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Yamareco

記録ID: 655677
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

笊ヶ岳(老平からピストン)

2015年06月07日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
13:39
距離
24.9km
登り
3,619m
下り
3,607m

コースタイム

03:03 老平駐車場出発
03:05 ゲート
03:29 奥沢(林道分岐)
03:30 林道終点(登山道入口が判らず数分彷徨)
03:35 廃屋
03:50 タケ沢(吊り橋)
04:03 ガレ沢(落石の直撃)
04:22 広河原(徒渉地点を間違え30分ロスタイム) 04:52
05:26 山の神(小休止) 05:30
07:16 桧横手山(小休止/着替え) 07:26
09:03 布引山
09:44 鞍部
10:22 笊ヶ岳(昼食) 10:56
11:19 鞍部
11:59 布引山
13:06 桧横手山(小休止) 13:13
14:32 山の神(着替え) 14:38
15:10 広河原(徒渉) 15:17
15:38 ガレ沢
15:52 タケ沢(吊り橋)
16:04 廃屋
16:11 林道終点
16:12 奥沢(林道分岐)
16:39 ゲート
16:41老平駐車場帰着

注:ゲートから広河原までの区間は、谷筋のルートであり衛星数が十分に捕捉できずにルート図の誤差が大きい箇所があります。このルート図はカシミールなどで修正を加えていません。
天候 終日ガスガス
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:都内(14:50)−首都高速−中央道−甲府南IC−国道140号−国道52号−飯富(交差点)−県道410号−県道37号−県道810号−雨畑湖−老平(17:50/179km)

復路:老平(17:05)−県道810号−県道37号−県道410号−国道52号−国道140号ー甲府南IC−中央道−境川PAー(小仏25キロ渋滞)−(調布13キロ渋滞)−首都高速−都内(21:45/358km)
コース状況/
危険箇所等
■老平まで
飯富の交差点から県道140号を行く場合、国道52号線のコンビニは、手打沢のセブンイレブンが最後です。
県道810号線に入ると、道幅狭く、すれ違いが困難な箇所がありますので、スピードを控えて待避所をうまく使いましょう。2ヶ所あるトンネルは、すれ違いができないので侵入前に対向車を確認しましょう。

■老平から広河原
ゲートから林道歩きで30分ほど、奥沢と書かれた林道の分岐を右手に行くと林道の終点で登山道が始まります。
登山道を登り始めると廃屋が現れ、タケ沢の吊り橋を渡り水平道を1時間程歩くと沢に降りて広河原に着きます。
広河原の20分ほど手前にガレ沢があり、暗い時間帯に通過する場合は落石に注意が必要です。実際に落石の直撃を受けました。
広河原の徒渉は、この時期水量が多いのか石飛で渡れる場所は見つかりませんでした。
徒渉お助けグッズでジャブジャブと渡りました。

■広河原から山の神
広河原から山腹の急登をつづら折りに登っていきます。この先さらに急登が続くので、足を使い切らないように....
尾根筋に登り上げたところが山の神です。

■山の神から桧横手山
老平の駐車場にある笊ヶ岳の案内図では、山の神から桧横手山間は4時間と書かれています。実際には2時間弱でしたが、登りより下るときに急登を感じると思います。

■桧横手山から布引山
桧横手山からは穏やかにコルへ下りますが、コルからは布引山へ急登の登りとなります。布引山が近づくと、布引大崩れのガレの縁を歩くので注意して通過してください。
布引山山頂は展望に恵まれませんが、布引大崩れの箇所は、南から西側の展望が良さそうです。

