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Yamareco

記録ID: 6526091
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

篠井山(奥山登山口)

2024年03月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:00
距離
7.1km
登り
816m
下り
813m

コースタイム

日帰り
山行
3:52
休憩
1:10
合計
5:02
6:08
130
スタート地点
8:18
9:28
102
11:10
ゴール地点
06:08 篠井山奥山登山口
06:19 (頂上まで)3キロ地点(林道終点) 06:25
07:06 渡り場の頭 07:19
07:16 (頂上まで)1.5キロ地点
07:40 (頂上まで)1キロ地点
07:41 ぞう岩
07:54 おじゃま石
08:03 (頂上まで)0.5キロ地点
08:07 山頂ルート表記
08:18 篠井山(南峰) 08:57
09:01 鞍部
09:03 篠井山(北峰)篠井大明神 09:07
09:10 満願寺跡
09:25 篠井山 09:28
10:06 渡り場の頭
11:10 篠井山奥山登山口

■満願寺跡の写真はありませんが、神社から北の方角に1〜2分行くと開けた場所がありベンチなどがあります。正面に富士山が見えるので、木々を伐採して開いたものと思われます。満願寺跡の西側から谷方面に下ったので、稜線上から見ただけですが、休むなら篠井山南峰より満願寺跡の方が広々として良さそうです。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内ー首都高速道ー<高井戸IC>ー中央自動車道ー<双葉JCT>−中部横断自動車道−<富沢IC>−国道52号−<南部町役場入口>−県道801号−<石合橋>−県道802号−<徳間>−東海自然歩道−篠井山登山口駐車場
(都内−中央自動車道ー双葉JCT−篠井山登山口:228km)

■復路:篠井山登山口−東海自然歩道−県道802号−国道52号−<富沢IC>−中部横断自動車道ー<双葉JCT>ー中央自動車道ー<高井戸IC>ー首都高速道−都内

■注意:都内から登山口駐車場までは東名高速道路経由の方が15キロほど短いのですが、東名高速は各所でリニューアル工事が行われているので、時間的には中央自動車経由の方が早いようです。

■駐車場:南部町役場入口の交差点を右折して、県道801号から802号に進み、徳間右側の林道(東海自然歩道)を奥山温泉に向かいます。福士川渓谷青少年旅行村(キャンプ場)の先の奥山温泉への分岐を1キロほど直進すると篠井山登山口の案内と駐車場があります。
駐車台数10台、無料、トイレ無し
マップコード:483 474 003*75

コース状況/
危険箇所等
■登山口ー(頂上まで)1.8キロ表示
ほぼ沢沿いの登山道でよく整備されています。渡渉箇所には橋が架けられていますので濡れる心配はありません。傾斜もキツくなく、ポツポツ雪も出始めますが、(この時は)アイゼン等は必要ありません。

■(頂上まで)1.8キロ表示ー頂上
この地点から急登が始まります。登山道は急な山腹に九十九折に付けられた人口の道ですので歩きやすいです。(頂上まで)1.5キロ表示辺りから雪がつながります。雪が出たら早めにアイゼン等を付けた方がいいです。谷側に滑ったら止められる斜面ではありません。谷底まで落ちるか、杉の大木に激突するかどちらかでしょう。

