山ビーチで山ビール 日向山+α 新靴は快調だった
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 571m
- 下り
- 551m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ 私が山頂にいたころは霧 展望なにも見えず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
公共交通機関もないし 平日に来るべき山と思う |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道 急登 緩斜面 岩 木 土 砂などかなりバリエーションあるコース 新靴を試すのにはよかった |
その他周辺情報 | 朝食兼昼食 スマル亭甲府バイパス店 エビから揚げそば大盛り 620円(2玉) その後 山中湖花の都 植物園 入館料500円 赤富士の湯か石割の湯とセットで900円というチケットあり。(300円分お得だ) 赤富士の湯 入館料700円 アルカリ性単純温泉(pH10.3) 湧泉量150リットル/分 強アルカリ性だが、肌には優しい。源泉28度、37度、42度の3種類の湯を楽しむことができる。 |
写真
感想
プロローグ
(1)今日は、先週買った新靴のためし履きだ、したがって自家用車で登山口にたどり着けるところで、短めのコースタイムの所がいいと思った。
いざ、足が痛くなっても車まで戻れば運転用スニーカーに履き替えることができるからだ。
また、新靴を試すためには様々なシチュエーションで試したい、岩場、土と木の根っこの道、階段・・・。
(2)今日は、土曜日にあった職場のイベントの代休で月曜日だ、年間数回ある平日の山行、鎖場渋滞・ロープウェー渋滞がある山や、駐車場に殺到する山はこういう日に登るのが良い。
昨年は、大弛峠から金峰山・国師ヶ岳・北奥千丈岳。また、秋に同じような休みがあった時には両神山に登っている。
そして、候補をいくつか絞った中で、日向山に登ろうと思ったのだ。
コースタイムは短く、さまざまなシチュエーションがあり、駐車場とそのアプローチ道が混むという。公共交通機関はほぼない(タクシーで来ることはできるかも・・・)
これは、今の自分の置かれている状況にピッタリではないかと思い。前日日曜日の別の趣味が終わってから車を走らせ、道の駅「はくしゅう」で車中泊となったのである。
テレビを見ながら、ラジオを聞き、スマホでヤマレコを見ながらコースタイムなどもチェック、そして就寝・・・。晴れるといいなあ・・・。
で、朝起きると見事に曇り、午後から晴れるという。しかし、どう考えても午後まで山行が伸びることはない・・・。
道の駅で天然水を汲み、行動食を近くのローソンで買っていざ、駐車場へ・・・。朝なので基本誰にも会わずに駐車場にやってくるがもう5台目であった。あと6〜7台で埋まりそうである。そして、私のあとにやってきた軽トラの地元の人(トレーニングで、その後農家の仕事があるということだそうだ)と話しながら準備をする。平日でも8時には駐車場が埋まってしまうのだそうだ。そして、その人は地下足袋で登って行った。私が戻った時にはその軽トラはなく同じところにクラウンエステートが止まっていたので、相当早く登って下ったということなのであろう。
私は、林道跡を花を撮影しながらゆっくりと登っていく。それは、新靴の感触を確かめながらである。やはりソールの硬さが歩きに安定感を与えてくれている。不整地に足をつくのに滑らないのだ、多少重いが安定感と天秤にかけると安定感を重視したい。やはり、ソールの目がなくなった2万円以下の靴と、新品の4万越えの靴の差だろうか・・・。
錦滝を超えてからは急登りだ、この靴の真骨頂である。足はどこも痛くない、そして岩でも木でも砂でもなんでもつかんでくれる、まるでソールが粘着テープになっているのではないかと思うようである。
しかし、湿度が高く、汗を拭くたびに休憩が入る。汗が目に入って痛くなるのだ。したがって、この区間はコースタイムよりも遅い。
ほぼすべて急、そしてロープ・鎖の嵐である。それでも、つま先だけでもどこかにかかっていればそれで立てるのである。
コースタイムを越えながらも、私は鞍掛山との分岐にたどり着く、ここまで足が痛くならない&眺望がありそう、であれば鞍掛山に向かうことも考えていたが、何と言っても眺望がなさそうなのである。そこで、もう日向山に向かうこととした。
いったん鞍部に下り、いよいよ白砂である。花崗岩が風化し砂のようになった登山道はとにかく埋まるのである。5歩歩いたつもりが距離は2歩ぐらいである。急登で私を抜いて行った山ガールがあっという間に見えなくなる・・・。「いいなあ、軽い人は・・・。」生まれ変わったら、体重が軽い女性に生まれ変わりたいものだ・・・と思ったかどうかはわからない。しかし、体重=埋まる量=沈んで余計に必要な歩数という式は変わらぬようだ。
いったん登りきったところでカップルのベテランさんたちに出会う。倉掛山まで行きたいらしい。私は分岐まではわかるのでそこまでの道筋を話す。その後互いに違う方に足を進めることとなったが、果たしたあのカップルさんは倉掛山までたどり着いたのであろうか、眺望はあったのであろうか・・・。
頂上では、全く眺望がなかった。しかし、山ビーチの感覚はよくわかった。そして、この山がどれだけ特殊な山なのかもわかった。
そして、眺望があったら飲みたかったノンアルコールビールを日向山山名票と一緒に飲むこととする。「ひなたちゃん、ちょいと付き合えよ・・・。」