■布引山から笊ヶ岳
布引山からしばらくは穏やかに下っていきますが、コルへ下る辺りはかなり急登です。
コルから笊ヶ岳へはそれほど急登はありませんが、山頂付近はハイマツ漕ぎがあります。
笊ヶ岳山頂は森林限界で、360°の展望があるようです。
今日は奈良田(西山温泉)には向かわず、この先の分岐を雨畑に向かいます。
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今日は奈良田(西山温泉)には向かわず、この先の分岐を雨畑に向かいます。
この分岐を左折します。
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この分岐を左折します。
雨畑湖です。満水です。
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雨畑湖です。満水です。
老平の駐車場です。先行車が1台ありますが、この時間ですから昨日から山に入っているのでしょう。
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老平の駐車場です。先行車が1台ありますが、この時間ですから昨日から山に入っているのでしょう。
ゲートを見に来ました。明日は早朝3時頃に通過する予定です。
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ゲートを見に来ました。明日は早朝3時頃に通過する予定です。
雨のせいか路面は濡れています。谷筋で月明かりは期待できないので、電池の持ちは悪いが明るい方のヘッデンを使用します。
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雨のせいか路面は濡れています。谷筋で月明かりは期待できないので、電池の持ちは悪いが明るい方のヘッデンを使用します。
駐車場に笊ヶ岳の案内図がありました。気になったのは、山の神から桧横手まで4時間。距離的には2時間程度だと思うのですが、相当な急坂かしら。
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駐車場に笊ヶ岳の案内図がありました。気になったのは、山の神から桧横手まで4時間。距離的には2時間程度だと思うのですが、相当な急坂かしら。
早朝3時、駐車場を出発します。
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早朝3時、駐車場を出発します。
ゲートで熊出没を見て、熊鈴を出すのを忘れていました。
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ゲートで熊出没を見て、熊鈴を出すのを忘れていました。
途中暗くて通過記録用の写真を撮ったのみで、いきなり広河原です。4時半前、写真程明るくはありません。徒渉箇所を間違え、対岸に渡ったものの進めず、30分程タイムロスをしました。
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途中暗くて通過記録用の写真を撮ったのみで、いきなり広河原です。4時半前、写真程明るくはありません。徒渉箇所を間違え、対岸に渡ったものの進めず、30分程タイムロスをしました。
靴は濡らしたくない。でも靴は脱ぎたくない。ドボンなんて以ての外。そこで徒渉お助けグッズ。濡れずに渡れました。帰りのために近くの木にデポ。(詳しくは帰りに)
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靴は濡らしたくない。でも靴は脱ぎたくない。ドボンなんて以ての外。そこで徒渉お助けグッズ。濡れずに渡れました。帰りのために近くの木にデポ。(詳しくは帰りに)
広河原から山の神までは急な山腹をつづら折りに登って行きます。かなり急登です。
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広河原から山の神までは急な山腹をつづら折りに登って行きます。かなり急登です。
山の神で尾根筋に登り上げたようです。登山の安全を祈願して行動食を詰め込みます。
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山の神で尾根筋に登り上げたようです。登山の安全を祈願して行動食を詰め込みます。
新緑はきれいなのですが、山全体がガスに覆われているようで寒いです。
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新緑はきれいなのですが、山全体がガスに覆われているようで寒いです。
雨は降っていませんが、木々の葉っぱからは水滴がポタポタ、急登で木を手がかりにすると頭上からシャワーが降ってきます。
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雨は降っていませんが、木々の葉っぱからは水滴がポタポタ、急登で木を手がかりにすると頭上からシャワーが降ってきます。
....
概ね歩きやすい登山道ですが、岩ごろごろや木の根が複雑で歩きにくい場所もあります。
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概ね歩きやすい登山道ですが、岩ごろごろや木の根が複雑で歩きにくい場所もあります。
....
足元のシダ類は靴ををビチャビチャにしてくれます。
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足元のシダ類は靴ををビチャビチャにしてくれます。
何の前触れもなく桧横手山の山頂です。シラビソの中にあり展望は全くありません。あまりの寒さに腕の筋肉がピクピク、濡れた手袋を変え、ソフトシェルの代わりにレインウエアの上着を着込みました。
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何の前触れもなく桧横手山の山頂です。シラビソの中にあり展望は全くありません。あまりの寒さに腕の筋肉がピクピク、濡れた手袋を変え、ソフトシェルの代わりにレインウエアの上着を着込みました。
唐松も多量の水分を含んでいます。ガスはますます濃くなるような気がします。レインウエアを着ていないと全身びしょ濡れです。
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唐松も多量の水分を含んでいます。ガスはますます濃くなるような気がします。レインウエアを着ていないと全身びしょ濡れです。
