他周辺情報

■コンビニ
　セブンイレブン富士見町富士見店

■温泉
　ゆ〜とろん水神の湯
　https://yuutoron.com/

写真

長野県内で雪山ハイクのメッカの天気予報を見ると入笠山が一番良さそうでした。
実際にも他の山々には結構雲がかかっている中で入笠山はずっといい天気、しかも風もほとんど無く暖かく感じるほど快適でした。

2/11 8:30

沢入登山口の駐車場に車を停めて歩き始めます。
ここまでは除雪されていて通行可能。この先は冬季通行止でした。
ちなみにココにあるトイレは冬季閉鎖で使用不可。しばしトイレは我慢。

2/11 9:03

沢入登山口からの道はこんな感じで最初からずっと積雪ありました。雪質はザラザラで硬く締まっていました。

2/11 9:22

ココは入笠湿原の手前にある法華道への分岐。真っすぐは入笠湿原、左は山彦荘横のトイレの正面へ。

2/11 9:25

鹿よけのゲートは冬季開放中です。

2/11 9:26

入笠湿原に到着しました。ここからはスキー場のゴンドラで上がって来られた方々がめっちゃたくさんいらっしゃいます。

2/11 9:29

山彦荘の前にあるベンチから入笠湿原を見下ろしたところです。湿原内には縦横無尽に歩いた跡がありますね！

2/11 9:36

このあたりは車道と遊歩道が平行しています。遊歩道は混んでいましたので道路の方を歩きました。

2/11 9:41

スキー場のようなゲレンデです。（私が持ってる山と高原地図には「入笠山スキー場」と書いてあります）
ここで早々にワカンを装着しました。

2/11 9:50

たくさんの方々がそり遊びされています。まさにゲレンデですね。

2/11 9:58

ゲレンデ上部から登山道に合流する所で八ヶ岳連峰が見渡せるようになります。ムム〜もう雲がかかっています。

2/11 10:05

入笠山山頂が近くなると岩場コースと迂回コースの分岐があります。どちらもたくさん歩かれているようです。いつも通り岩場コースに向かいます。

2/11 10:11

岩場コースですが十分な積雪で岩はすっかり隠れてて、無雪期より歩きやすいですね。

2/11 10:13

たくさんの方々に歩かれていて本当に歩きやすい状態でした。

2/11 10:17

入笠山山頂に到着しました。まだ10時過ぎなのにたくさんの方々で賑わっています。

2/11 10:17

南アルプスの左奥に富士山が見えました。

2/11 10:18

アップで富士山。個人的には山行での富士山は見えた時に必ず撮影しておくようにしています。案の定、このあとはずっと雲隠れ😢

2/11 10:19

入笠山1955mです。360度の大展望です。

2/11 10:21

北西は北アルプス方面ですが、雲がかかっていてほとんど望めませんでした。手前の守屋山や諏訪湖は良く見えていますね。

2/11 10:22

西には中央アルプスです。唯一空木岳だけ見えています。

2/11 10:22

南方面には南アルプスが良く見えていました。

2/11 10:23

アップで、仙丈ヶ岳と左にはおそらく間ノ岳。

2/11 10:23

アップで、中央に甲斐駒ヶ岳、右に鋸、左には鳳凰三山。

2/11 10:24

南東は甲府盆地方面ですが見えている平地はほとんど北杜市だと思います。写真左端に金峰山など奥秩父の山々、中央あたりの双耳峰は茅ヶ岳と金ヶ岳。その奥に大菩薩連嶺です。

2/11 10:24

北東方面には八ヶ岳連峰が近いです。残念ながらだいぶ雲がかかってしまっていました。

2/11 10:24

アップで、赤岳、阿弥陀、権現、編笠山あたり。雲がかかってるのも悪くないですね。
ちょいと迷いましたがランチにはまだ早いと思ったので先に進みました。（うちで朝飯食べてまだ4時間しか経ってないので）

2/11 10:45

仏平峠まで降りてきました。ここまで踏み跡バッチリでとても歩きやすい状態でした。

2/11 10:47

仏平峠は首切登山口とも言うそうです。
コンパスに提出した計画では、入笠山のあと大阿原湿原まで行って、また入笠山を経由して下山するピストン予定でしたが、この案内図のおすすめルートを歩く感じでもイイかなと思えてきました。

2/11 10:45

仏平峠から大阿原湿原の方は全然人がいなくなり、雪はふかふかになりました。

2/11 10:57

新雪で遊んで疲れたらトレースに戻るの繰り返し😁
横切っているのはウサギの足跡ですね。

2/11 11:04

ほどなく大阿原湿原の入り口が見えました。

2/11 11:06

大阿原湿原の入り口でこのあとの山行工程を迷いました。このままおすすめルートにもどるか、まだ時間に余裕があるのでテイ沢を下って入笠牧場に向かう周回にするか。

2/11 11:15

迷った挙句、大阿原湿原を一周しておすすめルートに戻ることにしました。
過去に大阿原湿原の入り口までは来た（通過した）ことあったのですが、大阿原湿原を一周するのは初めてです。