■頂上(南峰)ー神社(北峰)間
頂上から神社へは、一旦鞍部まで降って登り返します。南峰頂上から鞍部まではかなり急峻でお助けロープはありますがアイゼンはあった方がいいでしょう。鞍部から神社までは数分です。
神社から山頂に戻らずに下山するショートカットがありそうですが、一旦谷に降りて稜線からの登山道に登り返すようです。谷に降りる急斜面は単に斜面と化しているだけで登山道は分かりません。谷まで降りるのにピッケルと12爪アイゼンは必須です。
その他周辺情報 ■コンビニ:中部横断自動車道の双葉JCTから富沢ICの間にコンビニはありません。富沢ICを降りて国道25線に出る交差点にローソンがあります。この先奥山登山口までコンビニはありません。
前日の夕方、我が家のベランダから見た富士山です。雲もなくスッキリしています。明日の好天を信じて早めの就寝です。
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前日の夕方、我が家のベランダから見た富士山です。雲もなくスッキリしています。明日の好天を信じて早めの就寝です。
今晩は月齢新月で月はありません。突然ライトに浮かび上がったのは登山口のクマさんでした。
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今晩は月齢新月で月はありません。突然ライトに浮かび上がったのは登山口のクマさんでした。
夜明けが早くなりました。まだ6時ですが周囲の山が赤く染まってきました。
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夜明けが早くなりました。まだ6時ですが周囲の山が赤く染まってきました。
ここが奥山登山口の駐車場です。好天が期待される日曜日ですが、他に1台の車もありません。
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ここが奥山登山口の駐車場です。好天が期待される日曜日ですが、他に1台の車もありません。
駐車場の前が登山口で便利です。気温は氷点下でチョット寒いですが登山口周辺に雪はありません。頂上まで3.4キロと表記されています。
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駐車場の前が登山口で便利です。気温は氷点下でチョット寒いですが登山口周辺に雪はありません。頂上まで3.4キロと表記されています。
登山口を入るといきなり滝があります。「不撓不屈の滝」って、大関の口上のような四文字熟語です。
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登山口を入るといきなり滝があります。「不撓不屈の滝」って、大関の口上のような四文字熟語です。
不撓不屈とは、どんな苦労や困難にもくじけない...滝です。
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不撓不屈とは、どんな苦労や困難にもくじけない...滝です。
頂上まで3.0キロの表記があります。この表記は、頂上まで100メートル毎に設置されています。
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頂上まで3.0キロの表記があります。この表記は、頂上まで100メートル毎に設置されています。
ここまでゲートなどはないので、4駆であれば問題なくこれそうですが、落石はありそうです。
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ここまでゲートなどはないので、4駆であれば問題なくこれそうですが、落石はありそうです。
ここからは橋を渡って登山道に入ります。
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ここからは橋を渡って登山道に入ります。
その前にクマ除けの鐘を鳴らしていきます。
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その前にクマ除けの鐘を鳴らしていきます。
登山道に標識は豊富です。「明源の滝」です。
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登山道に標識は豊富です。「明源の滝」です。
明源とは、はて?
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明源とは、はて?
絹糸の滝です。
登山道は沢沿いに登って行きます。WEBの検索では、ここはヤマビルの巣窟とのことですが、どこにもヤマビルの注意喚起がありません。
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登山道は沢沿いに登って行きます。WEBの検索では、ここはヤマビルの巣窟とのことですが、どこにもヤマビルの注意喚起がありません。
徒渉箇所には整備された橋が架けられているので濡れる心配はありません。
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徒渉箇所には整備された橋が架けられているので濡れる心配はありません。
(頂上まで)1.5キロの地点を越えると雪が繋がってきました。氷点下の温度で雪表面はカチカチです。谷側に滑落したら止められないのでチェーンスパを装着します。
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(頂上まで)1.5キロの地点を越えると雪が繋がってきました。氷点下の温度で雪表面はカチカチです。谷側に滑落したら止められないのでチェーンスパを装着します。
ぞう岩とか、
おじゃま石とかあります。
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おじゃま石とかあります。
登山道の真ん中に、確かにじゃまですが、下に落としてしまおうとは考えないのでしょうか。
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登山道の真ん中に、確かにじゃまですが、下に落としてしまおうとは考えないのでしょうか。
稜線に登る標識が出ていたので助かりました。この時期、谷側は雪ガチガチで危険かも...
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稜線に登る標識が出ていたので助かりました。この時期、谷側は雪ガチガチで危険かも...
篠井山の南峰山頂です。誰もいません。狭い山頂ですが、日当たりがよいので、雪はだいぶ溶けています。
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篠井山の南峰山頂です。誰もいません。狭い山頂ですが、日当たりがよいので、雪はだいぶ溶けています。
基準点名:篠井山 等級:二等 標高:1394.35m
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基準点名:篠井山 等級:二等 標高:1394.35m
富士山と天子山地です。山頂にある眺望図は傑作ですが、文字が小さすぎて山座同定ができません。
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富士山と天子山地です。山頂にある眺望図は傑作ですが、文字が小さすぎて山座同定ができません。
愛鷹のレコも下書きにあったような。
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愛鷹のレコも下書きにあったような。
駿河湾が光っています。奥は伊豆半島です。
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駿河湾が光っています。奥は伊豆半島です。
西側の展望は木々の枝が邪魔をしてほとんどありませんが、北西方向に白根三山です。
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西側の展望は木々の枝が邪魔をしてほとんどありませんが、北西方向に白根三山です。
こちらから見る北岳は尖っています。
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こちらから見る北岳は尖っています。
角度的に中白峰は間ノ岳の後方になるようです。
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角度的に中白峰は間ノ岳の後方になるようです。
山頂にいる間、だれも登ってきませんでした。神社によって願い事をして下山します。
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山頂にいる間、だれも登ってきませんでした。神社によって願い事をして下山します。
山頂から急斜面を鞍部に下ってきました。神社へは登り返しですが、谷方面は通行止めになっていました。
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山頂から急斜面を鞍部に下ってきました。神社へは登り返しですが、谷方面は通行止めになっていました。
篠井山北峰にある神社に登ってきました。
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篠井山北峰にある神社に登ってきました。
篠井大明神と書かれた坦曚任后寝ている神様を鈴で起こして、今日はお賽銭を忘れていません。だれもいないので、あれや、これや...多すぎだろう(笑)
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篠井大明神と書かれた坦曚任后寝ている神様を鈴で起こして、今日はお賽銭を忘れていません。だれもいないので、あれや、これや...多すぎだろう(笑)
神社の裏手から谷側へショートカットしてみます。
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神社の裏手から谷側へショートカットしてみます。
谷側は日陰で雪質が全く違います。登山道が全く判りません。12爪もピッケルもザックを下ろさないと取り出せませんが、この斜面では無理です。
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谷側は日陰で雪質が全く違います。登山道が全く判りません。12爪もピッケルもザックを下ろさないと取り出せませんが、この斜面では無理です。
ふ〜っ!
登山口に戻ってきました。往路はずっと氷点下でしたが、だいぶ気温が上がってきました。朝ガチガチだった雪はグズグズかな...
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登山口に戻ってきました。往路はずっと氷点下でしたが、だいぶ気温が上がってきました。朝ガチガチだった雪はグズグズかな...
駐車場は6〜7台車が増えているようですが、こんなにスライドしたかしら。帰りは新東名を帰る予定でしたが、工事のようなので中央道を帰ります。お疲れ〜...
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駐車場は6〜7台車が増えているようですが、こんなにスライドしたかしら。帰りは新東名を帰る予定でしたが、工事のようなので中央道を帰ります。お疲れ〜...

