【鉄道】今熊山/刈寄山/金剛ノ滝（小峰公園〜夕焼小焼の里）

2024年03月14日(木) [日帰り]

• GPS: 05:10
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,037m
• 下り: 1,006m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:27
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:32

8:05 小峰ビジターセンター
8:37 8:37 336m峰
8:53 8:54 小和田峠
9:03 9:15 金剛の滝（下）
9:16 9:25 金剛の滝
9:36 9:39 金剛の滝（下）
9:59 10:11 今熊山
10:20 10:20 独標523m
10:36 10:36 610m圏峰
10:42 10:43 豆佐嵐山
11:04 11:23 刈寄山
11:40 11:40 入山峠
11:51 11:51 津地尾山
12:01 12:01 鳥切場
12:16 12:22 鳥切場登山口
12:46 12:46 弾左衛門ノ峰登山口
13:11 13:11 弾左衛門ノ峰登山口
13:24 13:25 関場バス停
13:28 13:29 夕焼小焼バス停
13:37 ゴール地点

天候

3/14日（木）：晴れ　 ☀ 　気温14℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】※平日ダイヤ
■町田駅　
↓ 06:25〜06:50
↓JR横浜線・八王子行
↓（片道318円）
■八王子駅
↓ 07:10〜07:51
↓西東京バス・武蔵五日市駅行
↓（片道728円）
■小峰公園

【復路】
■夕焼小焼
↓ 14:37〜15:07
↓西東京バス・高尾駅北口行
↓（片道588円）
■高尾駅
↓ 15:31〜15:37
↓JR中央線・東京行
■八王子駅
↓ 15:42〜16:09
↓JR横浜線・桜木町行
↓（片道483円）
■町田駅


■西東京バス　八王子駅北口駅前〜小峰公園
【秋06】武蔵五日市駅行　八王子駅北口7番乗り場
https://transfer.navitime.biz/bus-navi/pc/diagram/BusDiagram?orvCode=00021143&course=0000456552&stopNo=2

コース状況／危険箇所等

■ルートは概ね明瞭。
今熊山〜刈寄山は小さなアップダウンが続きますが、
尾根道と並行して巻道がある箇所もあります。

入山峠は林道と登山道が交差しているので注意。
右は五日市の沢渡橋、左は醍醐川への車道。
鳥切場へ向かうには、正面の石垣の土留めを右に回ると尾根を登る。

鳥切場から関場バス停方面（盆堀林道）に行く場合、
足元が急で、少々ザレているので要注意。

その他周辺情報

■夕やけ小やけふれあいの里
おおるりの家　日帰り入浴
大人：500円　利用時間 13:00〜16:30
https://www.yuyakekoyake.jp/ooruri/bath.php

