硫黄岳
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- GPS
- 09:38
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,202m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 3:26
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
初めての雪山しかも厳冬期登山となる今回の硫黄岳登山。登山後しばらく時間が経ったがいろんな学びがあったため、この経験を備忘録として残すことにした。。まず、初めて使ったチェーンスパイクが壊れやすかったということ。壊れても素手ではなおせないので、ペンチの持参は必須と思った。また、アイゼンを使うときは、爪が雪に刺さっていると、夏山と違い足首が固定されて動かないため、足を痛める可能性がある、そのため一歩ずつ確実に歩みを進める必要があると思った。さらには、ピッケルの使い方も学んだ。あまり雪がないところではピッケルよりもストックの方が使いやすいこと、また、YouTubeで山岳ガイドの方が硫黄岳で、片手はストック、もう片手はピッケルを持っていたのでそうしてみたところ、安心感が高かったので良い方法だと思った。あと、上りで赤岳鉱泉まではチェーンスパイクだけで登っている方が多かったので、自分もそうしてみたところ滑るように感じた。そのため赤岳鉱泉まで以降の下りでもアイゼンを履いて下ってみてところ、チェーンスパイクとは全然違って快適に歩けたので、アイゼンの強力な威力を感じた。体力的には問題なかったので、十分に雪があれば、早めのアイゼン装着が良いと思った。
また、強風の中、山頂付近で写真を撮ろうとウールのインナー手袋一枚でしばらくいたら指先の感覚が一気におかしくなった。これが凍傷の始まりかと思ったので、短時間でも極感の中で皮膚をむき出しにするのは危険だということがわかった。さらには、厳冬期の山頂ともなると、前夜フル充電しておいたにもかかわらず、スマホのバッテリーが働かなくなり、結局山頂での写真を撮ることが出来なかった。持ち歩くデバイスの防寒対策についてはよく考えなければならないと思った。
それと、今回初めての雪山用の靴(mont-bellアルパインクルーザー2800)を履いたが踵付近に靴擦れを起こしてしまった。赤岳鉱泉の診療所で手当てをして頂いたので助かった。とてもありがたかったが、靴擦れに対するファーストエイドキットを持参してなかったのは反省点だった。
最後に、この日は赤岳鉱泉で名物のステーキが出なかったので、いつかそれを食べに行きたいと思う。
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