布引大崩れの脇を歩きます。覗いてみますがガスで下まで見えません。
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布引大崩れの脇を歩きます。覗いてみますがガスで下まで見えません。
ガスを喜んでいるのはコケやシダ類です。
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ガスを喜んでいるのはコケやシダ類です。
布引山の山頂です。展望はありませんが、立派な山頂標が建っています。山頂標というより製紙会社の社有林を誇示しているような感じを受けます。
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布引山の山頂です。展望はありませんが、立派な山頂標が建っています。山頂標というより製紙会社の社有林を誇示しているような感じを受けます。
布引山の山頂付近にはテン場に適したスペースが数カ所あります。
布引山の山頂付近にはテン場に適したスペースが数カ所あります。
まだ残雪があります。
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まだ残雪があります。
布引山からの尾根筋は、シャクナゲなどを含む低木帯が続きます。
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布引山からの尾根筋は、シャクナゲなどを含む低木帯が続きます。
この標識が鞍部(コル)だと思います。
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この標識が鞍部(コル)だと思います。
笊ヶ岳の山頂付近にも、テン場に適したスペースがあります。
笊ヶ岳の山頂付近にも、テン場に適したスペースがあります。
笊ヶ岳山頂です。この山頂標は山梨県の標識です。
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笊ヶ岳山頂です。この山頂標は山梨県の標識です。
こちらが静岡県側を向いている標識です。
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こちらが静岡県側を向いている標識です。
静岡県側のガスが少し上がり出して期待しましたが...
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静岡県側のガスが少し上がり出して期待しましたが...
ガスガスで展望がないので山梨県の山頂標に乾杯!
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ガスガスで展望がないので山梨県の山頂標に乾杯!
塩分補給は山キュウリ。お□さんはピースが苦手!
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塩分補給は山キュウリ。お□さんはピースが苦手!
お腹がすいたので毎度質素なカップラもいただきます。
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お腹がすいたので毎度質素なカップラもいただきます。
西側の展望です。聖岳、赤石岳、悪沢岳が正面に見えるはずですが...(泣)
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西側の展望です。聖岳、赤石岳、悪沢岳が正面に見えるはずですが...(泣)
北側には北岳が尖っているはず...間ノ岳に農鳥岳、塩見岳、蝙蝠岳も近いはずですが...(大泣)
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北側には北岳が尖っているはず...間ノ岳に農鳥岳、塩見岳、蝙蝠岳も近いはずですが...(大泣)
南西側にはまだ未踏の上河内岳に茶臼岳、その奥は光岳かな...(号泣)
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南西側にはまだ未踏の上河内岳に茶臼岳、その奥は光岳かな...(号泣)
昼食を摂りながら30分ほど待ちましたがガスが取れる気配はないので帰ります。
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昼食を摂りながら30分ほど待ちましたがガスが取れる気配はないので帰ります。
小笊へのルートは明確ではありませんが、山頂から少し戻ったテン場のスペースから藪に突っ込むようです。
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小笊へのルートは明確ではありませんが、山頂から少し戻ったテン場のスペースから藪に突っ込むようです。
強い風は吹いていませんが、残雪を渡る風は冷たいです。
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強い風は吹いていませんが、残雪を渡る風は冷たいです。
布引山山頂近くのテン場スペースですが、井川村消防団の注意書きの横にたき火の後があります。
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布引山山頂近くのテン場スペースですが、井川村消防団の注意書きの横にたき火の後があります。
布引山まで戻ってきました。ここからはひたすら下ります。
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布引山まで戻ってきました。ここからはひたすら下ります。
布引大崩れの脇にはお花も少し...
4
布引大崩れの脇にはお花も少し...
ガスガスでイワカガミもしっぽり。
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ガスガスでイワカガミもしっぽり。
花の類は多くないですが、コケやシダ類が多いです。
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花の類は多くないですが、コケやシダ類が多いです。
桧横手山で小休止、行動食を詰め込みます。
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桧横手山で小休止、行動食を詰め込みます。
ガスがかなり濃くなってきて心配な場面もありましたが...
