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ハイキング
奥秩父
大菩薩周回(廃道の富士見新道)
2015年06月04日(木) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
天候 | 雲りから晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
裂石ゲート前駐車場場(丸川峠の登山口)は無料で15台位くらいとめられます。 今回駐車したのは裂石ゲート前駐車場の500m下の駐車場ですがここも無料です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所: 富士見新道の下り始め付近のガレ場の岩は安定していないので、踏み込む毎にガラガラと崩れます。 不明箇所: 富士見新道は全体的に不明瞭ですが沢に水が現れた後は踏み跡があります。 下り始めの岩場付近は薄い踏み跡があります。これを頼りに進むと一部にテープの目印が多数ある部分がありますが、その後の部分は踏み跡も無くなります。 最近の「山と高原地図」に富士見新道は書かれておりませんが、赤破線で賽の河原から富士見山荘が書かれています。これは、旧峠道だろうと思います。 道の様子: 富士見新道以外は全体的に明瞭な歩きやすい道です。一部急斜面がありますがどこにでもある様な道です。 廃道の富士見新道の説明: 富士見新道は最近の「山と高原地図」に書かれておりませんが、下部で同じ道になる賽の河原から富士見山荘へ続く旧道が赤破線で書かれています。なお旧大菩薩峠は賽の河原がその場所です。 富士見新道はこの旧道の途中から神部岩の少し下の岩場へ向かう道が分かれてます。しかし一部にマーキングがあるもののどこから分かれるのかは極めて不明瞭です。 なお念のためですが、富士見新道の上部のガレ場は落石があるので大勢で登る様な場所ではありませんので御注意ください。 |
写真
装備
個人装備 |
軍手
軍足
雨具
保温シート
コンパス
ヘッドランプ
小型ライト
予備電池
GPS
筆記用具
地図(地形図)
ガイド地図
ファーストエイドキット
保険証
ラジオ
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
大型ビニール袋
ロープ
非常食
熊鈴
呼子
|
---|---|
備考 | 水は2.5 L持って行き1.8L飲みました。 |
感想
雷岩に付いてから大菩薩峠を回って下山しようと思っておりましたが、上から見ると神部岩付近でしきりに下を見ている人がいました。その人は5分ほどその場にいましたが大菩薩峠へ行きました。
私はその神部岩付近に着いたときここに富士見新道のクサリ場コースがあることを思い出しました。
そこへ行って見ると写真のように注意警告表示板がありクサリは撤去されているものの通行禁止ではありませんでした。
私はこの富士見新道を10年以上前に3回ほど歩いておりますが、クサリが無くても歩けるようなところと記憶していました。当時でも道は廃道状態で分かり難いことを覚えていました。
そこで思案の結果ここを下りてみることにしました。
多数の写真で説明しましたが、岩場は大した苦労も無く下りることが出来ました。その後古い道標があるところからは赤テープが多数ありました。この先は楽勝かと思ったのですがそのテープは途中で突然無くなりました。
しばらく昔の感を頼りに適当に進んでいくと沢に水が現れるころ山小屋の水場と思われるホースが出てきました。その後はまた赤テープや踏み跡が出てきたので無事富士見新道を歩くことが出来ました。
このコース初めての方はかなり苦労すると思います。しかし上にも下にも一般登山道があるのでそこから抜け出すのは比較的容易と思いますが、ガレ場や急斜面などある可能性もあるので十分な準備の上で歩く様にしてください。
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はじめまして
丸川峠分岐駐車場に自分の車が写っていたので思わずコメさせてもらいました
私もあの日、神部岩で朝飯を食べながらあの看板が気になって仕方なく何度も下を覗いていました。
地図を見てもコースはのっていないしどこへ出るのか?ながらも今度、トライしてみようと思っていた所です。
タイムリーなレコに感謝です、今度歩くときはあなた様のレコを参考にさせて頂きます。
chs36860さん
コメントありがとうございます。
今度行くときの御参考用に富士見新道が書かれている古い山と高原地図を二種類写真の最後に追加しておきました。
二枚の地図の富士見新道の位置は大分異なりますが1999年の地図の方が正しいと思います。
とにかく岩を下りた付近から水場までが分かり難いのです。
御健闘をお祈りします。
地図ありがとうございます
おおいに参考にさせてもらいます、て言うかこの地図をプリントして持って行きたいと思います。
後はhachi様のレコで予習してGPS頼りに歩きたいと思います。
地図がお役に立ちそうなので良かったです。
すんなり歩けるより多少苦労した方が面白いと思いますが、とにかくお気を付けてお出かけください。
このコースの完走レコを楽しみにしています。
hachiさん、こんにちは。
富士見新道、私も昔(昭和55〜56年?)の地図に載ってたの覚えてます。
そのうち歩くこともあるだろうと思いながら、山を辞めてしまい
気が付いたら、地図から消えていた。
でも、つい最近の? 1999年の地図にまだ載っていたんですね。
しかも、正確に。
もう、登ってみたいとは思いませんが、
山は、というより山道は登山用具と同じで
時代によって変わるんですよね。
登山道でも浦島太郎になってしまうかも。
yamaheroさん こんにちは
今回上日川峠から裂石に下りるコースも久しぶりでしたが道の付け替えなどされていて、道も時代とともに変わるのですね。
富士見新道を久しぶりに歩いてみて感じたのは、人だらけの大菩薩にも未だこんな道が残っていたことに新鮮さを感じました。
大きな声じゃ言えないですが、今回富士見新道の地図も持たないで記憶を頼りに踏みこんでしまい途中でテープが消えた時には正直少し後悔しました
浦島太郎のことですが、登山の服装の変化も大きいですね。
昔はニッカーボッカーなど私も履いていたのですが、それを最近まで持っていました。これを今履いて出動したら注目度高いことは間違えないでしょう。最近の若者はこれを知らないでしょうから新型ズボンと思うかもしれませんが、浦島太郎か最新ファッションのどちらに見えるか興味あります。でももう捨てちゃった〜〜
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