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Yamareco

記録ID: 649416
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

心折れ折れ、中禅寺湖一周未満

2015年05月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
23.6km
登り
1,592m
下り
1,590m

コースタイム

日帰り
山行
10:04
休憩
0:31
合計
10:35
4:00
30
4:30
0:00
38
5:08
0:00
21
5:29
0:00
16
半月山
5:45
0:00
31
6:16
0:00
58
7:14
7:30
106
9:16
0:00
22
太平山分岐
9:38
0:00
22
10:00
10:15
20
太平山分岐
10:35
0:00
105
黒檜岳
12:20
0:00
23
黒檜岳登山口
12:43
0:00
24
13:07
0:00
88
14:35
菖蒲ヶ浜遊覧船乗場
3:45 起床
4:00 登山開始
4:30 狸窪分岐
5:08 半月峠
5:29 半月山
5:45 半月峠
6:16 阿世潟峠
7:14 社山山頂〜7:22
7:30 道間違えして社山山頂発
7:58 1792ピーク
8:25 休憩〜8:36
9:16 大平山分岐
9:38 太平山山頂
10:00 太平山分岐〜休憩〜10:15
10:31 黒檜岳分岐
10:35 黒檜岳山頂
10:40 黒檜岳分岐
12:20 黒檜岳登山口分岐
12:43 千手ヶ浜バス停
12:51 遊覧船乗場発
13:07 高山登山口
13:51 赤岩
14:35 遊覧船乗場
15:20 駐車場着
天候 ピーカン予報でしたが、一日中薄曇り。
逆に日差しを浴びずに助かりました。風は微風。
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
20:22 自宅発 - 23:27 立木観音県営駐車場着 138km

トイレや自販機が設置された立派な県営無料駐車場です。
ありがたや〜
コース状況/
危険箇所等
とても簡潔に書くと…

●駐車場〜社山
問題なし

●社山〜太平山分岐〜太平山
道迷いに注意が必要!!!

●黒檜岳〜中禅寺湖畔
激下り

●千手ヶ浜〜その先
問題なし

詳細は感想本文にて
その他周辺情報 ●中禅寺温泉 ホテル湖畔亭 日帰り入浴500円

HPがなさそうなのでリンクを張れませんでしたが、いつもここを利用しています。
確か9〜13時が清掃で、17時以降は宿泊者のみだったと思います。
白濁のお湯はとてもお気に入りです。
まだ薄暗い中禅寺湖と男体山。
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まだ薄暗い中禅寺湖と男体山。
対岸にある社山。
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対岸にある社山。
湖畔道を30分ほど歩き、この分岐から登山道になります。
湖畔道を30分ほど歩き、この分岐から登山道になります。
狸窪(むじなくぼ)から半月峠までの間は、
登山道というよりは遊歩道のような感じです。
狸窪(むじなくぼ)から半月峠までの間は、
登山道というよりは遊歩道のような感じです。
半月峠に到着。まだ序盤の序盤の序盤です。
半月峠に到着。まだ序盤の序盤の序盤です。
峠の向こう側はいい感じの雰囲気でした!
峠の向こう側はいい感じの雰囲気でした!
半月山まではおおむね笹道。
半月山まではおおむね笹道。
最初のピーク、半月山に到着♪
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最初のピーク、半月山に到着♪
200mほど戻ったところにある展望台からの眺め。
ここはとても良い!
南側の雲海。
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200mほど戻ったところにある展望台からの眺め。
ここはとても良い!
南側の雲海。
北側、ちょうど八丁出島がわかりやすい位置♪
北側、ちょうど八丁出島がわかりやすい位置♪
山と高原地図には記載されていない中禅寺山。
1655と書かれている場所ですね。
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山と高原地図には記載されていない中禅寺山。
1655と書かれている場所ですね。
正面に社山をロックオン!
正面に社山をロックオン!
一度大きく下って、阿世潟峠に着。
一度大きく下って、阿世潟峠に着。
なかなかいや〜な急登です(^_^.)
なかなかいや〜な急登です(^_^.)
1550ピークに雨量計が設置されています。
1550ピークに雨量計が設置されています。
先ほどの眺めとは随分違う位置まで移動してきました。
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先ほどの眺めとは随分違う位置まで移動してきました。
社山も近づいてきている!
社山も近づいてきている!
もう一声!!
何度も立ち止まって休憩してます…
もう一声!!
何度も立ち止まって休憩してます…
そして社山に到着〜♪
ほっと一息するも、ここからが今日の本番スタートです!
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そして社山に到着〜♪
ほっと一息するも、ここからが今日の本番スタートです!
シャクナゲに癒されます。
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シャクナゲに癒されます。
社山を立つこと僅か2〜3分。
樹林帯から一気にこの展望!!!すごい変化でした!
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社山を立つこと僅か2〜3分。
樹林帯から一気にこの展望!!!すごい変化でした!
すぐに道間違いに気が付き、再スタート。
樹林帯を下ります。
すぐに道間違いに気が付き、再スタート。
樹林帯を下ります。
崩壊地の左側を登りあげていく感じです。
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崩壊地の左側を登りあげていく感じです。
斜面は何も生えていないように見えますが、びっしりと笹で覆われています。
斜面は何も生えていないように見えますが、びっしりと笹で覆われています。
今までの樹林帯はなんだったんだ!?と思うほどの解放感。
日光にこんなところがあったんだな〜
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今までの樹林帯はなんだったんだ!?と思うほどの解放感。
日光にこんなところがあったんだな〜
気持ちいい稜線歩き♪
といいたいところですが、道間違い多発地帯です。
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気持ちいい稜線歩き♪
といいたいところですが、道間違い多発地帯です。
振り返ると、右端の社山から結構歩いてきました。
振り返ると、右端の社山から結構歩いてきました。
この辺り(笹うるさいと書かれている前後?)膝程度まで笹が育っています。
道は、足で探ればまあなんとかわかります。
が!?獣道も多数あるので厄介。
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この辺り(笹うるさいと書かれている前後?)膝程度まで笹が育っています。
道は、足で探ればまあなんとかわかります。
が!?獣道も多数あるので厄介。
本日の最重要分岐点に到着。
本日の最重要分岐点に到着。
ビビッていた心の現れ。
分岐点から山頂まで、この一枚しか撮影しておらず。

