西穂高岳
- GPS
- 06:14
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 904m
- 下り
- 902m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:14
天候 | 無風快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高ロープウェイ:https://shinhotaka-ropeway.jp/webticket/ 往復3300円+Web予約100円、手荷物6kg超えたら往復600円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
当日滑落事故2件アリ… 踏み抜き注意(ヘリで救助されてました) |
その他周辺情報 | お風呂:中崎山荘 奥飛騨の湯 https://www.okuhida.or.jp/archives/3311 900円(JAF割あり) ご飯:奈賀勢 https://www.okuhida.or.jp/archives/1639 テッチャン美味し! |
写真
感想
「小蓮華行きませんか?」お声掛け頂き(小蓮華尾根を)ずっと歩きたいと思っていたので『行きましょう〜』計画していたけれど、積雪状況とか、予報が…検討の結果、代替へ。
西穂は西尾根からの下山で通ったけれど、表(?)からは独標までしか歩いた事がなかったので歩きたかった。
RW予約して貰っていて9時始発便に乗る。
登山口前の展望の良い所で山々へ『お久し振りです』ご挨拶。今回も青空好天の中来られて嬉しい。せっせと歩き山荘着。
休憩してから丸山〜独標〜と進む。途中ヘリが来た。パトロール?ん?探してる?探してるねぇ…あっという間に近付いて来た。
近くで滑落があったのだそう。その場の方の話によると、踏み抜きとか(救助)。
(下山中に今日は独標からも滑落があり、やはり救助されたと聞いた)。
『あぁ、、ココから…』現場を眺める。過去、踏み抜きかけたり、転げたりの失敗があるだけに、物凄く気が引き締まった。
独標直前の平坦地でピッケル出す。
今年はどこもそうだろうけれども雪が少なく…独標直下もこれだけしかないの?と感じた。今年の夏はまた水不足だろうか…
それでも西穂山頂方向は幾らか積雪は増えていった。環境はそう悪くはなかったと思うけれども、湿雪だったからか今シーズン初めてアイゼンに雪だんごがつき何度かピッケルで叩き落とす。
トラバース路の幅が薄くバランスを崩さない様に〜とか、動く岩もあったりで、気を遣うシーンはそれなりにある。
takatakasunさんの評価によると「コトバに緊張感ありませーん」だったが。(そんな事ありませんよ…)
西穂高岳山頂から折り返しはクライムダウン。
雪の付き具合や状況は特に悪くはなかった。稜線伝いとトラバースでずんずん下りたまに登り返し。
気温が高い予報だった割に遅い時間になってもグズグズになるまでもなく済んでいて気が楽だった。足を滑らせる&勢いで踏み外すとか避けたい。。下りは疲労も勝ってくるのでより慎重な足運び。
道中独標を見るとまだ登山者が多かったのが、自分達が着いた時には殆ど下山していて空いていたのでここでまた休憩。この時間でも景観は良いまま…素晴らしい。
独標からの下りはクライムダウンかな…上から眺めたら右寄りに薄っすらステップ切ってあったのでそちらへ進み、下部出ている鎖を使う(ありがたや)。
環境次第だなぁ…今シーズンカモメンが歩きに来た時の記録を思い返すと今回は恵まれていただろう。
丸山周辺下りは程よく滑り下りられそうな斜度だったので時間短縮を狙っていたのに雪質が許してくれない(笑)。微妙にブレーキがかかり足捻らない様にとか気を遣う…。宿泊の方々かこのタイミングで大勢登ってきたので驚く。
山荘からRW駅迄も微妙な登り返しを挟むのでヒィヒィこなして、最終前臨時便(?)に乗れた。あぁ…疲れたー…笑
ずっと(冬季の)西穂高は来たかった。過去泊りで計画した時はお天気に恵まれなかった。日帰りするには亀足が…二の足を踏んでいた。
『タイムリミットで引き返す事になるかも〜』思いつつ来た。
登りのヨレが酷かったのが情けなかったけど、こんな好環境の中引き返したくなかった。山頂に届いて本当に良かった。。
takatakasunさん声かけて貰ってありがとうございました。
当初は小蓮華尾根を企画していたが、気温高く、日曜午後から天気が崩れる予報だったため、日帰りの西穂高岳に行き先変更。
21:00川崎駅集合、1:00現地到着。
RW始発が9:00なので、ゆっくり寝てのんびり準備して出発。日時指定券買っとくと並ばずに乗車できて便利。
朝から快晴。駐車場から見える笠ヶ岳が陽に輝いて綺麗。朝方は雪煙舞ってて風強そう。
RW西穂高口に到着。装備整えて出発。風はない。出発してすぐに展望の良いところから西穂高のギザギザの山並みを見てテンション上がる。
1時間弱で西穂山荘に到着。無風快晴で焼岳、乗鞍岳、霞沢岳の眺望が素晴らしい。
そこからは左手に笠ヶ岳から黒部五郎岳、右手に明神、前穂高の絶景を楽しみながら丸山を通過、1時間くらいで独標の到着。
早くも昇温で雪が湿って、アイゼンの効きがイマイチな感じ。Tambaさんはそうでもないみたいだけど。なんかしっくりこない。なんでだろう?その後も不安感がつづく。。
独標の手前あたりにきた時に、前穂高の向こうから県警ヘリがゆっくりやってきて、独標~チャンピオンピークの間あたりをゆっくり旋回、滑落者の捜索でもやってるのかと思ってたら、岩壁ギリギリのところでホバリングして救助できたみたい。
独標の後の小ピーク過ぎた痩せ尾根で踏み抜いて滑落した跡がくっきり。
その後も独標あたりでもう1人滑落したらしいが、2人とも軽症だったようで何よりでした。
その後も、急登、痩せ尾根、トラバースが続くので慎重に進む。湿った雪のグリップ感に信頼感なく、特にトラバースに不安を感じて、必要以上に力みが入り、疲れる。今日はなんかイマイチ。
それでも、西穂高山頂への最後の登りはしっかり雪がついていて、登りやすく無事登頂。無風快晴だったこともあり、狭い山頂は登山者でいっぱい、ぎゅうぎゅう状態。みんなで譲り合いながら写真撮影、絶景を堪能。みなさん笑顔。
この雪景色が見たかった。これて良かった。幸せ。
ここから帰りの下りがさらに気をつかう。クライムダウンは苦手。特に昇温で緩んできてる雪だと尚更。ので、より一層慎重に。
この日の雪だと、独標の下りが一番怖かった。
もっといろんな斜度、雪質の経験値あげた方がいいな。でも、やっぱり緩んだ湿雪は怖い。
独標通過したら後は春山様ののんびり雪山ハイク。絶景を楽しみながら下る。雪山満喫。楽しかった。
Tambaさん、ご一緒いただき、ありがとうございました。いつも遅い遅い言ってるけど、そんなことないし、岩稜部、トラバース、下りは見てても安心感あるし、さすがでした。
またお付き合いください。楽しかったです。ありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する