くじゅう連山(天狗ヶ城・中岳・稲星山・久住山・星生山・沓掛山)[大曲・牧ノ戸峠周回]


- GPS
- 05:21
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,071m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:21
天候 | 【天気】 晴れ時々曇り・風あり 【気温】 駐車場 7:00頃 -6℃ 久住山 10:20頃 -4℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※やまなみハイウェイの凍結に注意 飛行機の場合、大分空港より熊本空港が近いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
牧ノ戸峠→大曲登山口→車道歩きのため車の通行に注意 大曲登山口→採石道路:道が狭く歩きにくい 採石道路→諏蛾守越:落石注意 北千里浜付近:沢の表面だけ凍っているので踏み抜き注意 北千里浜→久住分かれ:凍結に注意 久住分かれ→天狗ヶ城:ザレ場の急登 天狗ヶ城→中岳:北側などの凍結に注意 中岳→稲星山:中岳の下りの岩場は滑落注意。稲星山にかけては風が特に強かった。 稲星山→久住山:引き続き風に注意。久住山への登り返しにかけては土が露出している部分があり、ぬかるみが心配。 久住山→久住分かれ:凍結部分が滑りやすい。 久住分かれ→星生山:狭く急な岩場を進むため、慎重に進みたい。凍結箇所あり。 星生山→西千里浜:星生山から真っすぐ尾根上に道が続いているように見えるが、道は山頂から下り始めてすぐに左折し、急な下りとなる。 西千里浜→沓掛山を過ぎてしばらく:ぬかるみ地獄 …こののち舗装区間に入ると牧ノ戸峠まで短い。 ※諏蛾守越→星生山は全般に風があったため、防風・防寒対策を念入りにしたい。 |
その他周辺情報 | 牧ノ戸峠から阿蘇側に湯坪温泉・筋湯温泉、別府側に長者原温泉・寒の地獄温泉など。 |
写真
やまなみハイウェイを阿蘇側に下り、ちょうど熊本県に入って交差点を過ぎたあたりにあります。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
予備電池
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
|
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備考 | 泥濘が酷い一方で登山口に靴洗い場が無いため、洗うための水とブラシを用意した方がいいです。 |
感想
航空券セールを利用して熊本空港へ。
今回の目的ば阿蘇山と由布岳です。くじゅう連山は、もし時間と体力と天気が許せば行きたいと思っていました。
昨年17サミッツを歩いているものの、途中からガスに飲まれて景色を楽しみ切れず、不完全燃焼感があったのでした。
当日朝の牧ノ戸峠駐車場は晴れて体力も回復したため、大曲登山口へ向かって車道脇を歩くことにしました。
【行き方について】
牧ノ戸峠や長者原のある、やまなみハイウェイは積雪や路面凍結もある道です。
移動の自由度を考えればレンタカーが便利なのですが、九州のレンタカーには基本的にスタッドレスタイヤやタイヤチェーンの用意が無いらしく、それでは自分で冬装備を用意してレンタカーにつけるのかという話になります。
今回は凍結も無く、レンタカーで難なく走ることができましたが、確実なのはバス利用と思われます。
【路面状況について】
3月に入ったというのに寒気が入ってかなり冷え込みました。
厳冬期は雪も積もって軽アイゼンが必要と聞いており少し心配したのですが、この日は日陰に少し残っている程度でした。
天狗ヶ城や中岳の山頂付近は凍っていて、慎重に進まないと転倒しかねない状態ではありましたが、滑り止めは付けずに歩き通すことができました。
【三俣山・大船山に登らないことについて】
昨年17サミッツ(+平治岳)を歩いた時に感じたのは、三俣山-大船山-白口岳の区間が特に離れて重いという点でした。
また、前回ガスに飲まれて楽しめなかったのも白口岳以降だったということもあり、
三俣山・大船山へは向かわないことにしました。
(白口岳も行こうと思えば行ける距離でしたが効率的ではないので外しました)
体力と時間だけを考えるならば、これだけでかなり楽になったと思います。
【景色について】
当初、阿蘇山と由布岳だけでもいいと思っていたのを恥じるくらいに見事な景色です。
北千里浜の盆地、天狗ヶ城から眺める中岳や御池、稲星山から見える大船山や阿蘇、久住山から見える三俣山や北千里浜、星生山から見下ろす西千里浜、西千里浜から見える久住山など、前回楽しめなかった絶景をようやく拝むことができました。
天気さえよければ間違いなく心に残る山岳景勝地だと思いました。
【泥濘と靴の汚れについて】
唯一気になったのが西千里浜から沓掛山を経由して牧ノ戸峠へ戻る道です。
ぬかるみが大変酷く、気を付けていても泥だらけになります。
そして、牧ノ戸峠駐車場には売店やお手洗いはあっても靴洗い場はありません。
お手洗いには靴を洗わないようにと、はっきり書かれています。
少なくとも見える範囲には他に水の出る場所は無さそうです。
無いものは無いので、帰りの車を汚さない為には、洗うための水とブラシを持参するしかないと思います。本格的に洗うのは帰宅してからとして、ここでは安い歯ブラシで泥を落とすだけでも十分でしょう。
【全体的に】
心に残る景色は勿論、山々一つひとつの標高差も少なく歩きやすいことはとても良いと思います。
分岐が多く、様々な巡り方を選べる点も奥深さを感じます。
また、阿蘇くじゅう国立公園という名称が表す通り熊本県境にも近く、大分県の他の地域だけではなく阿蘇地方ともセットで旅程を組める点も面白いです。
ぜひ次回も知らない道を歩きたいと思います。
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