羽後朝日岳から二ノ沢畚へ 雪団子アイゼンの格闘
- GPS
- 12:12
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,659m
- 下り
- 1,648m
コースタイム
天候 | 安定した晴天 やや湿度ある空気で秋田県側から雲が |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
重い雪でしたが登山者多く助かりました |
写真
感想
昨年3/19に登った二ノ沢畚。尾根に雪が残るこの時期しか登れない。切れ落ちた鎌尾根を目の前にして立ちすくんでしまったが、なんとか弱点をつなげて頂上に立つことができた。もう一度あの頂へ…と先週訪れたが、悪天と沈み込み雪で大荒沢までも到達できなかった。大気安定との予報で今週もチャレンジ。
朝、雪の表面が固く、先行の方のトレースも結構あったので、イチかバチかスノーシューをデポしつぼ足で登ります。先週沈み込み雪に苦しめられたので、軟雪対策として実はスキーも積んでいて、二ノ沢畚下降点までスキーで行き、鎌尾根はスキー兼用靴にアイゼンを付けて歩く…という準備もしていました。
踏み抜きも多いなかでなんとか朝日岳へ。すると私のヤマレコ名で声をかける方がいて頭の中は「?」。「ihatovです」。心の中で抱いていたイメージとやや異なっていたので不思議な気分になりました。でも最高に嬉しかったです。挨拶もそこそこに「一緒に二ノ沢畚に向かいましょう」と歩き出します。ihatovさんとは下降点で再度握手をしてお別れ。1年ぶりの鎌尾根に踏み出します。今年は新雪の軟雪でスリップの危険性は小さいもののアイゼン下に雪が付く。それも15〜20センチくらい。高下駄か?重い。アイゼン爪が斜面を刺せず転倒しかかることも。今年はテクニカルではないが体力・脚力勝負。頂上に立ちたいという一心のみ。ついに頂上に立ち雄叫びを放ちます。眺望を目に焼き付けながらおにぎり1個。朝日岳から伸びる山並みの美しさはたとえようもありませんでした。鎌尾根を慎重に進み下降点に戻る直前、はるか左に動く人が。姿顔は判別できないが、kamadamさんに違いない。大声を上げて呼ぶと手を振ってくれたようです。
サクサクと登れる雪質ではなかったものの、今年もなんとか行けました。何よりも、私にとってこの山域の師匠であるihatovさんとkamadamさんにお会いすることができて(まだ確かではないですが)奇跡のような一日でした。
間違いなく山頂には行くな〜と思いながら先に下山しておりました🤣
折角の記念写真も、自分は既に疲れ切っていて何とも情けない立ち姿🤣
師匠ですら4時間近くかかる鎌尾根は私にはまだハードルが高そうです🥺
しかし、その時間に志度内畚にも人がいるとはスゴいですね!きっとこの山域の大師匠、プロフェッサーなんでしょうね!
偉大な二人の背中を追いかけつつ、ゆるゆるとこの山域を楽しもうと思います🤣
お別れして歩き始めたときは、ヤワ雪が不安定なら戻ろうと思っていましたが、団子アイゼンでも踏みつけて足場を作りながらなんとか進めそうだったので行ってみました。体力的には昨年よりきつかったです。
コメントいただきましたので、No46はやはりkamadamさんでしたね。本当に奇跡的な1日でした。これからもお二人を師匠として注目させていただきます。またお会いしましょう。
実は5分以上、ずっとmametan3さんの登る姿を眺め、時々大きく手を振っていました。
私はもうヘロヘロでしたが、二ノ沢畚まで足を伸ばし、これから朝日・大荒沢・沢尻と登り返しながら下山するmametan3さんの姿にはとても励まされました。
二ノ沢畚から眺める、包丁峰の先に立つ羽後朝日岳の姿は本当に美しいですね。
登頂おめでとうございます。そして本当にお疲れ様でした
やはりkamadamさんでしたね。あそこに人がいるのは初めて見ましたし、すぐにkamadamさんだと思いました。とても嬉しくて力が湧いてきました。「どこをたどってきだんだろう。志度内畚に上がり稜線をたどり今は下り途中かな?」と思いました。kamadamさんだったら赤ジャケットで私だと思ってくれるだろうとも…。600mですか…。時間・体力ともギリギリで、近づいて挨拶するのはちょっと無理でしたね。ihatovさんの❝実像❞はついに拝見しましたので、今度はkamadamさんのお姿を想像し、お会いできることを楽しみにしながらこの山域を歩きたいと思います。
達成感がすごそうです👍
今年も歩くことができました。ヒリヒリするような感覚…。パウダーのファーストトラックを滑るような、昨年初めて登った福島側飯豊ルートの剣が峰、白馬の不帰ノ嶮を登った時のような、でもちょっと違うような…。ドーパミン、アドレナリン全開なんでしょうね。 今は充実感に浸っています。
nozakiiiさんも相変わらずやっちゃってますね。守門岳に浅草岳ですか〜。お互い十分に気を付けて登り滑りましょうね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する