日本百名山!蔵王山〜完全ホワイトアウト&爆風☠〜
- GPS
- 02:08
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 242m
- 下り
- 221m
コースタイム
天候 | 曇・雪・爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
山形駅→蔵王温泉バスセンター:バス 蔵王温泉バスセンター→蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅:徒歩 蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅→蔵王ロープウェイ 地蔵山頂駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山路自体はトレースがなかったが、杭が立っており山頂に続いているので問題ありませんでした |
その他周辺情報 | 蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅周りには色々あります。ローソンもありました。 |
写真
感想
冬にも登れる山、そして冬ならではのスノーモンスターが拝める山と聞いていた「蔵王山」についに訪れることができました。
蔵王はスキー場としてとても有名と聞いていたのと、冬山としても登りやすいと聞いていたので以前から訪れてみたいと思っていました。
2024年の2月は3連休がなんと2回もある、となるとせっかくの3連休を活かさないわけにはいかず、今回の日程を検討しました(まあ日帰りだけど)。
今回は非常に弾丸登山になってしまったのは少し残念でした。
せめてロープウェイがもっとスムーズなら温泉くらいには入れたのですが。。。
また、スノーモンスターは先日の異常気象によって融解してしまいました。
先日はこの時期にはありえない20度ほどまで気温が上昇し、すぐに通常の気温まで低下したため、訪れたタイミングではスノーモンスター再生中でした。
冬の蔵王のロープウェイは観光客が多く、Xで調べた限りでは90分待ちがデフォルトのようでした。
私が今回行くことにしたのは、スノーモンスターが解けてしまっていたため、ロープウェイが少しは空いているかなと期待していたためでした。
また、てんきとくらすでは一旦A判定まで回復したということもありました。
さて、今回の行程は以下でした。
***
東京 7:12 → 山形 10:07
山形 10:20 → 蔵王バス停 11:00
蔵王ロープウェイ(山麓駅) 60分待ち
山麓駅 11:00 →山頂駅 13:05
山頂駅 13:30 → 熊野岳 14:30? → 山頂駅 15:30
山頂駅 16:00 → 蔵王バス停 17:10 → 山形17:50
山形 18:02 → 仙台 19:31
仙台 20:31 → 東京 22:04
***
うーん、仙台で牛タン食べられてラッキー!ということで。。。
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登山路は杭をたどれば良かったです。
しかし、逆に杭から離れると雪やパウダーがふかふかしており、つぼ足になってしまうため、杭だけは視界から逃さないようにしたほうが良いでしょう。
杭のあたりは、ガチガチの氷になっており、傾斜もあまりないためグリップには問題ありませんでした。
また、目立つ杭は避難小屋方面に続いていたため、ホワイトアウトしている状態なら避難小屋経由で頂上を目指せば良さそうでした。
私は避難小屋はこれかな?という影は観られましたが、あまりにも風が酷く見つけられませんでした。
ーーー
深田久弥氏は、蔵王について、初っ端から「そびえ立つ盟主がいない(目立つ主峰がない)」というところから書き始めています。
山頂あたりは雪だらけで見えなかったのですが、
「陸奥をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ」
という斎藤茂吉氏の句が刻まれた石碑があったそうです。
思い返して写真を見てみると、地蔵山頂駅を出たところのお地蔵様の前に、
「雪消しのちに蔵王の太陽がはぐくみたりし駒草のはな」
というこれも斎藤氏の句が刻まれていました。
調べるとこちらのサイトがヒットしました。
ぜひ見てみてください。
http://www.kankou.yamagata.yamagata.jp/zao-mokichi/
また、蔵王山は昔の代表は刈田岳であったと思われる、とのことらしい。
80mほど低いものの、主峰がより特徴的であったことに所以しているらしい。
宮城県側(蔵王山頂レストハウス)から登ると刈田岳経由になるらしく、こちらは別途天気が良い日に訪れてみたいですね。もし行くなら次は初夏がいいかもですね。
深田氏は夏の蔵王もおすすめしています。
蔵王といえばお釜が見れる、と思っていたので今回は残念でしたが、天気が良ければお釜を拝みながら馬の背を歩けるようですね。
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