360度同じ風景。赤テープは間隔あきすぎで探しまくり。
ビビッていた心の現れ。
分岐点から山頂まで、この一枚しか撮影しておらず。

360度同じ風景。赤テープは間隔あきすぎで探しまくり。
なんとか太平山に到着。
分岐点に戻るまで生きた心地がしなかったです。
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なんとか太平山に到着。
分岐点に戻るまで生きた心地がしなかったです。
お次は黒檜岳への分岐点。
肝心の黒檜岳は表示されていないので注意。
千手ヶ浜の反対方向に歩けばすぐです。
お次は黒檜岳への分岐点。
肝心の黒檜岳は表示されていないので注意。
千手ヶ浜の反対方向に歩けばすぐです。
この日の最高点に到着♪
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この日の最高点に到着♪
下り途中、全然逃げない鹿が一頭。
下り途中、全然逃げない鹿が一頭。
シャクナゲはたーくさん咲いていました♪
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シャクナゲはたーくさん咲いていました♪
とても分かりにくいですが、沢水を汲める箇所です。
わかりやすい写真を撮りなおす気力もありません。
とても分かりにくいですが、沢水を汲める箇所です。
わかりやすい写真を撮りなおす気力もありません。
下って下って、さらに下って。
ようやくのほほんと歩ける箇所までたどり着きました。
下って下って、さらに下って。
ようやくのほほんと歩ける箇所までたどり着きました。
千手ヶ浜〜!
中禅寺湖〜!
長かった〜!
千手ヶ浜〜!
中禅寺湖〜!
長かった〜!
湖に流れ込む川、数本ありました。
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湖に流れ込む川、数本ありました。
周辺の雰囲気はかなり良かったです。
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周辺の雰囲気はかなり良かったです。
クリンソウも大群生。
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クリンソウも大群生。
少し歩くだけで大きく風景が変わるので全然飽きません。
いや、とっくのとうに歩くのに飽きてました(^_^.)
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少し歩くだけで大きく風景が変わるので全然飽きません。
いや、とっくのとうに歩くのに飽きてました(^_^.)
完全に心折れて、千手ヶ浜のバス乗り場に向かってます。
完全に心折れて、千手ヶ浜のバス乗り場に向かってます。
湖畔道を延々と歩き始めます。
激しすぎないアップダウンで、ウォーキング等には最適♪
ただし、この時点の心情ではほんの少しのアップダウンも大ダメージでした(笑)
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湖畔道を延々と歩き始めます。
激しすぎないアップダウンで、ウォーキング等には最適♪
ただし、この時点の心情ではほんの少しのアップダウンも大ダメージでした(笑)
高山への分岐点、完全に心折れて気持ち良くスルー。
高山への分岐点、完全に心折れて気持ち良くスルー。
しかし緑は鮮やかで、心は大きくリフレッシュ出来ました♪
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しかし緑は鮮やかで、心は大きくリフレッシュ出来ました♪
ギンリョウソウ的なものでしょうか?
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ギンリョウソウ的なものでしょうか?
心激折れで遊覧船に乗り込みます。
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心激折れで遊覧船に乗り込みます。
男体山もいつの間にかガスに覆われていました。
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男体山もいつの間にかガスに覆われていました。
上野島(こうずけじま)経由、お天気も完全に曇り空に。
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上野島(こうずけじま)経由、お天気も完全に曇り空に。
社山はいい形していますね〜♪
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社山はいい形していますね〜♪
歌ヶ浜で降りて、そのままゴール。
お疲れ様でした。
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歌ヶ浜で降りて、そのままゴール。
お疲れ様でした。

感想

これまた「長いこと計画だけは出来ていた」ルートを歩いてきました。
計画はあっても今まで実行しなかった理由は、長くてビビッてただけです。

コースタイムおよそ800分、13.5時間。(大平山分岐から山頂までを片道20分とみて)
なかなかきついです(^_^.)
なので、エスケープポイントを3箇所設定し、その時間にその場所にたどり着けなかったら、ある部分は立ち寄らずってルールでいよいよスタート!

