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Yamareco

記録ID: 6478505
全員に公開
雪山ハイキング
東海

越美国境「冠ヶ峠」は白と灰色の世界だった

2024年02月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:00
距離
5.5km
登り
778m
下り
773m

コースタイム

日帰り
山行
5:18
休憩
0:42
合計
6:00
8:00
117
スタート地点
9:57
10:00
79
坊主尾根出合い
11:19
11:24
14
11:38
12:06
34
ランチ休憩ca.1210
12:40
12:46
74
坊主尾根分かれ
14:00
ゴール地点
天候 ガス・霧雨
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
冠トンネルの岐阜側に駐車地あり
コース状況/
危険箇所等
・冠トンネル岐阜側道路保守用?のプラ階段から取付く。
・取付き点標高500〜650まで急登 
・標高800mから雪山となる。グサグサの雪、標高千m以上は締まっている
※下山時は主尾根(坊主尾根)を直進しないように。
冠トンネル岐阜側の駐車地
2024年02月18日 08:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
2/18 8:06
冠トンネル岐阜側の駐車地
プラ階段から取り付く
2024年02月18日 08:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/18 8:07
プラ階段から取り付く
せっかく登ったのにアイゼンを忘れて取りに帰ったナオジさん (f)
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せっかく登ったのにアイゼンを忘れて取りに帰ったナオジさん (f)
しばらく雪はありません
2024年02月18日 08:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/18 8:25
しばらく雪はありません
標高700m
2024年02月18日 08:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/18 8:47
標高700m
標高800から雪が繋がる
2024年02月18日 09:43撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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標高800から雪が繋がる
ブナの二次林が続く。偶に大樹がある
2024年02月18日 09:58撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ブナの二次林が続く。偶に大樹がある
標高1100mからまた急登が始まる
2024年02月18日 10:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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標高1100mからまた急登が始まる
2024年02月18日 10:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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突如現れる大岩を巻いて
2024年02月18日 10:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/18 10:37
突如現れる大岩を巻いて
緩やかになる
2024年02月18日 10:42撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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緩やかになる
ca.1220mピーク
2024年02月18日 10:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2/18 10:55
ca.1220mピーク
景色はガスの中のブナ林だけ
2024年02月18日 10:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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景色はガスの中のブナ林だけ
雪庇も小さい
2024年02月18日 11:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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雪庇も小さい
稜線近くになるとブナの巨木が増える
2024年02月18日 11:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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稜線近くになるとブナの巨木が増える
越美国境の冠ヶ峠に到着、霧雨、展望は皆無
2024年02月18日 11:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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越美国境の冠ヶ峠に到着、霧雨、展望は皆無
広い冠ヶ峠、寒い
2024年02月18日 11:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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広い冠ヶ峠、寒い
少し進んでから引き返そう
2024年02月18日 11:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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少し進んでから引き返そう
雪庇を進むナオジさん (f)
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雪庇を進むナオジさん (f)
復路、この辺りの谷側でランチ休憩
2024年02月18日 11:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/18 11:31
復路、この辺りの谷側でランチ休憩
復路、坊主尾根?を少し直進してしまう
2024年02月18日 12:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2/18 12:50
復路、坊主尾根?を少し直進してしまう
この後は雪と土と落葉の急斜面に苦戦する。最後下降点を間違えてトラバースのオマケつき
2024年02月18日 13:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/18 13:06
この後は雪と土と落葉の急斜面に苦戦する。最後下降点を間違えてトラバースのオマケつき