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ガスがかなり濃くなってきて心配な場面もありましたが...
概ねこんな感じです。桧横手山からは急坂の下りです。落ち葉はガスで濡れていて滑りやすいです。厄介なのは落ち葉の下に隠れている縦方向の木の根、仰向けに3回程ひっくり返りました。
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概ねこんな感じです。桧横手山からは急坂の下りです。落ち葉はガスで濡れていて滑りやすいです。厄介なのは落ち葉の下に隠れている縦方向の木の根、仰向けに3回程ひっくり返りました。
登りでは供給過剰気味と思われたピンクテープも、下り坂ではいい感じで、ガスが濃くても迷うことなく下れました。
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登りでは供給過剰気味と思われたピンクテープも、下り坂ではいい感じで、ガスが濃くても迷うことなく下れました。
山の神まで戻って来ました。無事の帰還を感謝し、レインウェアーなどをここで片付けました。
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山の神まで戻って来ました。無事の帰還を感謝し、レインウェアーなどをここで片付けました。
山の神で尾根筋と分かれ、急な山腹をジグザグに下ります。
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山の神で尾根筋と分かれ、急な山腹をジグザグに下ります。
広河原まで下ってきました。
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広河原まで下ってきました。
ここで朝デポした徒渉お助けグッズを回収します。
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ここで朝デポした徒渉お助けグッズを回収します。
シャキーン!
靴を脱がずに済みます。膝下で収縮性のある結束バンドで止めているので、膝上まで水が来ても靴が濡れることはありません。
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シャキーン!
靴を脱がずに済みます。膝下で収縮性のある結束バンドで止めているので、膝上まで水が来ても靴が濡れることはありません。
この水深なら余裕です。
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この水深なら余裕です。
ここをジャブジャブと渡ってきました。
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ここをジャブジャブと渡ってきました。
広河原から水平道を20分ぐらい歩いたところにガレ沢があります。この沢を横切るのはチョット緊張します。
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広河原から水平道を20分ぐらい歩いたところにガレ沢があります。この沢を横切るのはチョット緊張します。
ガレ沢の上部を見上げます。今朝、まだ暗い時間帯にヘッデンで通過しましたが、落石の直撃を受けました。(感想で)
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ガレ沢の上部を見上げます。今朝、まだ暗い時間帯にヘッデンで通過しましたが、落石の直撃を受けました。(感想で)
ガレ沢を覗き込みます。足を滑らせると谷底まで滑り落ちます。
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ガレ沢を覗き込みます。足を滑らせると谷底まで滑り落ちます。
水平道、この辺りは頭上からシャワーです。暑い日は気持ちがいいでしょうが、今日は肌寒いです。
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水平道、この辺りは頭上からシャワーです。暑い日は気持ちがいいでしょうが、今日は肌寒いです。
昨日雨が降ったのか水溜まりが多く、せっかく濡れずに徒渉をしたのに靴がグチャグチャです。
昨日雨が降ったのか水溜まりが多く、せっかく濡れずに徒渉をしたのに靴がグチャグチャです。
タケ沢に架かる吊り橋、横揺れはしませんが歩く度に波を打つように揺れてチョット気味が悪いです。手摺りが低いのでチョット怖いかも...
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タケ沢に架かる吊り橋、横揺れはしませんが歩く度に波を打つように揺れてチョット気味が悪いです。手摺りが低いのでチョット怖いかも...
白い葉って、マタタビかな?
ニャンコが喜びそう...
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白い葉って、マタタビかな?
ニャンコが喜びそう...
廃屋が現れると林道が近いです。
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廃屋が現れると林道が近いです。
老平のゲートから来る林道の終点です。今朝、暗い時間帯に通過しましたが、向かって左手に行く登山道が判らずに、右手方向に行ってしまい、少し迷いました。
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老平のゲートから来る林道の終点です。今朝、暗い時間帯に通過しましたが、向かって左手に行く登山道が判らずに、右手方向に行ってしまい、少し迷いました。
ここも暗い時間帯に通過しましたが、ヘッデンのライトだけではチョット気味が悪かったですネ。
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ここも暗い時間帯に通過しましたが、ヘッデンのライトだけではチョット気味が悪かったですネ。
ゲートまで帰ってきました。お疲れ〜...
3
ゲートまで帰ってきました。お疲れ〜...
駐車場には我が車が1台のみ。昨日からパトリオットが1台駐めてありましたが、山中で唯一出会った5人パーティの車のようです。
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駐車場には我が車が1台のみ。昨日からパトリオットが1台駐めてありましたが、山中で唯一出会った5人パーティの車のようです。

