硫黄岳(念願のカモシカとの遭遇)
- GPS
- 07:05
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,276m
- 下り
- 1,272m
コースタイム
08:00 赤岳鉱泉 08:40
09:55 赤岩の頭 10:00
10:25 硫黄岳山頂 10:35
10:45 赤岩の頭 11:10
12:00 赤岳鉱泉 12:35
13:45 赤岳山荘
天候 | 快晴のちガス(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
前回の赤岳鉱泉行の時は、冬季だったため八ヶ岳山荘駐車場まででした。 今回は凍結の心配もないので、赤岳山荘駐車場まで車を乗り入れました。 美濃戸口からは林道で道も悪いので、普通車は乗り入れない方がよいです。 自分のようなSUVタイプの車であればガンガン走れます。 ただ、タクシーは美濃戸山荘まで入るらしいので、お腹をする覚悟があれば乗り入れ可能だと思います。 赤岳山荘で駐車料金一日1000円を支払います。 「今日は天気が良くなって良かったわね」と、おばちゃんが声をかけてくれました。 (赤岳山荘〜赤岳鉱泉) 特に危険な個所はありません。 山岳地図に(山の神)の手前に近道が記載されているんですが、今回それを発見しました。 ショートカットでき時間も短縮できます。 堰堤広場でひと休みしようとしたら、小屋の裏になにやら物陰が・・・ 恐る恐る覗いてみますと、なんとカモシカです。 自分も驚きましたが、カモシカも驚いたようでお互い立ちつくしていました。 近づいてみましたが逃げようとしません。 触れようと思えば触れられそうでしたが、ビックリさせてしまっても申し訳ないので何枚か写真を撮らせていただいてあとにしました。 《念願のカモシカとの遭遇》でした。 北沢の登山道は南沢と比べると明るいイメージで、つねに川沿いを歩くので大変気持ちがよいです。 しいて危険個所をあげるのであれば、赤岳鉱泉前の樹林帯が一部凍結していましたがアイゼンをつけるほどではないと思います。 (赤岳鉱泉〜赤岩の頭) 赤岳鉱泉の登り口まで行くと樹林帯の凍結が確認できます。 自分は一度引き返してアイゼンをつけました。 朝早かったのもありますが、踏み固められた登山道はスケートリンク状態・・・ ジョウゴ沢分岐までは10分程度ですがアイゼンがあった方が安全です。 分岐点からアイゼンを外してしまいましたが、もう少ししておいてもよかったかと思います。 赤岩の頭の頂上手前まではところどころ残雪があり凍結しています。 午前中はめんどくさくてもアイゼンの装着をお勧めします。 踏み固められていないところはズッポリいきます。 下山時は雪も腐ってアイゼンなくても大丈夫です。 樹林帯の中をジグザグに登っていきます。 (赤岩の頭〜硫黄岳山頂) ここまで来ると稜線歩きが楽しめます。 ただ、自分の場合は運悪くここでガスが発生・・・ さらに噂通り、稜線はたっているのもきついくらいの強風でした。 実は山頂は断念して折り返そうかとも思いましたが、せっかくなので山頂に向かいました。 時折、ガスの中から山頂付近が顔を出しますが、あまりに強風なので何度も下山を考えました。 山頂までは20分程度なので、少し我慢すればたどり着きます。 しかし、山頂は遮るものが何もないのでさらに強風です。 10分間の滞在で下山しました。 いつもならば自分でラーメンを作るのですが、今回は赤岳鉱泉で特製ラーメンをいただきました。 |
写真
感想
先週行けなかった硫黄岳に行ってきました。
このコースは自分にヤマレコを教えていただいた方と出会った思い出のルートです。
雪が無くなったら登りにいこうと思っていました。
ここ数日間は悪天候でしたが、火曜日の天気予報を見ると茅野市は日中晴れ。
朝早いうちに出発すれば最高の天気になるはずでした・・・
八ヶ岳ズームラインからは八ヶ岳の全貌がしっかり確認できました。
これはきっと汗だくになって軽く日焼けもできるんじゃないかと思っていました・・・
確かに赤岳鉱泉までは快晴で、少し汗ばむ程度でした。
そこから赤岩の頭に登っている間に天候は急変して風が強まり、ガスが出てきました。
さすがに雨は降りませんでしたが、強風でほんとに引き返した方がよいかと思うくらいでした。
最近、山で晴天に恵まれないんですよね・・・
ところが2つ良いことがありました。
1つ目はカモシカと出会えたこと。
よくシカには出くわすのですが、さすがにカモシカはありませんでした。
思ったよりも堂々とし、強そうな印象を受けました。
《念願のカモシカとの遭遇》です。
触れても良さそうなくらいでしたが、怖がらせてもいけないのでやめておきました。
2つ目はガイドさんですか?と言われたこと。
今回の山行はすれ違ったのはご年配の男性1人だけです。
その方に挨拶をし、軽くお話をしました。
するとその中で『ガイドさんですか?』と。
自分もそろそろそんな貫禄がでてきたんでしょうか?