感想

 山友のsasuke2氏が冠山へ行ってきたのを見て、ナオ氏を誘って行ってみることにした。曇り予報。雲が山頂より上か下かは行ってみないとわからない。
 快晴の武生IC下りて山へ進むと県境稜線が見えてきた。しっかり雲に隠れている。今日はハズレ。この時点で登頂は諦めムード。冠山トンネルを越えるとすぐに駐車場がある。行き過ぎてしまうところだった。4人グループとソロの女性で同時スタート。法面横のとってもワクワクする階段を登ったら崖のような急斜面。落ちたら道路までまっさかさま。スリル満点。雪はないが階段を登ったところで早々と軽アイゼンを付ける。おかげでずり落ちることなく登っていけた。遅い出発のため下山してくる数名とすれ違った。皆さん「爆風だった」と登頂を諦めて撤退してきたそう。それを聞いて目的地を県境の冠ケ峠に変更した。冠山よりこっちのほうが標高が高いからそれでプチ満足。冠ケ峠では少々風があったものの冷たいわけでもなく、冠山へ行けたかもしれない。体力もあったし、1人だったら無理をして行っていただろう。けどなんにも見えないのに行っても「行ってきた」という自己満足だけになる。天気のいい日にリベンジするほうがよい。
 下りは怪我をしないように慎重に下った。じつにスリルのある楽しい山行だった。ただしスリルと怪我は紙一重。自分が慎重であっても外的要因で怪我をすることもある。最後の階段で上にいる登山者が大きな石を落とし、下にいるソロの女性の横スレスレを転がって駐車地まで落ちていった。気を付けよう。
 今日は急登でいいトレーニングになった。もう今年は無理かもしれない。もし寒波が来て大雪が降ったなら再挑戦したい。そしてその次は若丸山にも。

冠トンネルが開通したので積雪期の冠山が大盛況のようだ。はなさんも登っておられる。レコをチェックして気にしていたところにふらっとさんから悪夢の誘いが入る。雪のコンディションが悪そうだし体力もないので躊躇していた。すると出発時間を遅らせアクセスも池田町周りで構わないと仰る。有難いお言葉に乗らせてもらうことにする。

高速で武生に向かうと越美国境は雲の中、小雨も降り出して芳しくない天候だ。池田町から冠トンネル(4834m)を抜けて国道脇の駐車地に到着すると10台ほどの車が停められていた。意外に車が少ないのは天候が悪いからだろう。

時折り霧雨の降る中、地肌が露わな急斜面をアイゼン着けて登って行く。標高が700mを越えると雪が繋がるようになるが急登には変わりない。老体に鞭打って喘ぎながら登って行く。やがて雪庇が現れ谷側は一面ブナ林となる。景色はこれだけで展望は全くない。白と灰色の世界を黙々と高度を上げて行く。灌木が所々に生えている雪原ピークに着くと冠ヶ峠だった。

霧氷があればまだヤル気が出る、展望があれば冠山まで行く気力が出て来るのだろうが、全くモチベーションが上がらない。谷側のブナ林の中で風を避けて昼食をそそくさと済ませる。相方さん納得させて往路を下山する。尾根分かれでを直進して行き過ぎたのはすぐ気が付いてセーフだった。しかし最後の尾根の裾が広がる所でポイントを間違えてトラバースする羽目に、疲れがどっと重なる。もっとコンディションが良いときに再挑戦してみたい。

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コメント

ナオジローさん、ふらっとさん、こんばんは
私達もこの日、若丸山を計画していたのですが天気良くないし、風も強いと思われたので、風の影響を受けなさそうなお山に変更しました。(その判断はネオンさん。私は言われるがままです😅)
やはり稜線は爆風だったようですね。変更して正解でした。だけどここにしていればお会い出来ていたハズ。そこはちょっと残念です。
冠山は条件が良ければとても素敵なお山です。来期は是非!
2024/2/19 19:24
はなさん、こんばんは。
冠ヶ峠で下りてくる人に話を聞くと、爆風なので稜線の途中で折り返してきたということでした。
最近不摂生と加齢で身体が重く以前にも増して鈍足になりました。
来期はどうなりますことやら。もうはなさんとはご一緒できませんわ😅。
今回はグローブが雨で濡れたので予備のテムレスに替えました。何故か指先が悴みましたが??
若丸山は難易度高そうですね。はなさんはスキルアップされて素晴らしいです。
2024/2/19 21:03
プロフィール画像
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