珍しい山名に憧れて 博士山(一等三角点百名山)
- GPS
- 04:20
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 810m
- 下り
- 865m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道400号線を経て国道252号線を南下、 再び国道400号線を走ります 約30km先で県道32号線に入り 道なりに行くと博士山登山口標識が出ています (標識が二箇所あり、周回している林道なのでどちらからでも行けます) 舗装された狭い林道を道なりに走ると 道海泣き尾根登山口付近の道路脇に駐車スペースがあり、 登山口に登山ポストがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道海泣き尾根コース 泣き尾根と呼ばれるくらいですから いきなり凄い急登が待っています 途中から鉄梯子、ロープが現れ、木の根やロープが頼り、 緩むと見えて、短い急坂を繰り返し、尾根に出ます クロベが現れると山頂まで緩やかな痩せ尾根が続きます ・近洞寺尾根コース 道海泣き尾根よりやや短かく感じましたが急坂があります (下りに通ったせいかもしれません) 距離的には近洞寺尾根の方が少し長いかもしれません いずれのコースを取っても激斜面の登山道でした 雨後など、滑落注意です |
その他周辺情報 | 三島町の宮下温泉「ふるさと荘」に宿泊 一泊二食付き7,000円から(日帰り入浴可) 源泉55度の熱めの温泉です♪ |
写真
感想
憧れて居ながら、行く機会に恵まれなかった「博士山」と「志津倉山」。
地図上でも二つの山はお隣同士のような近さ、是非とも一緒に登りたくて
以前からCLの耳にタコが出来るほど、お願いし続けて来ました。
やっと念願叶い、計画して頂いた迄は順調でしたが
肝心の休みが取れず、苦肉の策を講じて参加しました。
登山口からすぐ、いきなりの急登の始まりにはびっくりしましたが
そんな急勾配の斜面にも太い松の木が生え、すがる縁です。
大汗をかきかき、なるべく頭上を見ないように頑張り、
やっと周囲の山並みの見渡せる尾根に到着した時は、
随分時間が経過したように感じました。
栂峰に至る登山道でも見た覚えのある、クロベの並木が見事。
何故尾根上に一列に大木が並んで生えるのでしょうか?
彼らは好きで一列に並んでいる訳ではなく、
尾根上の僅かな平坦地にしか、このような針葉樹は生き残れないようです。
ブナなどは急斜面でも根や枝を逞しく張っていますが、
針葉樹はそういった根や幹の張り巡らしが出来ない為に
急斜面ではあっけなく雪崩に流されてしまい、
尾根上でしか大きく成長できないのだと聞いた事があります。
未丈ヶ岳に至る長い尾根道上に延々と連なる、
まるで参道を案内する松並木のような整然とした様を思い出すと
何気なく見ている自然の風景にも深い意味があり、
原因と結果があり、理由があるのだとしみじみ納得。
彼らは無言の内に、厳しい自然界での生存競争の勝者である自分たちを
誇示しているように見えなくもありませんが…
博士山山頂で三角点を確認し、一等三角点百名山95座目を達成。
CLのお伴をさせていただき、日本各地の山々を巡るうちに
気づかぬままに楽々数が増えて今日に至った気がします。
さて恒例の温泉付きの大宴会付き宿泊地は、三島町の宮下温泉。
熱めの温泉は最高、夕食は地元の山菜尽くし、美味しく頂きました。
明日は志津倉山に登るべく、宴会を早めにお開きにし、休養としました。
年と共に段々酒量が減って行くのも仕方ないですね!
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