乗鞍岳(剣ヶ峰) 東面メンツルパウだ〜
- GPS
- 07:26
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,442m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【休暇村駐車場〜ツアーコース終了点】 ・休暇村ゲレンデの登行滑走に問題なし。ちょいヤブ。 ・1番、6番標識の地形はほぼ埋まる。ちょい段差あり。 【ツアーコース終了点〜剣ヶ峰】 ・位ヶ原急斜面上部(エコーライン下)に破断面。雪崩れていた。 ・前川本谷方面への位ヶ原台地は踝ラッセル。 ・伊奈川左、右俣共に段差大きい。要ルーファイ。 ・剣ヶ峰東面下部EL2670で念の為クトー装着し直登。踝ラッセル。 ・EL2870から雪の柔らかい所を拾ってジグる。EL2940で硬くなりスキー登行を模索し右往左往するが諦めてアイゼン装着。 【滑走 剣ヶ峰〜休暇村駐車場】 ・山頂社殿裏より滑走。メンツルのしっとりパウダー。所々で隠れた岩に引っ掛かる。 ・EL2880より下部では岩のヒットもなくなり、めっちゃ快適パウ滑走。 ・前川本谷源頭部は高高度を維持してトラバースすると位ヶ原台地への復帰が楽。 ・位ヶ原急斜面からツアーコースは荒れているが残パウも多くある。トレースに乗り加速。雪は生きていた。 |
写真
感想
シーズン初のまこっちゃんとの山行は乗鞍岳。久しぶりに剣ヶ峰を目指す事とした。
6時過ぎ休暇村駐車場から元気よくスタート。
休暇村ゲレンデから先行者のトレースがあり、ありがたく利用させてもらう。ラッセルありがとうございます。
ツアーコース開始点急登のヤブは埋まり労せずツアーコースへ。1番、6番標識手前の段差もだいぶ埋まっている。ツアーコース内は無風だが、途中で姿を見せた剣ヶ峰は軽く雪煙が舞っている。
ツアーコース終了点から位ヶ原急登を見上げるとエコーライン下に破断面確認。雪崩れていた。
位ヶ原台地に上がると強風となり寒いのでミドルを着込む。
当初計画では朝日岳トラバースで剣ヶ峰を目指す予定としたが、風除けの為に前川本谷源頭方面から東面を登りピストンに変更。位ヶ原台地の伊奈川左、右俣の段差は大きく、前川本谷源頭までは踝ラッセル。
東面に取付くとメンツルの踝ラッセルとなり快適滑走に期待が膨らむ。
徐々に斜度が増し雪面の硬い所も出てきたので念の為クトー装着。お互いコース取りは自由に登って行く。自分は東面をほぼ直登するように柔らかいシュカブラを使いジグりながら高度を稼ぐ。まこっちゃんは北西方向に進路を取り、直登ルンゼの南東からアプローチするようだが苦労しているのが伺える。
EL2940mのシュカブラ末端から先は岩とカリカリとなり、山頂までスキーで登上げたかったのでルートを模索し右往左往するが、スキーでの登行はリスクが高くアイゼンに換装しシートラで山頂まで。
剣ヶ峰登頂〜。
途中アイゼンのトレースがあったのでまこっちゃんのトレースと思ったが山頂には不在。東面を覗くとシュプールがありスマホを確認すると、カチカチで登れないので降りるとの事。自分も山頂でパシャパシャしたら滑走モードに換装する。
社殿裏側の一段落とした所でスキーカットをしてみるが雪崩は大丈夫そうだ。
午後になっていたので雪は腐ったかと思ったが、ホイップクリームのようなパウダーが生きていた。膝パウの滑走を満喫していると、一見メンツルに見える雪の下に凍った岩が地雷として埋まっている。深くターンをすると埋もれている岩に当たりヒヤっとする。EL2880mからは岩への当たりも無くなりめちゃめちゃ快適。歓喜の声をあげながらシュプールを刻み、高天ヶ原コル下部までアッと言う間に滑ってしまった。
オープンのパウダーは最高だ。
前川本谷源頭から高度を落とさず位ヶ原台地にトラバースし、まこっちゃんと合流。
振り返ると高天ヶ原コル下に自分たちのシュプールがくっきり。剣ヶ峰山頂下には自分だけのシュプールが見え悦に入る。
位ヶ原急斜面の雪も生きており抵抗感なく滑走。ツアーコースの緩斜面はトレースを外すと埋もれるのでボブスレー、斜度のある所は残パウの処理をする。
最後はかもしかゲレンデから休暇村ゲレンデを流して無事下山。
久しぶりの剣ヶ峰からの滑走を終始快晴の中で楽しめた。
ここ数年、朝日岳トラバースでの剣ヶ峰登頂をしていない。お気に入りの大日岳、滑り台ばかり滑っている。今度は久しぶりに朝日岳トラバースで山頂を目指そう。
お疲れ様でした。
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