感想

篠井山にはヒルがいる。
朝夕の通勤電車で見る機会が多いヤマレコの山行記録、何気なくパッドを開いたところで「ヒルの居ぬまに...」という文字が飛び込んできた。
えっ、篠井山にヒルがいるの??

中部横断自動車道が開通するだいぶ前、国道25号線から見た篠井山が大きくてなぜか印象に残っていて、登りたい山リストの下の方に10年以上も残っていた(笑)
場所柄、雪もそれほど多くなさそうだし、雪がなければただ寒いだけだから新緑の頃がイイかな程度に考えていた。
山行計画を立てたわけでもないので、登山口のことも往復の登山時間も、ましてヒルなどは考えもしなかった。

そこで「篠井山_ヒル」で検索をしてみた。出て来るは、出て来るは、オド恐ろしいくらい次から次へ...おぞましい体験記録が目白押し。
頭上の木の枝からポタポタ落ちてくるなんて想像したら、即リストから消してしまえ、なんて考えたが「ヒルの居ぬまに...」もイイかな。

3月は年度末で毎年忙しいが、今年の冬は暖冬、ヒルが出てくるのが早いかもしれない。昔作った登りたい山リストも残り片手を切ったので、篠井山を雪のあるうちにやっつけておくか...

登山道にはヤマビルの注意喚起がヤマほどあると思ったが、駐車場から山頂まで、ヒルの「ヒ」の字も見かけなかった。
その割には「熊よけの鐘」と書かれた鳴り物が多く、ここまで鳴り物が充実している山は他では見かけたことがない。
この山はヒルよりクマが多いんかい、と突っ込みたくもなるが、登山口には夫婦のクマもいたし...

天候には恵まれ、山頂では雲一つない展望が楽しめた。富士山も近いが、駿河湾や沼津の市街がこんなに近くに見えるとは思わなかった。

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