大茶臼山 石内川支流大谷川〜釈迦が谷
- GPS
- 02:50
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 261m
- 下り
- 289m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:51
天候 | くもり、朝は小雪がちらつく寒い日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道ではないので、斜面の崩れ、スリップなどに注意が必要。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ヘルメット
|
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感想
石内では大茶臼山を釈迦が岳と呼ぶ。石内公民館発行の「ふる里めぐり【ふる里石内の史跡・遺跡】」*によれば、「五月が丘中学校裏の谷を登ると、山頂近くの高さ二〇数mの岸壁に大きな足跡状のくぼみが見える。里人これを釈迦の足跡と言い伝え、この谷を釈迦が谷、 山を釈迦が岳と呼んでいる。この山の頂上を中心に、釈迦が岳城と言われた戦国時代の山城があった。」とある。また、同じく「石内の川百景」**によれば、半坂で分流する大谷川は、五月が丘団地造成により大部分が暗渠化されているが、左谷源流には国有林の杉の巨木があり、右谷には、谷をせきとめるように立っている「横岩」や「重ね石」があるという。今回、大茶臼山の変わった登路として、五月が丘団地を起点に、大谷川の源流を上って、釈迦が谷を下ってみた。残念ながら、「石内の川百景」にいう「横岩」や「重ね石」は同定できなかったが、大谷川では意外にも、ゴルジュの奥に滝を見つけることができた。石内の小字図*によれば、横岩と重石は大谷の西側になっているから別の谷筋の可能性がある。一方、釈迦が谷では、実際に谷奥に20数メートルの岩壁があり、ハング下のくぼみが「釈迦の足跡」かもしれなかった。この大人(おおひと)の足跡は観音山(極楽寺山)と釈迦が岳(大茶臼山)を一跨ぎしたものという。石内の小字図*によれば、釈迦が滝という地名があり、滝は広島地方で懸崖をいう「タキ」であろうから、この大岩は「釈迦がタキ」と呼ばれたのだろう。いずれにせよ、広島南アルプスの人気ルートの足下に、このような景色が人知れず秘められていようとは、面白いではないか。
*http://www.cf.city.hiroshima.jp/ishiuchi-k/img/furusatomeguri1.pdf
**http://www.cf.city.hiroshima.jp/ishiuchi-k/img/ishiuchinokawahyakkei.pdf
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