4時きっかりに歩き始め、予想よりまだ暗かったですが、ヘッデンは使用せずとも歩けました。
丁度歩きやすいような肌寒さで、快適に湖畔〜稜線を通過。
半月山ちょい手前にある展望台からの眺めは「今日、これだけでもいいかな♪」と思えるほど。

来た道を戻り、半月峠→阿世潟峠→社山と問題なく歩き続けました。

本日最初の道間違い。
社山から南西に伸びる気持ち良い笹道をニコニコ顔で歩くも、
すぐにハテナマークがよぎります。
先に続く稜線に、どう考えても向かっていません。
この道はどうやら足尾方面に向かう道。一度社山まで登りかえしました。

改めて地図を見ると、山頂からまっすぐ北西に伸びた道、すなわち樹林帯方面が正解のようです。
往復8分のロスで済んで助かりました。

しっかりとマークのある樹林帯をちょこっとだけ下ると、先ほど見えていた気持ち良い稜線が目の前に現れます。
いい感じのアップダウン、今までの樹林帯とまるで逆の解放感。
笹で覆われているものの、背丈はせいぜいスネ程度なので歩きやすいです。

ただしこの稜線付近から、獣道の分岐が多発します。
正規のルートと見分けが全くつかないので、すぐにわからなくなってしまいます。
ほぼ稜線上を歩いていければ正解なので、間違っていると気付ければ、強引に上に向かいます。修正は簡単でした。

笹の背丈が増してくる頃、地味〜に登り一辺倒になり、足がどうも伸びません。
そんな中、太平山分岐に到着。
時間的にはだいぶ早めに到着出来たので、足が棒ではありますが行ってみることにしました。

分岐点から山頂まで、しっかりと踏み跡がある部分はとても少ないです。
殆どはまるでわからなく、赤いテープだけが頼りな状態。
そのテープ自体もとってもとっても少なく、次のテープを探すのに一苦労。
GPSも持っていないのに、やや無謀な歩きになってしまいました。

なんとか山頂に行けましたが、帰り道も全く、いや往路以上にテープが見つかりません。
たった5分程度の時間ですが完全にロストしてしまい、大変焦りました。
彷徨ってテープを発見出来た時のうれしさ、そして分岐点に戻って来れた時のうれしさ、忘れません!

分岐点から黒檜岳までは割とあっという間でした。
目印がしっかりと用意されている事と、アップダウンがあまりなかったことが要因でしょう。

しかしルート的には、正直ぜんぜんわかりませんでした。
目印があるから歩けただけで、なかったら全く踏み跡がない樹林帯。
絶対に目印を見落とさないように注意して歩いてください。

最後の下り道、嫌な要素満載です。
急、倒木、やせた道、などなど言葉ではうまく表せませんが、
とにかく安心して歩ける低地に着くまでは、「手に汗握る」的な道の連続でした。

一箇所、沢を渡るところがあるのですが、急な滑りやすい道なので要注意です。
ここが唯一の水場でした。冷たくて最高でしたが早く下山したい気持ちでいっぱい!

やっとこ千手ヶ浜まで下りて来ました。
エスケープタイムは十分クリアしていたのですが、この時点で完全に心が砕け散っていましたので予定は変更。

千手ヶ浜のバス停でバスに乗ってしまうという、用意された内のもっとも下のプランにするためバス停へ向かいます。
しかし次の時刻が1時間以上先、ぼーっと待ってる位ならのんびり歩こう!と、
ひとつ上のプランで湖畔道を歩き始めました。

最上級のプランでは、この先の熊窪から高山を経由して竜頭の滝だったのですが、
さすがにそれはパス。
丁度その分岐点で、今しがた高山から下山してきたお姉さん3人組と、赤岩辺りまでおしゃべりしながらご一緒させてもらいました。

最後は菖蒲ヶ浜から遊覧船に乗り(これは心折れではないです!計画通りです!)、
歌ヶ浜までのんびりとゆらゆら♪

完全に予定通りとはいかなかったですが、まあ怪我もなく楽しんでこれたので良しとしましょう!

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コメント

絶景からの
お疲れ様でした!
中禅寺湖からの男体山、気持ちの良い稜線と、心の折れる音が写真から聞こえる…。
前半と後半のテンションが^^;
怪我も無く帰れた事が何よりです。お花も多そうなので行きたい場所です。破線以外はww
2015/5/31 21:54
>satomi-さん
特に駐車場から湖畔を歩いている時なんて、うっとりするくらい良い空気でした。
社山までの道のりも素晴らしい展望が胸を打ちました。

しかし破線ルートに入ってから、展望は良いものの迷いまくって焦りが優先。
最後の急な下り道は歴代上位に入ってくるものと思います。

レコではシャクナゲしかUPしていませんが、それはシャクナゲしか名前がわからないからですw
白いのと赤いの、めっちゃ咲いてました!!
2015/6/1 19:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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