まだまだ実力不足の一般人ですが、一歩、山男に近づけたのでしょうか?
なにはともあれうれしいことです。
硫黄岳はまだまだ残雪期です。
簡易アイゼンでもよいので必ずお持ちになってください。
それと太陽がでないとまだまだ寒いです。
自分は暑いことを想定した装備を持っていきましたが、実際は寒いです。
ピッケルはもう必要ないですがトレッキングポールと簡易アイゼンは必須です。
それでは本日もお疲れさまでした☆
コメント
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starさん
色々達成できました、、
ガスは残念ですが、こればかりは仕方ありません。
カモシカは、本当、私は何度か会っていますが、
2mほど近づいても逃げないことがあって、むしろ
こちらが恐怖を感じたほどでした。
山頂でのシェー
気分も高まります、、、なんて、、。
美濃戸まで入りましたか、、。
私もSUVですが、夏季も入りません。
そのポリシー、、。
入れないことはないし、実際昔は、進入。
今は駄目です。
赤岩の頭へは、さすがに夏道出ていますね、、
雪のときは、あの急斜面、夏道ならそれほど感じませんが、その急斜面を直登、、。
結構怖いです。
あと、硫黄岳山頂直下のトラバースが怖かった。
そんな心配はありませんね。
天候はともかく、精神的には良い山となったようですね。
Y-chan
Y-chanさん、おはようございます。
カモシカには驚かされました。
一瞬、クマかと思いましたが、良く見るとカモシカでした。
ほんとに近づいても逃げないんですよね。
逆に襲われないかと、Y-chanさんと同じ気持ちだったかもしれません。
シェーはすみません・・・
誰もいない山頂だったのでつい真似してしまいました。
ほんと気分が高まります。
今回、天気と体調が良ければ横岳に縦走しようと考えていました。
しかし、赤岩の頭に出たとたんその気持ちはかき消されました・・・
稜線の風は半端ないです・・・
また次回、天気の良い時に行ってみたいと思います。
硫黄岳の山頂直下のトラバース・・・
写真を撮る余裕はありませんでしたが、実はルートを見失っていました。
ガスと強風でやられていました。
あそこを積雪時に登るのはほんとに怖そうですね。
そろそろY-chanさんのホームグラウンドの鳳凰山に挑みたいと思っています☆
star
おはようございます!
カモシカ、びっくり!初めて見ました。
八ヶ岳は中央道から見るたびに、一度は登ってみたいなと思っています。やっぱり、大迫力の絶景なんですね
憧れが強まりました
お疲れ様でした!
hanakoさん、おはようございます。
カモシカにはビックリしましたけど、かわいかった。
もののけ姫にできそうな感じでした。
八ヶ岳の魅力については語りきれません。
いろいろなルートがありますし、難易度も様々です。
もう少しすれば、残雪も無くなると思いますので、是非登りに行ってみてください☆
star
私もカモシカに遭遇しました。
残念ながら写真は撮れませんでしたが、、、T.T
八ヶ岳でカモシカに遭ったという話をよく耳にします。また、遭えれば良いですね。^^
kairokunさん、こんばんは。
赤岳のどのあたりで遭遇したのでしょうか?
そういえば去年赤岳に登った際に、阿弥陀岳の北側斜面にカモシカがいるのを発見しました。
米粒くらいでしたが・・・
前回、赤岳鉱泉に行ったときにはシカのファミリーに会いました。
数年前に編笠山に登った時には、山頂で真っ白なオコジョに遭遇しました。
ほんとにかわいかったです。
山ではケモノに会えるのを楽しみにしています☆
star
starさん、
今週は、硫黄岳ですか?
私も数年前に登りましたが、残念ながら、ガスと風で同じような、光景でした。
雪はありませんでしたが。
話は変わりますが、もしかしたら、starさんはお忘れになられたかもしれませんが、奥多摩の川乗山でカモシカに出会いませんでしたか?
静かな平日の山だったから、クマかと思ってはっとしたのでは・・・???
ptetttycatさん、こんばんは。
そうですね・・・
自分が登山デビューした川乗山で、カモシカに遭遇しましたね。
山でケモノに会うのはうれしいのですが、一瞬驚きますね。
熊にはくれぐれも注意したいものです☆
star
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