関山 白河の古刹 みちのくの里山

2024年03月10日(日) [日帰り]

• GPS: 02:07
• 距離: 6.0km
• 登り: 302m
• 下り: 315m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:49
• 休憩: 0:16
• 合計: 2:05

距離 6.0km 登り 315m 下り 315m

10:57 関山駐車場
11:22 11:25 阿夫利神社
11:48 11:55 関山
12:19 12:25 硯石登山口
12:44 12:45 丸沢登山口
13:02 13:02 関山駐車場
13:03 ゴール地点

写真

3/10 10:57

関山駐車場に車を停めました
僕の他4、5台ほど
もう皆さん下山する時刻みたい
僕は移動に時間が掛かり遅めのスタートとなりました
駐車場より少し下から残雪が顕著になりました

3/10 10:57

お助け杖もありました

3/10 10:58

踏まれて締まった雪道です
チェーンスパイクを最初から付けています

3/10 10:59

やっと残雪期になりました
チェーンスパイクの刃の噛みが気持ち良い
低山とはいえ残雪で覆われてる

3/10 11:00

ちょっと真っ直ぐ歩いてしまいまた戻りました
木橋を渡り烏天狗の道コースに進みます

3/10 11:01

滝不動様
お参りします
この傍を抜けて登るみたい

3/10 11:10

沢沿いに緩やかに登って行きます

3/10 11:14

少し勾配が大きくなり登りが始まりました
チェーンスパイクが利いています
気持ち良い

3/10 11:22

トラバースも良く踏まれていて不安無し
良い路だ

3/10 11:24

尾根に登ると北側に眺望が開けました
真正面は那須連山
雪雲が纏わりついていますね

3/10 11:25

阿夫利神社に到着しました
お参りします

3/10 11:27

振り返ると南に山影が見えました
あれが関山だね
ガイドブックに書いてある通り観音堂の建物が山頂に見えています

3/10 11:32

ぐるりと尾根筋を辿るみたいですね
これは気持ち良い路です
低山だけど周りに高い山がないので高度感はある眺めですね

3/10 11:35

だんだん山頂が近づいてきました
あっと言う間ですが展開の早さも低山の魅力ですね

3/10 11:39

ここまで残雪があるとは思わなかった
歩き易くて良い感じです

3/10 11:40

ここはなんでしょう
石碑が３つありました
夏道じゃないとわかんないな

3/10 11:40

麓には白河の里が広がっています
ほとんどが雪に覆われています

3/10 11:42

鎖場が出てきました
チェーンスパイクが利いているおかげで鎖を使わなくて済みました

3/10 11:43

お墓に出ました
中興の和尚さんのお墓らしい

3/10 11:44

お地蔵様も大事にされてますね
松の葉が生けてあり鏡餅が供えられていました
マフラーが暖かそう

3/10 11:45

お堂に到着しました
でっかく成田山と書いてある

3/10 11:45

石仏様もかなり大きいね

3/10 11:46

古今の塔が並びます
電波塔と五重塔

3/10 11:47

関山山頂に到着しました
ひゃっほー！

3/10 11:47

那須はまだ雪雲がモクモクしています

3/10 11:47

昨日滑った磐梯山も雪雲に隠れてる

3/10 11:47

あっちは阿武隈の山並みだね
ここだけはバッチリ晴れています

3/10 11:48

ちょっと風はあるけど良いお天気
阿武隈の広い空
そう、阿武隈高原は空がとても広いのです

3/10 11:49

写経・参拝札の代わりに雪だるま⛄️を奉納

3/10 11:50

古い…
白河の関が失われてもこの古刹は大事に残されてきたのですね
特に目立つでもないこの山が霊山に定められたのには何かしらの理由があるのかも
パワースポットですね