感想

当初、ランカン尾根を登り、笊ヶ岳から布引山へ周回する計画を立てていた。
老平の駐車場で車中泊、駐車場にチャリを残して、ランカン尾根の取り付き戸屋のトンネルを出た辺り、または少し林道を入った所に駐車する予定だった。

ところがヤマレコで「6月1日から12日まで夜間工事のため、22:00〜6:00まで車両通行止めで集落に入れません」っという記事を見てしまった。これだと6:00まで集落を出られない?ネットで調べたがよく判らない。

ランカン尾根は恐らく薮漕ぎになるだろう。朝もたついていると日帰りは厳しくなるかもしれない。
そこでランカン尾根は先送りにして、笊ヶ岳のピストンに変更した。

林道と広河原までの水平道はヘッデンで歩けるだろうと、広河原で明るくなる時間を逆算して、ゲートを早朝3時に出発した。
林道終点で登山道の入り口が判らずに彷徨したが、明るければ問題はない。
水平道に出るまでに吊り橋や仮設の橋などがいくつもあったが、とくにヘッデンで問題になることはなかった。

広河原まであと20分ほどの所でガレ沢が水平道を寸断していた。
まだ薄暗いのでガレ沢の全体像は判らないが、足元がガレているのでゆっくりと渡り始めると、前方を石がガラガラと落ちていった。
二弾目が落ちてこないか、ガレ沢の中央辺りで立ち止まって様子を見ていると、落ちてくる音は聞こえなかったが、石がお尻を直撃した。当たった反動で速度が落ちたのか1メートル程下で止まった。頭の半分ぐらいの大きさだった。
大腿筋に横から当たったため、大した痛みではなかったが、わずかにズレて大腿骨に当たったら、歩けなかったかも知れない。
帰りの明るい状態で見たが、チョット危ない場所のように感じた。

広河原の徒渉は雨も降ったし雪融け水もあるので、飛び石は無理だろうと思っていた。
急登が始まる手前で靴は濡らしたくない。されど靴を脱ぐのは面倒だ。
ちょうど1年前、谷川の平標新道を歩いたとき、徒渉のお助け用として準備したが使わなかったグッズがある。これを持ち込んだ。
早い話が昔のオーバーシューズと同じ、細長いビニール袋。登山靴を履いたまますっぽり入り、膝の下辺りでゴムの入った結束バンドで止める。
このビニール袋、重量物を入れるための袋で、厚さが0.6mmある。簡単には破れない。
風呂に水を張ってテストをしたが上々の結果、試しに膝上まで水に浸かっても短時間なら靴は濡れない。

布引山から笊ヶ岳のコルに向かって下りはじめて30分ほど、若い5人のパーティーが笊ヶ岳の方から登ってきた。今日初めて会う登山者、しばらく立ち止まって話しをしたが、彼らはランカン尾根を登ってきたという。もともとランカン尾根を登る予定だったので、様子を聞いてみたが、薮がひどいようだ。帰りはランカン尾根に変更しようと思って聞いてみたが、山頂から小笊への進入路と小笊までが薮で判りにくい、小笊からランカン尾根へのルートが薮で判りにくい、ナビには地形図を見ながら作成したルート図があるが、ダニもイヤだし、ランカン尾根は先送り。

