記録ID: 6475231
全員に公開
山滑走
北陸
小白木峰 大谷左岸尾根から
2024年02月17日(土) [日帰り]
osamuin
その他6人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:50
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 933m
- 下り
- 931m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:50
天候 | 晴れのち時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
二台程度可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天候:晴れ 気温:-4℃ 無風 雪質:固い斜面の表面に薄い新雪 樹氷あり ゲート前からスタート。国道471号線を南へ。トレースあり。 今回は会の定例行事で7名グループ。 新雪なのでシール歩きは楽。すでに日の出だが北側なので日差しは当たらない。 杉ヶ谷の橋と白木峰への作業道分岐を通過ししばらく歩くと雪が崩れ沢水で地面が出ているところあり。板を外して通過。 さらに国道を歩き、木こり新道の分岐(案内板あり)を過ぎると大谷に架かる橋と尾根が目の前に姿を現す。 橋を渡る。大谷は水量は多めで藪も目立つ。 少し国道を進んだところから尾根に取り付く。 杉林の奥から尾根が始まる。 小枝が多く雪も固くなり注意しながら乗り上げる。 気温が高いので杉林の上から細かな雪や水が絶えず落下してくる。湿度も高いようで蒸し暑さを感じる。 小白木峰方面にトレースがあった。 あとから分かったがasakunaikawaさんのものでした。使わせていただきました。ありがとうございます。 尾根伝いに高度を稼いでいく。雪の量は林の中なので少ないが小枝がやはり多く出ていて干渉する。 標高950mで尾根がやや狭くなり斜度が増すところがある(目立つ大木がある)。 ここは右手に荒れた作業道があったので少し右手を歩いて再度山に取り付く。 急な斜面を登り上げるが長くは続かなかった。 二名が北側から回り込んできたがこちらは斜め斜面でいかにもきつそうだ。 標高1000mを超えると尾根の北側は杉、右手はブナとなってくる。 尾根はやや南向きとなり太陽の光が当たり出す。 この辺まで見通しの聞かない林の中を登ってきたので周囲が眩しい。 この辺でシールに団子が付くメンバーが数名。 林の中で水分が付いて新雪になってきたので団子になりやすい。 標高1100mを超えるとブナの尾根となる。 背後に金剛堂山から北に伸びる尾根が望まれる。 雪はパウダーになり青空が広がる。北側に白木峰、仁王山。 尾根の上には真っ白い雪とブナの世界が拡がる。 P1226辺りを通過する。 右手に幾つか支尾根があり滑ってみたい衝動を感じるが下がどうなっているかわからないからなあ。 標高1250mからは枝から解放され木の間隔も広めになる。予想した通りの尾根になってきた。 金剛堂山が真っ白でやけに近い。 標高1300mを過ぎると小白木峰のポコが近づく。 標高1350m手前から緩くなり一気に雪の平原となってくる。 標高1365mに小さなポコがあり、そこを過ぎると夏道のある尾根まで大平原。 標高1400mで夏道と繋がる。東の方向は雲がかかり北アルプスの山並みは雲の中。 金剛堂山、仁王山、白木峰は見事。 日光が当たり尾根上の雪は重くなっていた。冬の終わりと春の到来。 最後の超緩い坂を詰めると山頂でした。 山頂は想像以上の雪の大平原、テントで一泊してみたいところでした。 南風が強く北側の斜面に移動してランチタイム。ようやく重荷から解放。 ガソリンストーブは強風で火が安定せず苦労したが何とか復活して豚汁を作る。 山頂で記念撮影して滑走に移る。 山頂からひと滑り。大谷左岸尾根の最上部へはカニ足で北側から回り込んで尾根に入り込んだ。 雪は重いところもあるが日陰は軽いところもある。 標高1300mまでは軽い雪と広い斜面で快適に樹林帯へ。 尾根が狭くなると雪質も重くなりストップスノーのところもあった。 また、小枝も体にぶつかる。 トレース中心に滑りやすいところを滑っていくが低くなるとワックスが合わず慎重に滑る。 標高1100mから林の中は少し板が走るが小藪が立ちはだかるので厄介だが斜面を選ばばツリーランを楽しめる。 標高1000mからの尾根が狭くなるところは小枝がかなり邪魔になり雪も薄いので横滑り状態。最後は右手の斜面に滑って尾根に復帰。 この尾根でおそらく雪切れが一番早い場所だろう。 さらに杉林の尾根を落としていくが最後は藪を嫌って右手の小さい谷間でスタート地点近くまで進む。 最後もやはり小藪が体に触れてきて一手間を掛けさせられた。 国道に出てあとは消化試合。そんなに雪は腐っていなかったので楽にゲートまで滑って終了。 スキーウエア―は腰から下が泥だらけ。藪とお友達になれた証拠です。 皆さん、お疲れ様でした。 パウダーはわずかで下の方は重めの雪、季節の変わり目である。 |
その他周辺情報 | 大長谷温泉 |
写真
撮影機器:
感想
会の月例山行ということで、まだ見ぬ大平原の小白木峰へ
調べてみると大谷左岸の尾根を登るルートがあり、直前にも元さん一行の記録がヤマップに上がっていた。
晴れの天気の中、国道を歩いて尾根に取り付くと小枝と融けた水の落下が激しい杉林を抜けるとブナの尾根。さらに上げると視界が広くなり雪の滑走路が広がっていた。
想像通りの景観で来てよかった。
滑りは序盤はよかったが標高1200m位から重い雪に変わり、慎重な滑りを求められるところもあった。林の中は小枝が目立つがラインを探していけばそれなりに楽しめた。
小白木峰は、白木峰、仁王山とまた違った個性のある山であった。
途中に幾つか面白そうな支尾根があったので、機会があれば探索してみたい。
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