坊村から葛川越え経由堂満岳
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- GPS
- 05:25
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,397m
- 下り
- 1,608m
コースタイム
天候 | 空は晴れて気持ち良いです(^^)。眺望は黄砂で霞んでましたが。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
葛川越えへのルートはバリエーションになります。下が一般道なので落石をさせないことに気を使いました。長いトラバースは愚直に植林と自然林の間を辿ると道が見えます。でもやらかしましたが(^^;)。 |
写真
感想
早いもので3月も終わりそう。しかも一気に春がやってきて、気が付けば京都バス10番の運行も再開。なので久々にバスで向かい、縦走をしてみることに。以前葛川越から下ったことはありますが、登りで使ったことはないので行ってみます。
坊村までのバスは1台で全員座れる程度でした。この天気なのに意外(^^;)。もちろん道中に雪はなく、晴天の中むしろ暑いぐらいのバスの旅。そして坊村に到着。いつもはごった返すトイレも意外と人は少ないです。
明王院手前で右に折れ、まずは牛コバを目指します。誰もいないと思っていた先に、なんと釣竿を持った方がいらっしゃる。え、釣れるの?というか、そんな季節になったの(^^;)?季節の移ろいの早さに付いていけない(笑)。
さらにもう一人後ろから釣りの方が来られ、一緒に話しながら林道を歩きました。この林道歩きでお話しできるのはありがたいです(^^)。三ノ滝でお別れし、私はそこから牛コバ方面へ。今日は気温が上がりそうです。
牛コバからさらに林道を進んでいきます。その先程なく広くなったと思えば登山道に。ここからやっと山域かな。とはいえここも来る機会がないので2度目。なんか新鮮で、気持ちがいいです(^^)。まずは取り付きを目指します。
葛川越の取り付きは登山道を進んでちょっと行ったところ。倒れた道標(というか杭)の目の前のガレが取りつきになります。ようやく本日のスタート。やっと汗が出てきます(^^)。ここはすぐ下が一般道なので、とにかく落石をさせないようにするのが肝要。いないとわかっていてもさせないよう、ガレを確認しながら詰めていきます。
道っぽいわけではないガレを登ると、道が見えてきます。道は常に植林と自然林の間に付いていますので、境界を探してそこを歩けば大丈夫。順調に進んで行くも、なにやら足元が悪くなってくる。こんな悪かったっけ?いや、先に杉があるし。あの境界・・・。いや、植林の杉とちゃうんかーい(^^;)!
愚直にと自分に言い聞かせていたはずが、壁を登る羽目に(^^;)。ようやくルート復帰。登りだと角度的に道が見えにくいので、努めて上り調子で進みます。一度は通った道なので、イメージが戻ると順調に。石組のいくつかを過ぎ、広場のようになっている石切り場跡らしきところを越えると下り基調に。もうすぐ川に合流するはず。
その通り、川に合流しました。良く見渡すと、沢筋が4筋合流しているようです。そりゃ要所になりますね。石切り場の広さも納得です。正面の沢筋を登っていくつもりでしたが、左にある沢がなぜか気になる。なんか行けそう(^^)。今日はロープも持ってきていないし、そもそも葛川越を往復通すことがメインと言い聞かせて正面を登ります(^^;)。
右に左に移動しつつ登り、やがて大きな岩が登場。右からも左からも越えられそうでしたが、確か前回は右の水流のあるほうから下ったと思うので、そちらから登ることに。登った先、左からのルートも確認したところどっちでも大丈夫そうでした。
その先は旧道に合流し、それを辿れば葛川越に到着(^^)。両方向やったったぜ!とはいえここは南北縦走の最下点(?)なので、ここから烏谷山に登ります。けっこうしんどいんよね(^^;)。とはいえ今日は装備を夏(春)用に変更したので、軽いこと軽いこと(^^)。季節が変われば山は変わりますね。
烏谷山山頂手前で妙な標識を発見。いや、今までもあったはずなんですけど、こんな明瞭なルートで、しかも山頂直下にこんな標識要ります?もしやこれは中ゆりの分岐にあるようなマイナールートへの隠し表示ではあるまいか?そんなことを考える私は汚れてしまったのか(笑)。もしかしたらさっきのところから左に行けばここに出たのかな。考察するのは面白いですね(^^)。
山頂で少し休憩。なんかポカポカします。ついでに眠気まで催す始末(^^;)。まあそんな登山もありあり。蓬莱山は雪がわずかになってますね。来シーズンもよろしくお願いします。武奈ヶ岳もきれいに見えています。今日は人が多いでしょうか。
さて、隣に見える堂満岳を目指します。道中はたまに雪が残っている程度。この天気なのに誰とも会わずに南比良峠へ。堂満へ向かう前に、湖西線からいつも見える木を確認。これですね。気にしないと山で木なんて気がつかんですよね(変換難笑)。
最後の直登ですが、ただしんどいだけ(^^;)。最後のほうは道のようになっているので、辿って行きます。登山道と合流するかという地点に人がいらっしゃる。「こんにちは!」とお声がけすると、「堂満岳は向こうですか?」とのこと。私が変な方向から来たので混乱させてすみません(^^;)。もうすぐ近くが山頂です。
堂満山頂はこの時間帯では珍しく誰もおられず、静かでした。久々に出会えた山頂標識と写真を撮っていると、先ほどの方が到着されました。今日久々に登山をされたとのこと。話は盛り上がり、私にとっても目的地到着だったので、ゆっくりお話しさせていただきました。黄砂の霞はあれど、晴天で気温もいい。焦る必要はありません(^^)。ただ、雪の中から出たであろうごみや食べ残しが気になりました(^^;)。
ひとしきり今日の登山と山の話を交換させていただいたあと、下山をすることに。東稜道から帰ります。途中にあるロープの奥のルートに進み、今日はその最終まで進むことに。順調に進んでいくと、なんと林道と合流。そういや前回通った時、たまたまご一緒だった方が林道に行かれたことを思い出す。今日は登山道の出口を見つけたいとの思いで通していきます。
やがてイン谷口へ降りるルートが出現するも、そのまま通していきます。最後のほうはちょっと発散してもいましたが、イン谷口と堂満方面への分岐の手前で合流。こんなところに出るんか。なんか、ダンダ坊ルートで出た時と同じような衝撃でした(^^)。
そのまま比良駅まで歩いて終了。比良縦走は久しぶりでした。来るたびに新しい発見があるこの山域は楽しい(^^)。本日もありがとうございました。
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