■トイレ
小峰公園/今熊山/夕やけ小やけふれあいの里
※今熊山のトイレは紙無し。要持参。

写真

3/14 7:54

八王子駅から路線バスに揺られて40分。小峰公園バス停で下車。

3/14 7:57

身支度を整えて小峰公園から歩き出します。

3/14 8:05

まずは八坂神社にお参り。
登山の安全をお祈りします…

3/14 8:11

園内の杉の木広場に行くと…
ありました。セリバオウレン。

3/14 8:12

一輪一輪、全て形が違いますね。

3/14 8:12

調べたら雄花、雌花、両性花があるんだそう。

3/14 8:14

白い妖精という表現がピッタリ

3/14 8:17

まるで線香花火のような花弁ですね。

3/14 8:17

この群生には驚きました。
一面にわさわさ咲いています。

3/14 8:34

群生地を後にして、小峰公園最高峰地点へ
かなり急な階段…公園だと思ってナメていました。

3/14 8:38

長い階段が終わり、小峰公園最高地点(336m)に到着。

3/14 8:42

尾根伝いに金剛ノ滝へ
巨大な新多摩変電所がありました。

3/14 8:48

送電塔を見上げたお決まりの構図。

3/14 9:01

金剛ノ滝近くには木にサルオガセ。湿気の多い所なんですね。

3/14 9:04

金剛ノ滝に到着。小さな雌滝と右に雄滝へ通じる岩のトンネル

3/14 9:07

岩盤をくり貫いたトンネルは5mぐらい。
滑りやすいので要注意です。

3/14 9:07

流れ落ちる金剛ノ滝（雄滝）思ったよりひっそりしています。

3/14 9:08

岩の中ほどには不動明王像

3/14 9:05

滝の近くを探していくと…ありました。ハナネコノメ。
ちょうど咲きかけていました。

3/14 9:13

蕾がまだ多く、花には少し早い感じ。

3/14 9:10

これも辛うじて。小さくてピンボケ気味…

3/14 9:12

咲き始めのが5〜6株と言った感じ。

3/14 9:15

咲き揃うには、もう少し時間がかかりそう。
見頃は1週間ほど先でしょうか。

3/14 9:41

金剛ノ滝を後にして今熊山へ
裏参道から登って行きます。

3/14 10:01

山頂に出ると今熊神社（今熊神社本殿）がありました。

3/14 10:02

今熊山(505m)の広場。
「（失せものの名前）を出してくりょーやーい!」と大声で呼ぶと戻ってくるそう。別名「呼ばわり山」とも言う。

3/14 10:09

山頂直下のトイレ付近の眺め。
武蔵五日市の街並みが俯瞰できます。

3/14 10:22

刈寄山へと進んでいきます。

3/14 10:34

1ヵ所だけ森が伐採された場所
視界が一気に開けて眺望が良いです。

3/14 10:35

御前山と大岳山が見えます。
雪化粧しているのは雲取山かな？

3/14 10:54

刈寄山付近は意外と起伏があって足に堪えます…

3/14 11:03

刈寄山(687m)に到着。
戸倉三山の一つですね。

3/14 11:04

北側の五日市方面に展望がありました。

3/14 11:13

春の霞でぼんやりとした風景。
空気が澄んでいると富士山や男体山も見れるとか。

3/14 11:41

林道と交わる入山峠
石垣の土留めを登って、
トッキリ（鳥切り）場へと向かいます。

3/14 11:59

市道山へのメインルートと分かれて左の関場バス停方面へ

3/14 12:11

ここから鳥切場登山口まで下る予定でしたが…
猪が道の真ん中をウロウロしていて急遽引き返す。

3/14 12:14

入山トンネルの所に出れたので、ここから林道歩き

3/14 12:26

舗装された盆掘林道を下って行きます。

3/14 12:28

途中にはヤマネコノメソウに…

3/14 12:29

ヨゴレネコノメソウがありました。

3/14 12:46

30分程で林道の終点に到着。

3/14 13:05

時間があったので少し寄り道。
このあたりに福寿草の原種とも云われる”青梅草”が咲いていると聞いたのですが…

3/14 12:59

橋を渡ったところに…あった。福寿草の群落。

3/14 13:02

花の盛りは少し過ぎているけれど…これはもしや…

3/14 13:01

青梅草の特徴「一重の花、蕊が長い、花びらが少し緑がかっている」…一致します。たぶん青梅草です。

3/14 13:00

まさか陣馬で咲いているとは！思わぬ発見です。
貴重な場所に来れたことを嬉しく思います。

3/14 13:18

恩方の集落を歩いて陣馬街道へ
梅の花がちょうど見頃でした。

3/14 13:19

青空と白梅。今年は梅がたくさん観れました。

3/14 13:27

上恩方郵便局
ジブリ感がある可愛い建物です。

3/14 13:34

陣馬街道を歩いて「夕やけ小やけふれあいの里」へ
無事にゴールです。お疲れ様でした。

3/14 14:25

併設された「おおるりの家」の大浴場で一番風呂。
汗と花粉を流してさっぱり。帰路に着きました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX300 SONY

Xperia 10 IV SO-52C docomo SONY

感想

sinosuke

今週は山梨方面の富士五湖あたりで、
富士山の見える山に行くつもりだったのだが、
どこも先週降った残雪がまだ残っているよう。
降雪の翌日〜数日ならそれも良いのだけれど…
一週間も経つと地面はドロドロ、滑って転んだりしたくはない…

地図を見ると、武蔵五日市の金剛ノ滝が目に入った。
早春の使者、ハナネコノメが見られるという場所だ。
金剛ノ滝の上が今熊山、そして戸倉三山の一つである刈寄山を巡ることにした。

戸倉三山を全て巡るのは正直キツそう、今回はパス。
また、武蔵五日市に戻るのは面白くないので、
ここは山を越えて八王子側へ
陣馬街道の夕焼小焼バス停に下ることにした。

八王子駅北口発、武蔵五日市駅行きの路線バスで
小峰公園バス停でバスを下車する。
公園では春の花のセリバオウレンが咲いていた。
放射状に咲く姿が夜空の花火を連想させる形で、
林床を覆うような圧巻の群生で美しかった。

小峰公園の最高地点から案内標識に従い、
公園を離れて金剛ノ滝、今熊山方面へ進む。
大きな新多摩変電所があったが、その縁沿いに緩やかに下っていく。

岩のトンネルを進んだ先にある金剛ノ滝では、
ハナネコノメが小さな可愛い姿を見せてくれた。
まだ蕾が多く、咲いていたのは数株だった。
本格的な見頃は来週以降になりそうだが、
今年も”春が来た”という実感と見れた喜びを感じることが出来た。

金剛ノ滝から上ること約40分で今熊山の山頂に到着。
山頂にはしっかりした今熊神社の本殿が建てられていた。

細かな起伏の道を気分良く歩いて刈寄山へ
刈寄山へはメインルートから一旦離れ、少し北側へ15分程進む。
今熊山から1時間で刈寄山に到着した。
山頂からは北側が開けて五日市方面の街並みが見えた。

入山峠を通過してトッキリ場（鳥切場）から
入山トンネルの盆堀林道に出た。
途中、道の真ん中で猪に出会い驚いた。
ゴロゴロと体を地面に擦っていた。
急遽、引き返して林道を下って行く
長い林道歩きを経て、醍醐林道にたどり着く。

時間があったので福寿草の群落地を訪ねてみた。
道から少し入ったところには福寿草が自生していた。
それも原種とも云われる”青梅草”のようだ。
栗平集落で見たのと同じものが咲いていて、思わぬ発見だった。

醍醐林道から陣馬街道の「夕やけ小やけふれあいの里」に無事に下山。
おおるりの家の大浴場で汗を流して帰路に着いた。

標高600m級の低山と侮っていたが、
起伏があり標高以上に歩きごたえのある山になった。
ハナネコノメ、セリバオウレンと可愛らしい
春の訪れを告げる使者達に出会えて、
心も少し温かくなったような気がした。

コメント

みつたけ

sinosukeさん、こんばんは😺
花いっぱいで良いコースですね。
私も歩きたいと思っているのですが杉花粉症のため時期をずらして真似したいと思います。
お疲れ様でした😀

sinosuke

みつたけさん
コメントありがとうございます。
タイミングが良く早春の花を堪能できましたが、私もひどい花粉症で…目と鼻が大変でした(^^;)
春は良い時期ですが…本当に悩ましいですね。
あっ！みつたけさんの小川町桃源郷のレコすごく参考になりました。
近いうちに訪れてみたいと思います。
詳しいレコをありがとうございました！