2/11 11:18

湿原のまわりをぐるっと一周、木道が設置されています。北側の木道から進むとさっそく美しい眺めが待ってました。無垢の雪原ですね。

2/11 11:19

木道の左にはまたウサギの足跡ですね。あれ、右には人の足跡ですね、積雪期は入ってもいいのかな？

2/11 11:20

積雪期には入って良いかどうかわからなかったので、木道の部分を歩くことにします。

2/11 11:30

このあたりが湿原の一番低い所まで下ってきたところ。ここから左に曲がり湿原の入り口まで戻ります。

2/11 11:41

湿原南側の木道はずっと林の中でした。なんか万里の長城っぽい感じに見えて撮影しましたが、写真で見ると全然かも。。

2/11 11:48

大阿原湿原の入り口まで戻ってきました。

2/11 11:50

さて、帰路に向かうとします。この時は八ヶ岳ビューポイントでランチの予定で考えていました。

2/11 12:08

仏平峠に向かって歩いている途中で左足に違和感があり、見るとワカンが外れている！
なんてこった、かかと側のパーツが無くなっている。
雪道で物を無くすと出てこないよな、、と思いましたが、やはりパーツを山に置き忘れて行ってしまうのは良くないと思い、探しに戻ることにしました。

2/11 12:23

また大阿原湿原の入り口まで戻ってきましたが見つかりません。左足のワカンがカパカパで使えない状態になりましたので、外して6本軽アイゼンに変更。湿原の南側木道の方に向かいました。
（パーツを無くしたと思い込んでましたが、帰宅してから再確認して実際には外れていただけとわかりました。アホです…）

2/11 12:51

湿原の一番低いところまで下ってきて北側木道を登り始めたところですが見つかりません。

2/11 13:00

さっき自分が歩いた跡がクッキリですね。トレースを歩いても6本だとズボズボです。やはり浮力が欲しい。

2/11 13:06

また大阿原湿原の入り口まで戻ってきました。この場所は今日4回目です。。結局まだ見つかりません。。え〜、どこで外れたんだろう？

2/11 13:27

仏平峠まで戻ってきました。まだ見つかりません。ここから入笠山山頂への道だとたくさんの方々に歩かれているので、もう見つからないかもなぁと思いながらも可能性にかけて山頂の方に向かうことにしました。

2/11 13:42

入笠山山頂への上り返しがしんどかったです。

2/11 13:48

入笠山山頂まで戻ってきました。結局見つかりませんでした。この先はもっとたくさん歩かれているので、もう見つからないと思いました。どこで外れたんだろう？？

2/11 13:50

ワカンのパーツはあきらめて、絶景を眺めながらランチにします。遅いランチになりました。

2/11 13:50

なんと！こちらは朝より眺望が良くなっていました。八ヶ岳連峰がぜ〜んぶ丸見えです。

2/11 13:50

こちらは甲府盆地方面。奥秩父の山々と奥に大菩薩連嶺です。

2/11 13:50

こちらは南アルプス方面です。富士山は残念ながら雲隠れ中のままでした。

2/11 13:51

こちらは中央アルプス方面です。全部雲がかかって見えなくなっていました。

2/11 13:51

こちらは北アルプス方面です。見えているのは穂高連峰あたりかな〜

2/11 13:51

こちらは霧ヶ峰や美ヶ原方面です。手前に諏訪湖が見えています。

2/11 13:53

アップで、仙丈ヶ岳と間ノ岳。

2/11 13:53

アップで、甲斐駒ヶ岳、鋸岳。左に地蔵岳のオベリスクが見えました。

2/11 13:55

アップで、硫黄岳から横岳、阿弥陀、赤岳、権現、編笠山まで。

2/11 13:55

アップで、蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼山。
理由はどうあれ、この眺望をまた見ることができたのは良かったです。

2/11 14:34

下山途中のゲレンデ上部より今日最後の眺望です。八ヶ岳連峰と蓼科山、霧ヶ峰が見事ですね。

2/11 14:37

こちらはマナスル山荘改めヒュッテ入笠さん。

2/11 14:37

帰りも遊歩道ではなく車道を歩いちゃいました。

2/11 14:44

帰りも山彦荘前のベンチからの入笠湿原です。まだまだたくさんの方々がそり遊びを楽しんでました。

2/11 14:55

沢入登山口への登山道の途中でもそり遊びの跡が。。

2/11 15:24

沢入登山口まで戻ってきました。予定よりちょっと遅い下山になりました。

撮影機器：

J3273 Sony

感想

レイニー🏍

今回の山行はいくつか反省あります。

まず、一眼レフを家に忘れてきてしまいました。
特に冬は寒くて写真撮るたびにスマホ出して操作するのは手間だし気温が低いとバッテリーも不安になります。
なので今日は写真撮影は少なめになってしまいました。

二つ目はワカンです。
左足のかかと内側のバンドが解けていただけなのにパーツが無くなってしまったと思い込んでしまったことです。
実は以前からちゃんと装着しているつもりでも解けやすくて、接着剤でくっつけちゃってたんですけど、それをやった時にパーツは外れるのではなく解けているだけと認識していたのに、それをすっかり忘れてしまって、パーツを無くした思い込んでしまっていました。

三つ目ですが、、もう一つ何か反省することがあったのに、何だったか忘れてしまいました。。
忘れっぽいにもほどがありますね。。。
今から認知症予防しないと。。

反省しきりですが、雪山ハイクはイイ天気で雪もたっぷりあって、とても楽しむことが出来ました。
山頂からの眺望も素晴らしく、初めて歩いた大阿原湿原は無垢の雪原でイイ眺めでした。
次はどこにいこうかな〜