絶景冬景色・白老三山

2024年02月24日(土) [日帰り]

• GPS: 08:07
• 距離: 10.5km
• 登り: 772m
• 下り: 755m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:47
• 休憩: 0:20
• 合計: 8:07

距離 10.5km 登り 773m 下り 773m

6:56 スタート地点
9:12 9:17 北白老岳
10:35 10:45 白老岳
12:11 12:16 南白老岳
15:03 ゴール地点

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二の沢川から500mほど大滝寄りの駐車スペース（4台分位）

コース状況／危険箇所等

山頂付近それぞれ雪庇注意、クラック入ってます
南白老岳はガリガリの急登だったのでアイゼン・ピッケルないと厳しい感じでした

その他周辺情報

大滝共同浴場ふるさとの湯（無料）

写真

2/24 6:41

スタート時はマイナス19℃！冷え込んでます

2/24 6:54

駐車スペースから道路歩き
気温低くて鼻毛も凍る・・

2/24 7:01

林道ゲート
作業が行われているようなのでここは駐車できません

2/24 7:13

霜が降りて結晶となっている
これはまだまだ序章に過ぎませんでした

2/24 7:26

標識が付いていた（ここだけ）

2/24 7:40

アンテナ施設を通過、すごくいい天気です

2/24 7:41

綺麗なので何度でも撮ってしまう

2/24 8:11

最高の予感に胸躍らせながら進みます

2/24 8:13

樹氷がきれいだ

2/24 8:16

低温の実験室映像のような氷の結晶が

2/24 8:23

ダイアモンドダスト！！
風がない冷え込んだ時にしか見れないというが、まさかここで見られるとは！

2/24 8:25

青空とのコントラストが美しい

2/24 8:26

樹の間から恵庭岳が見えた

2/24 8:38

登るにつれ樹氷も大きくなってきます

2/24 8:42

白老岳と右に南白老、奥に徳舜瞥・ホロホロ

2/24 8:43

恵庭岳と左は漁岳方面

2/24 8:49

羊蹄山は雲がかかっていた

2/24 8:51

白老岳方面の景色も素晴らしいね

2/24 8:52

来た道振り返り

2/24 8:59

支笏湖と周辺の山々も見えた

2/24 8:59

紋別岳

2/24 8:59

恵庭岳

2/24 9:11

北白老岳に登頂しました

2/24 9:15

雪庇越しに樽前山

2/24 9:17

稜線伝いに南峰へ向かいます

2/24 9:21

山頂振り返り

2/24 9:28

南峰から支笏湖方面

2/24 9:44

アイゼンに換装して急斜面を降りて白老岳を目指します

2/24 9:52

北白老振り返り

2/24 9:53

2/24 9:55

コルまで降りて白老岳の登りへ

2/24 10:11

後続の方に追い越されました

2/24 10:26

樹氷に励まされながら急登を登る

2/24 10:33

白老岳に登頂しました

2/24 10:35

北白老岳の奥に支笏湖

2/24 10:42

這い松が出ている斜面を降ります

2/24 11:00

お次はいよいよ南白老岳です

2/24 11:08

先行の方がヨツンヴァインで登ってる

2/24 11:09

腹ごしらえしてから急登に挑みます

2/24 11:31

道南の岩子岳を彷彿とさせる急登

2/24 11:44

ガリガリの上に新雪が載っているので滑りやすいです。
アイゼンを蹴り込みピッケルをぶっ刺しながら一歩一歩慎重に登る

2/24 11:53

斜度が緩んで白老岳振り返り

2/24 12:00

稜線の先が山頂
南面の雪は落ちてますね

2/24 12:07

あれが山頂か

2/24 12:11

南白老岳登頂しました
7年越しの宿題をようやく済ませることができました

2/24 12:10

ちょっと小雪模様になってしまいましたが四季彩街道が見えます

2/24 12:15

下山します

2/24 12:26

急斜面の下り
途中から尻滑りしてみたら危うく滑落しそうに・・・

2/24 12:38

下まで降りてホッとする

2/24 12:50

あばよ！南白老

2/24 13:15

遅い昼飯

2/24 14:21

時々振り返りながら緩やかな尾根を下山

2/24 14:43

最後に急斜面を降りて道路に出て下山完了

2/24 15:56

無料ながらとても良い温泉です

2/24 17:52

八雲の正直家で夕飯。
