痺れる冬の白毛門
- GPS
- 06:46
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,025m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
5年前の夏に登った白毛門。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2333790.html
一生続く急登続きでフラットな場所がほとんど無くて厳しい山だった印象でしたが、今度は厳冬期の登頂にチャレンジしてきました!
今までゆるめの雪山の経験はありましたが、ピッケルが必要となるガチの雪山は初めてで、学びの多い山行でした。
●白毛門の名前の由来
下山してから調べたら、山頂直下にあるジジ岩、ババ岩が雪で氷門のようになり、白髪頭のようにみえるためとのことらしい。。。
意識してみてなかったので岩に気づかず。
●ルートの状況
森林限界より下はストックとチェーンスパイクを使いました。
雪が少ないので木の根が露出していて歩きにくい。
下山時は気温が上がって雪が緩んで滑りやすかったです。
森林限界より上はストックと12本アイゼン。
ここから展望が良くなるはずだけど、小雪が舞ってあまり視界は良くない。
雪庇に注意してトレース上を歩けば問題なし。
山頂直下の急登はピッケルと12本アイゼンが推奨。
ここは滑ったら助からない痺れる急斜面。見た目に圧倒される。
溶けて凍ってを繰り返してできたアイスバーンの上に新雪が数センチ積もった状態でしたが、幸いアイゼンがよく効いてくれたので登れました。この辺りは写真撮る余裕が全く無く。
途中、例年だと雪に埋もれているはずの鎖場が2カ所ほど出ていて、凍った岩が滑りやすく注意。
鎖は滑りやすいので、ほとんど使いませんでした。
山頂からの展望は残念ながら無し。ただ風が強くなく寒くもなかったので少し休憩できました。
下山では山頂直下の危険な急斜面をゆっくり慎重に。このミスできない場面でアイゼンの前爪がゲイターに引っかかりまさかの転倒。
一昨年の滑落停止訓練が活きたのか、いつか見た滑落停止のYoutubeが活きたのか、教本通りのピッケルワークですぐに止まれました。セーフ笑
下山途中で雲一つない青空になり、谷川岳と白毛門の山頂を仰ぎ見ることができました。
登山あるある発動。
久しぶりに山で足が筋肉痛になりました。
●谷川馬蹄形
行きたいリストに常にある谷川馬蹄形。
またこの急登かあ。ちょっと気後れ笑
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