3/10 11:51

聖武天皇と光明皇后に由来するなんて
当時の都からこの地を選んで開山されたそうです

3/10 11:51

義経も参拝したらしい
神馬を奉納したそうな
僕は雪だるま⛄️

3/10 11:52

本多忠平奉納の鐘
鳴らしてみると余韻の波が心地良くて痺れます

3/10 11:53

なんと突き棒はシュロの木でした
初めて見たよ
音を聴く分には相性良いみたいです

3/10 11:53

国認定重要美術品らしい
それを知りまた繁々と鐘を眺める

3/10 11:53

あ！鐘撞堂の傍らに福寿草発見
地域の気候の違いを感じます

3/10 11:54

鐘撞堂に春が訪れています

3/10 11:54

これは阿修羅かな
ここにも松葉がお供えしてあります

3/10 11:55

お寺の建物だ
昔は塔頭もたくさんあったんだろうな

3/10 11:55

御不動様がここにも祀られています

3/10 11:57

多分かつての塔頭跡地からの展望

3/10 11:57

三大明神山から栄蔵室までの展望です
やっぱり空が広い

3/10 11:58

御神木の跡みたい

3/10 12:02

さて里へと降りて行きます

3/10 12:04

南側には残雪もありません
尾根筋を緩やかに降って行きます

3/10 12:11

大分降りて来てから残雪が増えました
山と山の間に冷気が溜まるのかな？

3/10 12:15

道標は整備されています
登山口の名前さえ把握していれば迷う事はなさそうです

3/10 12:19

伐採地に降りて来ました

3/10 12:19

車道が見えてきた

3/10 12:20

伐採用の重機です
ここも林業が盛んな地域ですね

3/10 12:24

あとはロードを歩いて身体をほぐそうかな
大分昨日の疲れは取れました

3/10 12:37

真ん中が関山
決して目立つ山ではないのです
それなのに霊山に選ばれた場所
僕の中でだけ謎が謎を呼んでいます

3/10 12:40

頭の上に？？が沢山浮かんだおじさんがカーブミラーに…

3/10 12:44

途中自販機がありました
夏場は補給できるね

3/10 12:45

寒い！
川沿いなので風が吹き抜けます
前を先程山頂で挨拶した方が歩いておられます
風で帽子が飛ばされて慌てておられました
それを見て僕はフードをかぶりました

3/10 12:45

ここから見てもそう目立つわけではない関山
ただこの里の人に大事に守られてきたのです

3/10 12:55

川沿いを歩いています
寒い！
この辺り春にはまだ間がありそうです

3/10 12:58

飛び出し坊やだ

3/10 13:00

最後にこの坂を登ると駐車場です
この坂は凍結してハンドル取られるから注意が必要です

3/10 13:01

戻ってきました
車が減ってる

3/10 13:03

不動橋の傍から沢に降りてチェーンスパイクを洗いました

3/10 13:30

せっかくなので白河の関跡に立ち寄りました

3/10 13:31

今は白河神社として参拝する場所になっています
公園も併設されています

3/10 13:32

箱根の関みたいなのをイメージしてたけどちょっと違うみたい
今なら那須と阿武隈の間を抜けて東北地方へと向かうのが当たり前ですが、かつてはここがみちのくの始まりでした

3/10 13:32

神社の狛犬と白河関跡の碑

3/10 13:33

なるほど
空堀や土塁を備えた館跡なんだ
かつての前線基地という感じだろうか

3/10 13:33

お参りしよう

3/10 13:35

白河神社です

3/10 13:36

延喜式内社だから神社そのものも古いんだね

3/10 13:37

空堀跡です

3/10 13:37

土塁も遺ってる

3/10 13:37

ここに館があったんだ

3/10 13:42

従二位の杉の巨木

3/10 13:43

なんか天狗的なのが住んでるな

3/10 14:38

また白河の町中華に入れなかった…
行列できてたし
道の駅はなわまで戻って醤油ラーメンを頂きました
いつか白河ラーメン食べれますように

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

しおっち

昨日のゲレンデスキーから一夜明けてみるとやはり身体が節々痛い
というわけでアクティブレスト
中々行けなかった関山へとロングドライブも兼ねた山行に
ルートは分県登山ガイドのモデルコースとしました
東北では有史上最古の地名が残されている場所です
みちのくの始まりの場所
ずっとどんな場所なのか気になっていました
関山は周囲の山並みと比較しても決して突出した山容でも標高でもありません
なぜこの山が霊山として選ばれたのでしょう
謎は深まるばかり
ただ今後本の中にも現れる白河関と言う場所が具体的にイメージできそうです