今回の山行は山全体がガスにすっぽり包まれたような感じで、視界は全くなし、雨は降っていないのにびしょ濡れ、なかなか歩き甲斐のある笊ヶ岳でした。

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コメント

おっさんはピースが得意!!
hottenさん、まいど〜

毎度のロング缶奉納、ご苦労様でした〜
ガスガスでは折角のキュウリが映えないんですけど〜

hottenさんをもってしても13時間ですか
いつかは行きたい笊ヶ岳、険しすぎる

ま、ツエルト持参として、年々高所恐怖症になっていくおっさんは吊り橋が怖くて渡れなかったり
2015/6/9 17:37
ここでしたか
hottenさん、こんばんは!

ガスガスの山頂は何処か! 謎は案外早く解けましたね
でも、あの山をこの天候で登る気にはなりません 
キツイだけでご褒美無しですから。。。
hottenさん、よくぞ登りましたね メンタル強いな〜

長い樹林帯をようやく抜け出し、南アの遠望が望める山頂へ!
そこに待っていたものは、ガスとキュウリ
これは流石に堪えますね〜
コメントでの落胆ぶりがよ〜く理解出来ました

しかも、hottenさんが、笊ヶ岳をピストン?と、思って拝見したら
ルートの変更まで余儀なくされていましたか
でも、ピークを踏んだので、目的は達成ですね!
それに、ガスでびしょ濡れの中、靴だけは濡らさなかった創意工夫
感心すると供に、全身がビショビショで意味はあったのか
などと考えるのは、不謹慎ですよね

相変わらずのタフな登山!流石です
2015/6/9 21:58
笊♡
hottenさんこんばんは
笊、南アルプスの最高の展望台だよって聞いてるので
いつかテント背負って、朝の風景を眺めに行きたいと思っているのです。
テントスペースもちゃんとあるんですね。
あいにくのお天気だったようで、展望の予習が出来ないのが残念ですが、
いい脚してますね〜〜〜
行きたい行きたい言いながら、なかなか腰が重いおばちゃんなのは
もうバレてると思いますが、いつか絶対行って見せます
2015/6/9 22:39
FREさん...
おはようございます。

やはりこの季節になると、普通缶ではチョット物足りないので、ついロング缶を入れてしまいます
軽く塩漬けにしたキュウリがあると、ツマミはいりません

FREさんは笊ヶ岳未踏でしたか...
今回は下りが滑りまくりで思うように時間が稼げなかったのですが、最近は間隔を空けてガツガツ歩くと筋肉痛が出るので、できるだけ早出をして余裕を持って歩くようにしています。
お互いに早起きは得意でしょうから

笊ヶ岳は日帰りより山頂付近でテン泊がお奨めです
2015/6/10 7:32
tailさん...
おはようございます。

出かける前には天気図や天気予報を確認したつもりでしたが、大ハズレでした
多分に山頂の展望を期待していただけに、ガッカリ度は大きいですが、まあ体力維持のトレーニングだと思えば、よかったかな
平日につるんで登れる羨ましい人とは違い 、何とか山に行く時間を捻出しようとしているので、ガスガスでも満足でした

確かに靴だけ保護してびしょ濡れは漫画チックな感じですが、靴や足を濡らしてあの急坂を登ると、靴擦れなど足への負担はかなり大きくなると思います。
足をやられたら最後、あの山は人も少ないしヘルプが難しい山ですから
2015/6/10 7:54
tekuさん...
おはようございます。

tekuさんも笊ヶ岳は未踏でしたか...意外でした
テントスペースは布引山の山頂付近や笊ヶ岳の山頂直下にありますが、やはり展望のある笊ヶ岳のテントスペースがお奨めですネ。

360°の展望ですから、山頂からのアーベント、きっと至福の時間が過ごせるでしょう。
モルゲンロートも...テン泊でなければ味わえないですネ。
私も、次ぎに笊ヶ岳に行くとすれば、テントを担いで、 をいっぱい持って行きたいです

その前に、tekuさんの山頂アーベントの写真を期待していますよ
2015/6/10 8:20
ビニール袋、画期的なんじゃないですか?
こんにちは、hottenさんhappy01

