飯豊本山ワンデイ(パウダー天国・林道長すぎ)
- GPS
- 14:42
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 2,617m
- 下り
- 2,619m
コースタイム
- 山行
- 13:46
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 14:39
天候 | ガス 時々 晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
沢はすべて埋まっていた |
写真
感想
3月だというのに連日真冬のような天気。
檜枝岐は3日で50cmも降ったようだ。
ラストパウダー狙いで晴れる糸魚川に遠征しようとしていたが、諸事情で中止になってしまい天気予報とにらめっこすると小国町が午後から晴れるとの予報が。
これはリベンジするしかないと大日杉へ車を走らせた。
山頂まで10時間と仮定し午前4時に最終除雪地点を出発。
前回と積雪量は変化なし。気温が−10度。
大日杉小屋までは踝のパウダーラッセル。
大日杉小屋に到着すると、なぜかみるみるうちに天候が回復し稜線も青空。
天気予報いい方にハズレか〜。とテンション上がったが雪が死ぬから複雑な気分。
ザンゲ坂は場所を間違え復帰が大変だった。
ここはいつも間違うな。厳冬期なら尾根の反対側の小沢を登る事もできるかもしれない。
GWはアドベンチャーな地蔵岳の尾根もどこでも登れて快適。順調に地蔵岳まで登ったが、この頃になると青空は消えて前回と同じく風雪に。
イヤになったが今日は覚悟を決めて御秘所沢へ。
パウダーで膝にメチャ優しかった。
シールをつけて本社の沢出合いに向かっていると、地蔵岳あたりはガスが切れて晴れてきた。
前回もだが山頂で心を折りにきてムカつくわ〜。
大日杉に逃げてたら発狂するトコだった。
御秘所沢は春だといつも開いてる箇所も埋まり、出合いのゴルジュも驚くほどのっぺりして楽勝。
テキトーなところで尾根に取り付き登っていく。
1500m以上はガスっていたが、登るスピードに合わせてだんだんガスが切れていった。
写真映えしないのでぜんぜん写真撮ってない。
山頂稜線近辺で稜線のガスも切れて気分は最高潮。
でも小屋から山頂までが爆風で遠く感じた。
ツラかった〜。爆風のせいで写真撮ってない。
ササッと山頂を後にし小屋へ戻り滑走準備。
雪崩ないよう神社にお祈りしとく。
ガスは完全には晴れなかったが、一瞬の晴れ間を利用して本社の沢へ飛び込んだ。
これが最高で大斜面すべてオーバーヘッドのパウダー。
上部の大斜面をあっという間に滑ってしまった。
中盤は上空がガスった影響で雪面の凹凸がわからず大苦戦。
高気圧もうちょっと頑張れよ、まじで。
地蔵岳を登り返すとあとは消化試合。
どこでも滑れて最高でした。
本当の消化試合は帰りの林道。
片足シールで1時間ぐらいは短縮できるかな。と試したが短縮できたのはわずか30分。
両足シールと比べても10分短縮できただけだった…。帰りの林道はツラさしかない。
モービルが欲しいよ。モービルが〜。
飯豊本山は技術的に困難な所は全くなし。
とにかく体力・体力&体力が必要。
稜線は爆風だったが、本社の沢の尾根はちょっと風がある。程度だったので厳冬期に本山へ行くならこのルートしかないか。
パウダーの大日岳と石転び沢を狙っているが、はたして来年行けるかな〜。
コメント
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こんにちは。さすがです。パウダーラッセルでこの時間で帰ってこれることに脱帽です。来シーズン参考にさせてもらいます。
OTS2015
大朝日もそうですが、林道が強敵です。
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