焼鳥重セット1000円のところ本日は900円。
お勧めという文言に弱いので注文してしまったがとても美味しかったです😋

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

SC-04J samsung

DSC-HX99 SONY

装備

個人装備

ツェルト ピッケル アイゼン スコップ 地図 着替え 予備の手袋等 非常食 GPS お湯 薬 カップ麺

感想

waji

先週のnotch0405さんのレコを見て南白老岳の宿題を思い出しました。長く続いた不調も脱出傾向なのでチャレンジしてみることにします。
早朝出発してスタート地点まで来ると気温はなんと−19℃！凄く冷え込んでます。鼻毛が凍るのを感じながら登山開始。気温低いが風がないので寒さはあまり感じません。尾根を登って行くと木々の枝に氷の結晶が付いていて青空に映えてとても綺麗であります。ダイアモンドダストまで見ることができてとても感動！やがて白老岳や支笏湖周辺の山々が見え始め絶景に息を飲む。立ち止まってばかりでなかなか進まない。とにかく北白老岳の登りが素晴らしすぎてもう本日はこれだけで大満足だ。
雪庇やクラックに気を付けながら登って北白老岳登頂、そのまま南峰へ向かう。南峰からの急斜面がスノーシューでは怖い感じだったのでアイゼン装着します。慎重に下っていくと後続の方が追い付いてトレースのお礼を言われる。私はゆっくり歩きなので先に行ってもらいました。
樹氷がとてもきれいなので周囲の景色に見惚れて急登も苦にならずに登り切り白老岳登頂です。微風でコンディションもよく大パノラマの眺望を楽しみます。
そこから這い松の出た急斜面を降りてお次の南白老岳を目指します。コルで一休みしてから急登に挑む。左手には短くしたポールでバランスとりながら右手にピッケル。岩子岳を彷彿とさせる急斜面だが万が一滑落してもコルで止まるので岩子岳ほど危険ではない感じです。岩子さんの場合はもし落ちたら遥か谷底までまっしぐら・・・
先行の方は危険を感じて途中で引き返したようだ、賢明な判断だと思う。私も無理しないようにガリガリの急登に挑みます。時にヨツンヴァインを駆使しながら慎重に登り切る。斜度が緩んで雪庇の稜線を進んだ先が山頂です。遂に登頂、7年越しの宿題をようやく済ませることができました。
下山し始めて途中から尻滑りで行けるんじゃね？と思い滑り始めたら制動が利かなくなりグングンスピードが出てしまい体勢も崩れる・・・やばい滑落する！と焦るが運よく太い木にぶつかり停止した。危なかった・・・この状況でワシヅラするなんてどうかしてました。怪我もなくて本当に運が良かったです。
その後の下山はショートカットしようとしてルートを誤り谷を登り返したりして疲れちゃいましたがなんとか無事に下山完了。

コメント

sin-monkey

宿題完了、おめでとうございます！
この登り降り出来るなんて
凄いです！

waji

sin-monkeyさん、ありがとうございます。
山容を見るたび気になっていた宿題、ようやく済ませることができました。
ピッケルが必要な程の山は滅多に行かないのですが、秘技へっぴり腰でなんとか登れました。
こんな危ない山はこれで最後にしたいと思います（汗）

のっち

鼻毛も凍る白老三山、お疲れ様でございます。
先週末の風景を思い出しながら、読ませて頂きました。気温が下がるここまで樹氷が育つんですね。思わず写真を拡大して見てしまいました。
ここ、樹々の景色も良いし、山からの景色も良いので、気に入ってしまいました。でも、次回は北と白だけでいいかなー^^;

waji

notch0405さん、先週のレコ参考にさせて頂きました。
気象条件がいくつか重なってこのような見事な樹氷になったのかと思いますが、氷の結晶とか今まで見たことがないような綺麗な景色を見ることができてラッキーでした。
南白老からはのっちさんのように北側を下った方が安全そうに見えたのですが、下にスノーシューをデポしてしまったので戻らなくてはなりませんでした。
私ももう南はいいかな。北と白だけで十分楽しめますよね(^^;

sato-minoru

7年越の宿題ですか
最高の日に達成できおめでとうございます。
それにしても青空と樹氷、青空と山脈が大変綺麗で見とれてしまいますね
私も楽しませてもらいました。
ありがとうございました。

waji

sato-minoruさん、コメントありがとうございます。
前回は物凄い強風で、白老岳まで到達した時点で満足してしまい南白老岳を残してしまいました。
その後、周辺の山から見える白老三山の山容を見るたびに気になってはいたのですが、あの急登は大変だと思うとなかなか気が進まず７年も経ってしまいました。
今回は風も弱く絶好のコンディションで宿題を済ませることができて大満足でした。