しかし、その後は、下山道がわからなくなる、幾方面へと足跡が続いているのだ。山ビーチをひたすら歩きまわる足跡、ちょっと山の方に入る足跡、矢口石→という看板があるが、矢口石じゃないよなあ・・・。行ったり来たり、さまざまな方面に2分ほど足を進めてようやく下山道を探し出した。矢立石のことを矢口石と書いているのであれば直すべきだし、そうでないなら「矢立石方面」という看板を作ってほしいなと思った。
そして、その後は特記事項なく、無事に下山口に達する。
車で靴を脱ぎながら考えた。まだ、かたい靴だと思ったが、足に痛いところはないし、堅牢な造り由来の安心感があった。そしてソールが新品なこともあって本当にどこに足をかけても滑らなかったし、岩場でもつま先さえ立てていればそれで十分なのだ。岩場が多い山・木の根っこが多い山でその性能を存分に発揮してくれると思う。
次は、丸1日履いてみたい。自宅から履いて交通機関で移動し、登山を行って自宅に戻る、それができればロング山行に使える。
車では、尾白川駐車場、青木鉱泉など、これから数年間のトレーニング後に行く山の登山口について下見をしてきた。その後、甲府に移動しそばを食べる(スマル亭甲府バイパス店)
そして、そこで検索し、不完全燃焼だからどこかに行きたいと思う。植物園で調べると山梨県立フラワーセンターがあるという。で、住所を見てみると「北杜市」・・・。だいぶ戻るじゃないか、と却下。次に出てきた山中湖花の都公園に行くことにする。で、着いたのと同時に鐘が鳴った・・・。正午である。
6月の植物園は花が減っているようだ、一面のポピーやネモフィラもないし、秋のコスモスもない。ちょうど境目である。しかし、温室とロックガーデンが充実しているので、500円という値段を考えればまあまあか・・・。とも思う。
温泉に入る予定もあったので、温泉施設と合わせて900円のチケットを買う。石割の湯、紅富士の湯、どちらでもよい。紅富士の湯は火曜が定休日、石割の湯は木曜。よってこれを買えばどちらかでははいることができる。
園内は、中国語がたくさん飛び交っていた。ツアーバスはほぼ中国からのお客さんのようである。しかしながら撮影したいものは撮影させてもらった。
温泉は平日ということもあって非常にすいている。じっくり入ってもまだ3時ちょい過ぎ、下道でじっくり地元まで帰ってきた。
aideiei さん
こんにちは
日向山でしたか!
面白い山ですよね。
山頂に登ったら砂浜があり、とても驚いたのを覚えています。
6人静かには笑ってしまいました
hamburg
hamburgさん。コメントありがとうございます。
そう、半袖隊長の記録を見て、いろいろな候補があったのですがこの山に決めました。短めで、自家用車アプローチができ、さまざまなシチュエーションでの感触を確かめられる。
そして、休日には混みすぎるであろうこの山、平日に登るのが正解と思いました。
本当に展望がなくて残念でした、しかし一番の目的は新靴のチェックなので、展望はおまけのようなものでした。新靴を次も履いてみたいと思った山行なので自分的には満足です。
6人静か・・・。はじめ見たとき「何これ!」と思ってしまいました。
そしてしばらくは、「しずか」という名前がついている人物誰がいたっけと考えながら歩きました。6人そろってやっとこのことが頭から離れました・・・。
いろいろあったけど、良い1日でした。
渋描隊長も、良い山行を!!
aideieiさん、こん○×は(^o^)/
急登のあとに一気に開ける白い砂の写真は、なんか○×の惑星のような… 異世界に飛び込んだような気分だったのではないでしょうか?
山中湖からのあの山、明神山(鉄砲木ノ頭)でしょうか(・・? 今年の夏はあのあたりを歩いて、赤線の目標と考えています
mamepapa
おニュウの靴、調子いいみたいですね
自分は用事があって、2週連続お山はいけずに終わりそうです
mamepapaさん、こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
知ってはいたけど、あれほどのものとは正直思っていませんでした。晴れていて展望が開いていたらものすごいことになったろうと思います。「○×の惑星」をまだ見ていない私は、あまりよくわかりませんが、それぐらいすごい世界だったということでしょう。
明神山についての情報ありがとうございます。
山梨鶴計画では、しっぽに当たる山域が山中湖周辺です。
計画をよく練り、鶴に見えるような赤線をつないでいきたいと思います。(おい、かたつむりはどこに行った!!)
幸いにも、新靴は3時間のチェックはすこぶる快調でした。次は1日のチェックです。ここで快調であれば、その次はロングに投入できると思います。どこを歩こうかな・・・。計画だけはたくさんできています。
mamepapaさんも、2週間後に良い山行を!!
早速、おニュー靴の試し履きに日向山を選ばれましたか☆彡
白い砂だけでなく、白い眺望だったとのことで残念でしたね(+。+)アチャー
しかしおニュー靴は快適だったとのことで何よりです。
長〜〜いお付き合いになりますからね
翌日も日向山は「白山」状況だったようです
隊長
半袖隊長、ご来訪ありがとうございます。
いろいろ迷っていた(候補が多くあった)のですが、隊長のレポートを見て日向山のランクがかなり上がりました。(もちろん、それだけで決めたわけではありませんが。)
これで眺望が最高だったら、本当に素晴らしい靴の出会いになったわけですが・・・。でも、痛いところなし、安心できる歩き加減と、「いい靴だなあ」という感触を持ちました。
次の土曜日は、関東雨マーク。今のところ、オールアスファルト傘さしハイキングを企画していますが、ニュー靴で行くか、しまった靴で行くか迷っています。
半袖隊長も、良い山行を!!
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