笊ヶ岳。
名前と周りの山から見た時の綺麗な山容が印象的なことくらいは知っていますが、中々アクセスも大変そうですね。今回のコースは割と一般的なコースなのですかね?
それで登山口が見つけにくく、途中に渡渉もありって話だとヘッポコな私の場合、ますます足が遠のいちゃいますねcoldsweats01

ビニール袋で渡渉ですか
以前の虫コナーズ登山もそうですが、色々と工夫されますなあ。風呂場でテストしてからの実戦投入と言うところも慎重でよろしいかと存じます。

hottenさんのレコにきゅうりが登場すると、もう夏だな〜って思いますね。私にとって季節の風物詩となっておりますcatface
2015/6/11 15:59
muscatさん...
こんばんは!
コメントありがとうございます

画期的....とんでもない
ただ横着なだけです
靴を脱げばいいだけなのに、これが面倒で...

昔の雪山は、オーバーシューズが必須アイテムでした。
総革製の重登山靴では、雪の中には突っ込めないので、必ずオーバーシューズを履いていました。
昨年、倉庫から昔使っていたオーバーシューズが出てきて、面倒な編み上げ部分を外せば徒渉に使えるかな っと思ったのが切っ掛けですが、古かったからか水が浸入したので、ビニール袋を探したわけです。
ホームセンターで手に入ります。

今回のルートは、山梨側からの一般登山道で、明るい時間帯なら迷うような場所はありません。今回は真っ暗だったので、チョット入口を探しました。徒渉も難しくないでしょう。
笊ヶ岳に行くならテン泊がお薦めです。笊ヶ岳の山頂付近にテン場のスペースがありますので、 とキュウリを持ってお出かけください
2015/6/11 22:06
気付くかな?
毎度遅いコメントですが、あまりにも遅くなったのでやめようかと思いましたが、
やっぱりコメントさせていただきます。

なぜなら、笊ヶ岳だから。

ワタシも昨年からランカン尾根からの周回を狙ってたので、hottenさんも計画してたと知って、なんかうれしくなってしまいましたよ
ワタシは先週末いくつもりだったんですけれど。
何かがちょっとずれていれば笊山頂でhottenさんとお会いできたかもしれないですね〜

ランカン尾根は戸屋林道の終点からとりつくみたいですが、これだと老平に下りた場合車までの登り返しが面倒そうなので、老平北側の支尾根にキャンプ場あたりから上がってランカン尾根に行けないかな、なんて考えてるんですけど...
このあたりの斜面どうでしたか?

ピストンになったのは残念でしたが、この辺は登山道の状況がしょっちゅう変わるので貴重な最新のを情報を知ることができ、ありがたいです。
思ったよりも荒れてなさそうですが、渡渉がめんどくさそうですね。
この渡渉グッズはアイデア大賞をさしあげたい

天気は残念でしたね。
ワタシが行く時にはカタキをとって参りますよ
2015/6/18 17:06
kanosukeさん...
遅コメ歓迎です

そうですか、kanosukeさんもランカン尾根を狙っていましたか
どうも薮っぽい所が好きなのは、豊科育ちだからでしょうか

戸屋集落からの林道は、かつては奥まで車で入れたようですが、最近のレコでは集落のゲートで止められているようです。
私は、登山口までの林道は、暗い時間にヘッデンで歩くつもりでしたので、老平にチャリを置いて、トンネルを出た辺りか集落に少し入った所に車を置く予定でした。帰りの疲れた足で集落までチャリを漕ぐ足はありません。

後で知ったのですが、硯の里キャンプ場からランカン尾根に行けるようですネ。過去のレコにもありますが、地形図的にも尾根筋はハッキリしていそうだし、下りは枝尾根があるので迷いやすいかも知れませんが、登りで行くならそれほど難易度は高くない感じです。地形図的にもそれほど急登の感じはしませんが...

晴れの日に、カタキをとってください
私は黒金山にチョット興味を持ちました
2015/6/18 19:27
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