金城山 難易度高!
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 1,082m
- 下り
- 1,067m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝入りコースは雪渓あり、熟達者のみ通行可。 |
写真
感想
3週間前ごろ右足を負傷し、昨日まで平地を歩いてもときどき痛みが出ていたので、リハビリを兼ねて近くの低い山を歩くことにし、金城山の水無コースを登り滝入りコースを下ることにした。このコースは約15年前に歩いていたので気軽なもの・・・のはずだった。
右足の指を大きく曲げたり衝撃を加えると痛みがくるので、ペースは超スローである。
このルートは急傾斜で一気に高度が上がっていくので気持ちいい。それに今は谷筋と標高約1000mには残雪が多く、そのため涼しいそよ風が更に心地よい。
越後三山と県境の山々が段々見えてきた。そうこうしているうちに山頂に近づき、巻機山へ続く稜線が見えてきた。
山頂と思しき所には標識は無く、少し下ると避難小屋になる。中は4畳半くらいの板の間になっていて、土間には非常用?の水タンクがあった。更に少し下って9合目の岩稜帯に出るとここに山頂の標識がある。従って、水無コースを昇り降りしない一般登山者は本当の山頂を知らずに帰ることが多い。ここで2人と方と会い、周りの山について少し話した。ノンアルコールビールで乾杯し、少し軽めの昼食とした。
下りもスローペースだ。たまに右足にピリッと来るが激痛ではない。そして沢に降りる手前で休憩しつつ、すぐそこに雪渓があって涼しい・・・けど、その雪渓に降りなければならないわけか・・・と思案していた。
降りてみると正にその通り。断続的に雪渓が続き、切れるところは急こう配で崩壊しているので、手前で高巻く。左岸・右岸のどちらが傾斜がゆるいか?ほとんど右岸だった。掴むものは・・・無いので、少し戻って傾斜の緩いところで藪漕ぎのトラバースに。小さい沢が有ったら、足がかりが多いこと、そして雑木の枝も掴めるので沢に降りる。沢床を降りれるだけ降りる。沢登(下り)の技術は無いので、滝になり降りれなければまた高巻く。この繰り返しで徐々に高度を下げる。
いつの間にか足の痛みは忘れていた。人間の体って不思議なんだね。
中には落差20m位の滝もあった。そうこうして4・5回高巻いたら、ついに2合目の夏道に出た。どうやら自分が高巻いたルートの更に上側に夏道がある程度あったようだ。
あとは普通の登山道を歩いて登山口に着いた。考えてみると豪雪地帯の北側斜面だから、6月でも豊富に雪があるのは当たり前であった。それから当初の目的だったリハビリはできたし、貴重な経験もできた。
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