幻の湿原 リベンジ _名無し尾根から_
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- GPS
- 08:24
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,231m
- 下り
- 1,231m
コースタイム
天候 | ほぼ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はありません。赤テープ等の目印・標識等一切ありませんので、自力でルートファインディングできない方はご遠慮ください。 比較的登りやすい尾根ですが、稜線上は雪庇が出ています。中間部は両側の斜面とも斜度があるので、固くクラストしているときは滑落に注意が必要。 北西側の斜面は樹間もそこそこ広いので気持ちよく滑れそうですが、井戸壁並みの斜度があるので、雪の状態によっては雪崩注意です。 帰路、昇温でクラストが融けた斜面をスキーカットしたら大きく雪崩れてしまいました。 尾根上部は幅も広く平坦地も出てくるので、気持ちよく歩けます。 森林限界付近から上はメロウな斜面が広がり、ロケーションも良く気持ちの良い場所でした。 |
その他周辺情報 | 温泉は金城の里、お土産は魚沼の里 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
バラクラバ
日よけ帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ビンディング
スキー板
シール
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感想
2月に雪が無くて途中敗退した幻の湿原にリベンジに行ってきました。
今度は沢からではなく、尾根を辿って上がってみました。
まぁ雪山登るのに決まった道はないので、安全なルートを取るならセオリー通りの尾根伝いです。
この尾根、痩せた所や急斜面、はたまた広く緩やかなブナ林もあり、短いながら変化に富んでいて楽しめます。いいルートを見つけたなって感じでした。
森林限界辺りからは越後山脈の主稜線に溶け込んで、広々とした緩傾斜地帯が広がっていて、気持ちの良い場所でした。
ここから緩やかな沢がひとすじ、稜線直下に登って行くのを辿れば幻の湿原に着きます。
湿原は雪で埋まってやや広めの平坦地になっていました。
雪が消えた後に来てみたい気もしましたが、藪漕ぎが大変そうかな..
とりあえず念願かなって良かったです。
せっかくここまで来たので主稜線まで上がって展望を楽しみ、あとは滑るだけ。
雪はハードモナカ、部分的に腐り雪とあまり良くなかったですが、緩やかな大斜面を気持ちよく滑れて良かったです。
帰路、来た道を降って行くと雪はどんどん緩んで春先のベタベタ雪に。
尾根伝いから外れて疎林の急斜面を滑ってショートカットしようとしたところで、大きな雪崩れを起こしてしまいました。
先週のドカ雪が完全に沈み切っていない所で、表面だけ融けて凍ってを繰り返した為と思いますが、水を含んで重くなった層が一気にズリ落ちて.. 朝見たデブリと同じ状況でした。
少なくとも100mぐらいは雪が落ちて行って、大きな雪塊ができては壊れ流れていくのはもの凄い光景でした。あんなのに巻き込まれたくない..
尾根に戻ろうかとも思いましたが、また急斜面をトラバースするのも怖いし..
雪崩が流れた後の雪は比較的安定している感じだったので、雪崩走路の上を慎重に降りました。
結果的にそれ以上雪が落ちることはなく、デブリを越えて一安心。
ノミオ沢の扇状地から後は緩々と降ってお終い。
雪崩はともかく、こんな天気の良い日に幻の湿原まで行くことができて、良い一日でした。
そろそろ山スキーも終盤かなって感じですが、次は何処に行こうか..
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